不登校・引きこもりの無料相談室

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今日も、「新しいカウンセリングの方法」を述べます。

新しいカウンセリングは初回面接に大きな意味を位置づけ、４種類の質問を通してそのポイントを引き出しカウンセリングを前に進めていくのです。今日も、４種類の質問の最後の「ボクシングのロープの質問」を述べます。

なお「ボクシングのロープの質問」に、現実に圧倒されて回答できない人もいます。その人には、質問を少し変えます。それは、次のものです。

「あなたはボクシングの選手がロープにまで追い込まれてむちゃくちゃにパンチを受けてしまうような状況で、今日よくここまでこれましたね。なぜダウンしないで、負けないでここまでこれたのですか？」

そうやって、小さな解答を引き出せばいいのです。たとえば、次のものです。
「目覚まし時計の音がして、とにかく布団は出てみようと思いました。」

そこから、さらに小さな解答を引き出していきます。
「目覚まし時計の音をきっかけに今日、一日をスタートできましたね。」
「そして、ここまでくることも続けてできましたね。」

そこでまた、次のように尋ねます。
「なぜダウンしないで、負けないでここまでこれたのですか？」

次回に、さらに述べます。