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Posted by さぽろぐ運営事務局 at

2010年01月11日

新しいカウンセリングの方法 177

今日も、「新しいカウンセリングの方法」の2回目以降の面接を述べます。

初回の面接において、肯定的な変化の可能性の扉は開かれました。
2回目以降の面接は、その可能性の扉を自由で風通しの良いものにすることです。

そのために2回目の面接では、次の質問が有効です。

「この前の初めての面接から今日までのあいだに、少しでも良くなったことは何ですか?」

この回答は、大きく次の3種類に分かれます。

1:少しでも良くなったことは~~~です。
2:前と同じで、少しも変わりません。
3:逆に、前より悪くなりました。

今日も、最後の【3:逆に、前より悪くなりました】について述べます。
このように回答する人には、詳細にその理由を尋ねなければいけないことが多いのです。

そしてカウンセラーは原因の追求に向かいがちな気持ちを抑えて、その人をさらに否定的な方向に進まないように導きます。現実に最悪の結果になることもなく、踏みとどまることはできます。

それに気付かせ、最悪の結果に至らないためには次の質問が必要です。
その質問は、以下のようなものです。

「それぐらいうまくいかないときを、どうやってのり切ったのですか?」
この質問により、最悪の結果に至らないようにハンドルをきります。

いままでは最悪の方向に進みがちであった人が、それをある程度の段階でストップできた理由を尋ねています。そしてそれを自覚させるための、質問です。

次回に、さらに述べます。

  

Posted by counsellor at 15:52Comments(0)カウンセリング