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Posted by さぽろぐ運営事務局 at

2010年06月08日

新しいカウンセリングの方向と目標の設定 129

今日も、「新しいカウンセリングの方向と目標の設定」を述べます。

不登校や引きこもりの人に対する「新しいカウンセリングの方向と目標の設定」は、カウンセラーが『方向と目標の設定』をしないことが大切です。不登校や引きこもりの人が、自分自身で『方向と目標の設定』をします。

現実に面接はまっすぐに進むのではなく、ほぼ最初の面接で壁にぶつかることもあります。
それは面接で、ほとんど発言しない人です。

多くの場合、新しいカウンセリングのカウンセラーは発言しないことも、その人も問題視しないでカウンセリングを進めます。そのために新しいカウンセリングでは、先ず発言しないことを誰にでもありがちなこととして伝えます。

そしてカウンセリングの深まりとともに、改善することも伝えます。そのための適切な時が、必要であることも伝えます。

それは「発言しなくてもいい」と実感されるまで、続きます。
逆に言えば、その実感こそが最大のポイントです。

「話をしなくていいんだ」ということが、こころの芯まで伝わることこそが大切です。
そのための関係性の構築が、新しいカウンセリングです。

「話をしなくていいんだ」という関係性が構築されれば、本人も話し始めます。
カウンセリングにはこのような逆説性が、常に含まれているのです。

そのために、本人がまったく話さない1時間も必要です。
その1時間、カウンセラーは親と話を進めます。
本人の興味のある話を、親と話します。嫌がる話はしません。

次回に、さらに述べます。

  

Posted by counsellor at 16:15Comments(0)カウンセリング