2010年02月25日
新しいカウンセリングの方向と目標の設定 38
今日も、「新しいカウンセリングの方向と目標の設定」述べます。
不登校や引きこもりの人に対する「新しいカウンセリングの方向と目標の設定」は、カウンセラーが『方向と目標の設定』をしないことが大切です。不登校や引きこもりの人が、自分自身で『方向と目標の設定』をします。
なお小学生の不登校では、カウンセリングは遊戯療法で行うことが多いのです。
その遊戯療法を、注意欠陥多動性障害の子供を例に述べます。
多くの場合、注意欠陥多動性障害の子供は注意の集中ができませんが、わずかに集中できる場面はあります。その場面をより深く、より広くすればいいのです。
そのときにカウンセラーを含めた周囲の人も、子供にゆっくりと対応することは大切です。
なお遊戯療法では、ゲームを行うこともあります。そのときに、注意欠陥多動性障害の子供には注意点があります。それは一つのルールでゲームを進めないで、臨機応変にルールを変えていくことです。
そのためにはオープンなゲームが、いいのです。
オープンなゲームとは、たとえば「この部屋の中にある君の好きなものを、どこかにかくしてください」というものです。その逆は、「この部屋の中にある三角のものを、どこかにかくしてください」というものです。これは、あまりよいゲームとはいえません。
前者は「この部屋の中にある君の好きなものを、どこかにかくしてください」というものですから、自分で決めて自分でできます。後者は人やルールに従うというものになりがちですから、遊戯療法としてはあまりよいゲームとはいえません。
それに前者は、臨機応変にルールを変えていくこともできます。
たとえば「この部屋の中にある君の『好きなもの』を、どこかにかくしてください」というものであれば、『君の家にもあるもの』と変えてもいいのです。なおこのように内容を変えることを、子供が自分から望むことはとても多いのです。そしてそれは、とても意味のあるものです。
次に、遊戯療法のポイントについて述べます。
遊戯療法ではカウンセラーは、子供が自分自身にとって「何を大切なこと」と考えているかを知らなければなりません。
次のポイントは、子供が自分自身にとって「誰を大切な人」と考えているかということです。
現実生活において、誰でも大切な人はいます。不登校・引きこもりの子供にもいます。
その人とのつながりを、不登校・引きこもりの子供が立ち直るためにもちいてもいいのです。
そのために、家族との面接も大切です。
次回に、さらに述べます。
不登校や引きこもりの人に対する「新しいカウンセリングの方向と目標の設定」は、カウンセラーが『方向と目標の設定』をしないことが大切です。不登校や引きこもりの人が、自分自身で『方向と目標の設定』をします。
なお小学生の不登校では、カウンセリングは遊戯療法で行うことが多いのです。
その遊戯療法を、注意欠陥多動性障害の子供を例に述べます。
多くの場合、注意欠陥多動性障害の子供は注意の集中ができませんが、わずかに集中できる場面はあります。その場面をより深く、より広くすればいいのです。
そのときにカウンセラーを含めた周囲の人も、子供にゆっくりと対応することは大切です。
なお遊戯療法では、ゲームを行うこともあります。そのときに、注意欠陥多動性障害の子供には注意点があります。それは一つのルールでゲームを進めないで、臨機応変にルールを変えていくことです。
そのためにはオープンなゲームが、いいのです。
オープンなゲームとは、たとえば「この部屋の中にある君の好きなものを、どこかにかくしてください」というものです。その逆は、「この部屋の中にある三角のものを、どこかにかくしてください」というものです。これは、あまりよいゲームとはいえません。
前者は「この部屋の中にある君の好きなものを、どこかにかくしてください」というものですから、自分で決めて自分でできます。後者は人やルールに従うというものになりがちですから、遊戯療法としてはあまりよいゲームとはいえません。
それに前者は、臨機応変にルールを変えていくこともできます。
たとえば「この部屋の中にある君の『好きなもの』を、どこかにかくしてください」というものであれば、『君の家にもあるもの』と変えてもいいのです。なおこのように内容を変えることを、子供が自分から望むことはとても多いのです。そしてそれは、とても意味のあるものです。
次に、遊戯療法のポイントについて述べます。
遊戯療法ではカウンセラーは、子供が自分自身にとって「何を大切なこと」と考えているかを知らなければなりません。
次のポイントは、子供が自分自身にとって「誰を大切な人」と考えているかということです。
現実生活において、誰でも大切な人はいます。不登校・引きこもりの子供にもいます。
その人とのつながりを、不登校・引きこもりの子供が立ち直るためにもちいてもいいのです。
そのために、家族との面接も大切です。
次回に、さらに述べます。