さぽろぐ

健康・ダイエット  |札幌市中央区

ログインヘルプ


スポンサーリンク

上記の広告は、30日以上更新がないブログに表示されています。
新たに記事を投稿することで、広告を消すことができます。  

Posted by さぽろぐ運営事務局 at

2010年01月16日

新しいカウンセリングの方法 182

今日も、「新しいカウンセリングの方法」の2回目以降の面接を述べます。

初回の面接において、肯定的な変化の可能性の扉は開かれました。
2回目以降の面接は、その可能性の扉を自由で風通しの良いものにすることです。

そのために2回目の面接では、次の質問が有効です。

「この前の初めての面接から今日までのあいだに、少しでも良くなったことは何ですか?」

この回答は、大きく次の3種類に分かれます。

1:少しでも良くなったことは~~~です。
2:前と同じで、少しも変わりません。
3:逆に、前より悪くなりました。

今日も、最後の【3:逆に、前より悪くなりました】について述べます。
このように回答する人には、詳細にその理由を尋ねなければいけないことが多いのです。

そしてカウンセラーは原因の追求に向かいがちな気持ちを抑えて、その人をさらに否定的な方向に進まないように導きます。現実に最悪の結果になることもなく、踏みとどまることはできます。

それに気付かせ、最悪の結果に至らないためには次の質問が必要です。
その質問は、以下のようなものです。

「それぐらいうまくいかないときを、どうやってのり切ったのですか?」
この質問により、最悪の結果に至らないようにハンドルをきります。

さらに質問は、以下のものに進みます。

「それぐらいうまくいかないときをのり切るために、何が助けになりましたか?」
この質問により、最悪の結果に至らないためのハンドルをさらにしっかりときります。

そして以下の質問に、進みます。

「あなたの周囲の人は、何が助けになったというでしょうか?」
この質問により、客観化するのです。

さらに、こう尋ねてもいいです。
「それぐらいうまくいかないことが、なぜ最悪の結果にならなかったのですか?」

またさらに、こう尋ねてもいいです。

「とにかく最悪の結果にならなかったのですね。いまそれを維持するためには、どうすることが大切ですか?」

この質問により最悪の結果に至らなっかたことを、いまと将来に延長します。
これをさらに、将来に延長します。

「今の状態が1よくなったら、何がどう変わりますか?」

またさらに、こう尋ねてもいいです。

「あなたの今の状態が1よくなったら、周囲の人は何がどう変わったと言いますか?」
これは、将来の客観化です。

次回に、さらに述べます。

  

Posted by counsellor at 14:09Comments(0)カウンセリング