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2011年06月11日

新しいカウンセリングの実際のプロセス 81

お知らせ 東日本大震災の被災者及びご家族、お知り合いに被災者のいらっしゃる方のためにボランティアによる無料の電話によるこころのカウンセリングを行っております。24時間受け付けております。ご利用ください。℡03-5888-7354です。

今日も「新しいカウンセリングの実際のプロセス」について、述べてみたいと思います。
新しいカウンセリングの実践方法です。

新しいカウンセリングは、親に会うことがスタートです。
ただしその後は、3パターンに分かれます。
それは子供のみのカウンセリング、子供と親が別々のカウンセリング、子供と親合同のカウンセリングです。

今日からは、合同カウンセリングについて述べます。
子供のみのカウンセリング、子供と親が別々のカウンセリング、子供と親合同のカウンセリングのどのスタイルであっても、カウンセラーは親とコンタクトをとります。

合同カウンセリングは子供に軸足を置きながら、親とのコンタクトをより強調したものです。子供と親とカウンセラーの、三者による共同作業です。

現実に高校生ぐらいまでの年齢までは、カウンセリングに親とともに来室します。すでにそこに、子供と親とカウンセラーの三者による共同作業は行われています。

ただし高校生ぐらいの年齢では、三者によるカウンセリングは嫌がります。よって子供と親とカウンセラーの三者によるカウンセリングは、現実には中学生ぐらいまでに適応されます。

さらに中学生ぐらいまでは、大人であるカウンセラーと一対一で会うことを怖がります。特に対人関係にこだわる人は、怖がります。

そのこだわりさえも、いかすようにカウンセリングをスタートします。
それは「あなたが人と仲良くしたいからこだわり、怖がるのですね」という言葉を、用います。

このようにいっけんマイナスの要素も、プラスに変えていくことも可能です。そのためには、小さな気づかいが大切です。

さらにはいくつかの質問により、リラックスするようにリードします。その場合も、急がないことが大切です。

その質問は、気楽な質問です。
気楽にたずね、気楽に答えるものです。

その気楽な質問、気楽にたずね、気楽に答えるなかに大きな意味があるのです。
ある中学生は、「夏休みの読書感想文にどんな本を読みましたか?」という質問に、「書評は・・・・・」と答えました。この書評と言う言葉から、解決に向かっていくのです。

次回に、さらに述べます。

  

Posted by counsellor at 13:12Comments(0)カウンセリング