2012年05月02日
新しいカウンセリングの実際のプロセス 192
お知らせ 東日本大震災の被災者及びご家族、お知り合いに被災者のいらっしゃる方のためにボランティアによる無料の電話によるこころのカウンセリングを行っております。24時間受け付けております。ご利用ください。℡03-5888-7354です。
今日も「新しいカウンセリングの実際のプロセス」について、述べてみたいと思います。
新しいカウンセリングの実践方法です。
不登校、引きこもりの人は、自然な気持ちの流れが妨げられているのです。
よってカウンセリングを通して子供は、親の一面的な見かたから解放されることが大切です。
その結果、損失された「むじゃきさ」が取り戻せれば不登校、引きこもりの改善に大きく進んでいきます。そしてそれは同時に、自己確立でもあるのです。
次にどこの家庭にもある日常的な問題として「母親と子供の掃除における対立」を、モデルに述べます。このようなことは、どこの家庭にもある日常的な問題です。しかしとても、深い問題も含まれています。
モデルは高校1年生の男子生徒と、母親です。
掃除の問題は男の子と、お母さんにとても多いものです。
この高校1年生の男子生徒は、自分のひまなあき時間に掃除をしたいのです。
母親は、いますぐ掃除をさせたいのです。
ここから次のことは、導き出されます。
「お母さんは、ぼくのつごうもわかってほしい」
母親は逆に「私のこともわかってほしい」となります。
ここで大切なことは、お互いに「わかってほしい」のです。
このお互いに「わかってほしい」を、もう少し掘り下げると次のようになります。それはお互いに「わかりあいたい」のです。
このお互いに「わかりあいたい」は、いまから回りしています。このから回りを正すのが、カウンセリングの役割です。
この場合も、カウンセラーと母親、本人によるカウンセリングはスタートしました。
前に問題解決を構築する、カウンセリングです。
そこでこの高校1年生の男子生徒に、カウンセラーは次のようにたずねました。
「君の気持ちを、お母さんが分かってくれたらいまとどう変わります?」
それに対してこの男子生徒は、こう答えました。
「自分に、もっと優しくなれると思います。」
この「自分に優しくなる」ということは、とても大切です。
不登校や引きこもりの人は、「自分に優しくなれない」のです。
自己破壊的なのです。
その自己破壊的な姿勢が、ソフトな姿勢に変わるだけで大きな前進です。
さらに高校生は、かんじんかなめなことをこう、述べました。多くの場合、男子中高生はかんじんかなめなことは母親に語りたがらないものです。
「お母さんが言うほど、僕は部屋をちらかしていない・・・」
さらに、こう続けました。
「お母さんは茶わんを洗いなさいと言うけれど、パンを食べて茶わんを使わないこともあるし・・・」
カウンセラーはそれにたいして、こう述べました。
「お母さんの言っていることも、話のすじが通らないことがあるの・・・」
お互いに「わかってほしい」や、「わかりあいたい」ということの壁は、「話のすじが通らない」ことであることが明確化しています。
よって本当の問題は、「話のすじが通らない」ことにあります。
この高校生にとって「お母さんに分かってほしい」のは、より具体的には母親の「話のすじが通らない」ことにあります。
さらに、述べます。
今日も「新しいカウンセリングの実際のプロセス」について、述べてみたいと思います。
新しいカウンセリングの実践方法です。
不登校、引きこもりの人は、自然な気持ちの流れが妨げられているのです。
よってカウンセリングを通して子供は、親の一面的な見かたから解放されることが大切です。
その結果、損失された「むじゃきさ」が取り戻せれば不登校、引きこもりの改善に大きく進んでいきます。そしてそれは同時に、自己確立でもあるのです。
次にどこの家庭にもある日常的な問題として「母親と子供の掃除における対立」を、モデルに述べます。このようなことは、どこの家庭にもある日常的な問題です。しかしとても、深い問題も含まれています。
モデルは高校1年生の男子生徒と、母親です。
掃除の問題は男の子と、お母さんにとても多いものです。
この高校1年生の男子生徒は、自分のひまなあき時間に掃除をしたいのです。
母親は、いますぐ掃除をさせたいのです。
ここから次のことは、導き出されます。
「お母さんは、ぼくのつごうもわかってほしい」
母親は逆に「私のこともわかってほしい」となります。
ここで大切なことは、お互いに「わかってほしい」のです。
このお互いに「わかってほしい」を、もう少し掘り下げると次のようになります。それはお互いに「わかりあいたい」のです。
このお互いに「わかりあいたい」は、いまから回りしています。このから回りを正すのが、カウンセリングの役割です。
この場合も、カウンセラーと母親、本人によるカウンセリングはスタートしました。
前に問題解決を構築する、カウンセリングです。
そこでこの高校1年生の男子生徒に、カウンセラーは次のようにたずねました。
「君の気持ちを、お母さんが分かってくれたらいまとどう変わります?」
それに対してこの男子生徒は、こう答えました。
「自分に、もっと優しくなれると思います。」
この「自分に優しくなる」ということは、とても大切です。
不登校や引きこもりの人は、「自分に優しくなれない」のです。
自己破壊的なのです。
その自己破壊的な姿勢が、ソフトな姿勢に変わるだけで大きな前進です。
さらに高校生は、かんじんかなめなことをこう、述べました。多くの場合、男子中高生はかんじんかなめなことは母親に語りたがらないものです。
「お母さんが言うほど、僕は部屋をちらかしていない・・・」
さらに、こう続けました。
「お母さんは茶わんを洗いなさいと言うけれど、パンを食べて茶わんを使わないこともあるし・・・」
カウンセラーはそれにたいして、こう述べました。
「お母さんの言っていることも、話のすじが通らないことがあるの・・・」
お互いに「わかってほしい」や、「わかりあいたい」ということの壁は、「話のすじが通らない」ことであることが明確化しています。
よって本当の問題は、「話のすじが通らない」ことにあります。
この高校生にとって「お母さんに分かってほしい」のは、より具体的には母親の「話のすじが通らない」ことにあります。
さらに、述べます。