2014年03月01日
大きな困難を持つ子供のカウンセリング 64
お知らせ 東日本大震災の被災者及びご家族、お知り合いに被災者のいらっしゃる方のためにボランティアによる無料の電話によるこころのカウンセリングを行っております。24時間受け付けております。ご利用ください。℡03-5888-7354です。
今日も「大きな困難を持つ子供のカウンセリング」を述べます。
カウンセリングにより子供がより美しく生きだすためには、とにかく前に問題解決を進めることです。
問題解決を、構築していくことです。
これがカウンセリングにより、子供がより美しく生きだすためのポイントです。
前に進むことこそが、真の解決です。
子供は成長段階にいます。よって成長こそが、強調されます。
その子の長所を、先ず発見することです。
次にその長所を、育むことです。
ここに子供のカウンセリングの持つ、特殊性があります。
その特殊性とは、子供の成長はカウンセリングの追い風になると言うことです。
当然、子供の人間性をすべて把握することはできません。
長所のみを把握すればよいのです。
長所のみを把握して、子供の成長という追い風に乗せます。
その追い風は、すべてを前に進めます。
上げ潮は、すべてを押し上げます。
これが子供のカウンセリングの持つ、特殊性です。
そのためにカウンセリングには、それほど科学的な客観性は必要ではありません。
子供とのこころの関係性が、大切です。
カウンセラーと子供との相互作用により、現実のカウンセリングは進められます。
そうやってこころの結びつきを、育むのです。
先ずその子なりの「うり」を、発見することが大切です。
その子にしかできない長所、「うり」を発見することです。
次にカウンセラーは、その「うり」を子供とともに大切に育むのです。
そうすればカウンセラーと子供の結びつきは、真のものになっていきます。
カウンセラーと子供の結びつきが真のものになればなるほど、真の子供の姿が浮かび上がります。
子供はいきいきとしてきます。
カウンセラーは子供を、勇気付けることです。
はげまし、応援することです。
そうすれば、子供はさらに協力的になります。
ベストの姿を、現してきます。
ただしけっして、子供のマイナスな性格傾向を無視するものではありません。
多くの場合、プラスを強調してカウンセリングを行う方が効果的なのです。
ただしまれにその子にしかできない長所、「うり」を発見できない子供もいます。
そのときは、工夫も必要です。
多くの場合、長所の見つからない子供は、母親に不安感が強いのです。
その不安を感じて面接室で萎縮して、のびのびできないのです。
この場合は母親と、子供の面接を別々に行うことです。
そうすれば、面接はスムーズに進みます。
それに親とケンカをして、面接に来ることもあります。
このように親子関係が直接、面接に入り込んでくることは避けなければいけません。
そのために、母親と子供の面接を別々に行います。
しかしカウンセリングが深まったら、母親と子供が同席の面接も可能になりますし、かつ必要です。
それに父親と兄弟の同席の面接も可能になりますし、かつ必要です。
すなわち家族全員の面接も可能であり、かつ必要です。
現在、カウンセリングは家族全員の面接を含んだものに変わってきています。
特に子供のカウンセリングでは、家族全員の面接は強調されています。
個人のみのカウンセリングでは、カウンセラーもその人だけしか把握できません。
家族全員を把握することの大切さが最近、強調されてきています。
そこにファミリー・カウンセリングが生まれたのです。
東京大学の中釜先生は、ファミリー・カウンセリングによる心理療法の統合を提起しています。
これからのカウンセリングは、統合されていくでしょう。
おそらくその中でファミリー・カウンセリング、家族療法は重要な位置をしめるでしょう。
大きな困難を持つ子供をモデルに、ファミリー・カウンセリングによる心理療法の統合を述べたいと思います。小学校一年生の女子児童です。
この子は、落ち着きがありません。
小学校入学前から落ち着きがありませんでした。
落ち着きのなさゆえに、困ったことをします。
家庭では、両親のじゃまをします。
小学校入学でも、落ち着きのなさゆえに困ったことをします。
先生のじゃまをします。
そこで先生と話し合い、カウンセリングを受けることになりました。
カウンセラーは前に解決を構築することを軸に、カウンセリングをスタートしました。
ただし前に解決を構築するといっても、手さぐりではできません。
手がかりは必要です。
そこでカウンセラーは、母親から家庭での生活について尋ねました。
なお子供のカウンセリングには母親が参加することは多く、父親はまれです。
この子も、そうでした。
特にカウンセリングの初期は、母親のみの参加は多いのです。
しかしアメリカでは、父親も初期から参加します。
これは日米の、文化差です。
米国では日本よりも、子育てに父親も参加します。
カウンセリングに父親の参加が得られれば、よりスムーズにカウンセリングは進みます。
父親の参加はカウンセリング成功の、大きなポイントです。
母親から家庭での生活について尋ねると、次のことが分かりました。
両親が話し始めると、仲に入ってきます。
話にわり込むのです。
学校でも、先生の話にわり込みます。
話にわり込めば、当然「わり込むな」となります。
このくり返しです。
さらに、述べます。
今日も「大きな困難を持つ子供のカウンセリング」を述べます。
カウンセリングにより子供がより美しく生きだすためには、とにかく前に問題解決を進めることです。
問題解決を、構築していくことです。
これがカウンセリングにより、子供がより美しく生きだすためのポイントです。
前に進むことこそが、真の解決です。
子供は成長段階にいます。よって成長こそが、強調されます。
その子の長所を、先ず発見することです。
次にその長所を、育むことです。
ここに子供のカウンセリングの持つ、特殊性があります。
その特殊性とは、子供の成長はカウンセリングの追い風になると言うことです。
当然、子供の人間性をすべて把握することはできません。
長所のみを把握すればよいのです。
長所のみを把握して、子供の成長という追い風に乗せます。
その追い風は、すべてを前に進めます。
上げ潮は、すべてを押し上げます。
これが子供のカウンセリングの持つ、特殊性です。
そのためにカウンセリングには、それほど科学的な客観性は必要ではありません。
子供とのこころの関係性が、大切です。
カウンセラーと子供との相互作用により、現実のカウンセリングは進められます。
そうやってこころの結びつきを、育むのです。
先ずその子なりの「うり」を、発見することが大切です。
その子にしかできない長所、「うり」を発見することです。
次にカウンセラーは、その「うり」を子供とともに大切に育むのです。
そうすればカウンセラーと子供の結びつきは、真のものになっていきます。
カウンセラーと子供の結びつきが真のものになればなるほど、真の子供の姿が浮かび上がります。
子供はいきいきとしてきます。
カウンセラーは子供を、勇気付けることです。
はげまし、応援することです。
そうすれば、子供はさらに協力的になります。
ベストの姿を、現してきます。
ただしけっして、子供のマイナスな性格傾向を無視するものではありません。
多くの場合、プラスを強調してカウンセリングを行う方が効果的なのです。
ただしまれにその子にしかできない長所、「うり」を発見できない子供もいます。
そのときは、工夫も必要です。
多くの場合、長所の見つからない子供は、母親に不安感が強いのです。
その不安を感じて面接室で萎縮して、のびのびできないのです。
この場合は母親と、子供の面接を別々に行うことです。
そうすれば、面接はスムーズに進みます。
それに親とケンカをして、面接に来ることもあります。
このように親子関係が直接、面接に入り込んでくることは避けなければいけません。
そのために、母親と子供の面接を別々に行います。
しかしカウンセリングが深まったら、母親と子供が同席の面接も可能になりますし、かつ必要です。
それに父親と兄弟の同席の面接も可能になりますし、かつ必要です。
すなわち家族全員の面接も可能であり、かつ必要です。
現在、カウンセリングは家族全員の面接を含んだものに変わってきています。
特に子供のカウンセリングでは、家族全員の面接は強調されています。
個人のみのカウンセリングでは、カウンセラーもその人だけしか把握できません。
家族全員を把握することの大切さが最近、強調されてきています。
そこにファミリー・カウンセリングが生まれたのです。
東京大学の中釜先生は、ファミリー・カウンセリングによる心理療法の統合を提起しています。
これからのカウンセリングは、統合されていくでしょう。
おそらくその中でファミリー・カウンセリング、家族療法は重要な位置をしめるでしょう。
大きな困難を持つ子供をモデルに、ファミリー・カウンセリングによる心理療法の統合を述べたいと思います。小学校一年生の女子児童です。
この子は、落ち着きがありません。
小学校入学前から落ち着きがありませんでした。
落ち着きのなさゆえに、困ったことをします。
家庭では、両親のじゃまをします。
小学校入学でも、落ち着きのなさゆえに困ったことをします。
先生のじゃまをします。
そこで先生と話し合い、カウンセリングを受けることになりました。
カウンセラーは前に解決を構築することを軸に、カウンセリングをスタートしました。
ただし前に解決を構築するといっても、手さぐりではできません。
手がかりは必要です。
そこでカウンセラーは、母親から家庭での生活について尋ねました。
なお子供のカウンセリングには母親が参加することは多く、父親はまれです。
この子も、そうでした。
特にカウンセリングの初期は、母親のみの参加は多いのです。
しかしアメリカでは、父親も初期から参加します。
これは日米の、文化差です。
米国では日本よりも、子育てに父親も参加します。
カウンセリングに父親の参加が得られれば、よりスムーズにカウンセリングは進みます。
父親の参加はカウンセリング成功の、大きなポイントです。
母親から家庭での生活について尋ねると、次のことが分かりました。
両親が話し始めると、仲に入ってきます。
話にわり込むのです。
学校でも、先生の話にわり込みます。
話にわり込めば、当然「わり込むな」となります。
このくり返しです。
さらに、述べます。
2014年03月02日
大きな困難を持つ子供のカウンセリング 65
お知らせ 東日本大震災の被災者及びご家族、お知り合いに被災者のいらっしゃる方のためにボランティアによる無料の電話によるこころのカウンセリングを行っております。24時間受け付けております。ご利用ください。℡03-5888-7354です。
今日も「大きな困難を持つ子供のカウンセリング」を述べます。
カウンセリングにより子供がより美しく生きだすためには、とにかく前に問題解決を進めることです。
問題解決を、構築していくことです。
これがカウンセリングにより、子供がより美しく生きだすためのポイントです。
前に進むことこそが、真の解決です。
子供は成長段階にいます。よって成長こそが、強調されます。
その子の長所を、先ず発見することです。
次にその長所を、育むことです。
ここに子供のカウンセリングの持つ、特殊性があります。
その特殊性とは、子供の成長はカウンセリングの追い風になると言うことです。
当然、子供の人間性をすべて把握することはできません。
長所のみを把握すればよいのです。
長所のみを把握して、子供の成長という追い風に乗せます。
その追い風は、すべてを前に進めます。
上げ潮は、すべてを押し上げます。
これが子供のカウンセリングの持つ、特殊性です。
そのためにカウンセリングには、それほど科学的な客観性は必要ではありません。
子供とのこころの関係性が、大切です。
カウンセラーと子供との相互作用により、現実のカウンセリングは進められます。
そうやってこころの結びつきを、育むのです。
先ずその子なりの「うり」を、発見することが大切です。
その子にしかできない長所、「うり」を発見することです。
次にカウンセラーは、その「うり」を子供とともに大切に育むのです。
そうすればカウンセラーと子供の結びつきは、真のものになっていきます。
カウンセラーと子供の結びつきが真のものになればなるほど、真の子供の姿が浮かび上がります。
子供はいきいきとしてきます。
カウンセラーは子供を、勇気付けることです。
はげまし、応援することです。
そうすれば、子供はさらに協力的になります。
ベストの姿を、現してきます。
ただしけっして、子供のマイナスな性格傾向を無視するものではありません。
多くの場合、プラスを強調してカウンセリングを行う方が効果的なのです。
ただしまれにその子にしかできない長所、「うり」を発見できない子供もいます。
そのときは、工夫も必要です。
多くの場合、長所の見つからない子供は、母親に不安感が強いのです。
その不安を感じて面接室で萎縮して、のびのびできないのです。
この場合は母親と、子供の面接を別々に行うことです。
そうすれば、面接はスムーズに進みます。
それに親とケンカをして、面接に来ることもあります。
このように親子関係が直接、面接に入り込んでくることは避けなければいけません。
そのために、母親と子供の面接を別々に行います。
しかしカウンセリングが深まったら、母親と子供が同席の面接も可能になりますし、かつ必要です。
それに父親と兄弟の同席の面接も可能になりますし、かつ必要です。
すなわち家族全員の面接も可能であり、かつ必要です。
現在、カウンセリングは家族全員の面接を含んだものに変わってきています。
特に子供のカウンセリングでは、家族全員の面接は強調されています。
個人のみのカウンセリングでは、カウンセラーもその人だけしか把握できません。
家族全員を把握することの大切さが最近、強調されてきています。
そこにファミリー・カウンセリングが生まれたのです。
東京大学の中釜先生は、ファミリー・カウンセリングによる心理療法の統合を提起しています。
これからのカウンセリングは、統合されていくでしょう。
おそらくその中でファミリー・カウンセリング、家族療法は重要な位置をしめるでしょう。
大きな困難を持つ子供をモデルに、ファミリー・カウンセリングによる心理療法の統合を述べたいと思います。小学校一年生の女子児童です。
この子は、落ち着きがありません。
小学校入学前から落ち着きがありませんでした。
落ち着きのなさゆえに、困ったことをします。
家庭では、両親のじゃまをします。
小学校入学でも、落ち着きのなさゆえに困ったことをします。
先生のじゃまをします。
そこで先生と話し合い、カウンセリングを受けることになりました。
カウンセラーは前に解決を構築することを軸に、カウンセリングをスタートしました。
ただし前に解決を構築するといっても、手さぐりではできません。
手がかりは必要です。
そこでカウンセラーは、母親から家庭での生活について尋ねました。
なお子供のカウンセリングには母親が参加することは多く、父親はまれです。
この子も、そうでした。
特にカウンセリングの初期は、母親のみの参加は多いのです。
しかしアメリカでは、父親も初期から参加します。
これは日米の、文化差です。
米国では日本よりも、子育てに父親も参加します。
カウンセリングに父親の参加が得られれば、よりスムーズにカウンセリングは進みます。
父親の参加はカウンセリング成功の、大きなポイントです。
母親から家庭での生活について尋ねると、次のことが分かりました。
両親が話し始めると、仲に入ってきます。
話にわり込むのです。
学校でも、先生の話にわり込みます。
話にわり込めば、当然「わり込むな」となります。
このくり返しです。
多くの場合、わり込みは不安の表現です。
不安を、わり込みで表現しています。
さらに、述べます。
今日も「大きな困難を持つ子供のカウンセリング」を述べます。
カウンセリングにより子供がより美しく生きだすためには、とにかく前に問題解決を進めることです。
問題解決を、構築していくことです。
これがカウンセリングにより、子供がより美しく生きだすためのポイントです。
前に進むことこそが、真の解決です。
子供は成長段階にいます。よって成長こそが、強調されます。
その子の長所を、先ず発見することです。
次にその長所を、育むことです。
ここに子供のカウンセリングの持つ、特殊性があります。
その特殊性とは、子供の成長はカウンセリングの追い風になると言うことです。
当然、子供の人間性をすべて把握することはできません。
長所のみを把握すればよいのです。
長所のみを把握して、子供の成長という追い風に乗せます。
その追い風は、すべてを前に進めます。
上げ潮は、すべてを押し上げます。
これが子供のカウンセリングの持つ、特殊性です。
そのためにカウンセリングには、それほど科学的な客観性は必要ではありません。
子供とのこころの関係性が、大切です。
カウンセラーと子供との相互作用により、現実のカウンセリングは進められます。
そうやってこころの結びつきを、育むのです。
先ずその子なりの「うり」を、発見することが大切です。
その子にしかできない長所、「うり」を発見することです。
次にカウンセラーは、その「うり」を子供とともに大切に育むのです。
そうすればカウンセラーと子供の結びつきは、真のものになっていきます。
カウンセラーと子供の結びつきが真のものになればなるほど、真の子供の姿が浮かび上がります。
子供はいきいきとしてきます。
カウンセラーは子供を、勇気付けることです。
はげまし、応援することです。
そうすれば、子供はさらに協力的になります。
ベストの姿を、現してきます。
ただしけっして、子供のマイナスな性格傾向を無視するものではありません。
多くの場合、プラスを強調してカウンセリングを行う方が効果的なのです。
ただしまれにその子にしかできない長所、「うり」を発見できない子供もいます。
そのときは、工夫も必要です。
多くの場合、長所の見つからない子供は、母親に不安感が強いのです。
その不安を感じて面接室で萎縮して、のびのびできないのです。
この場合は母親と、子供の面接を別々に行うことです。
そうすれば、面接はスムーズに進みます。
それに親とケンカをして、面接に来ることもあります。
このように親子関係が直接、面接に入り込んでくることは避けなければいけません。
そのために、母親と子供の面接を別々に行います。
しかしカウンセリングが深まったら、母親と子供が同席の面接も可能になりますし、かつ必要です。
それに父親と兄弟の同席の面接も可能になりますし、かつ必要です。
すなわち家族全員の面接も可能であり、かつ必要です。
現在、カウンセリングは家族全員の面接を含んだものに変わってきています。
特に子供のカウンセリングでは、家族全員の面接は強調されています。
個人のみのカウンセリングでは、カウンセラーもその人だけしか把握できません。
家族全員を把握することの大切さが最近、強調されてきています。
そこにファミリー・カウンセリングが生まれたのです。
東京大学の中釜先生は、ファミリー・カウンセリングによる心理療法の統合を提起しています。
これからのカウンセリングは、統合されていくでしょう。
おそらくその中でファミリー・カウンセリング、家族療法は重要な位置をしめるでしょう。
大きな困難を持つ子供をモデルに、ファミリー・カウンセリングによる心理療法の統合を述べたいと思います。小学校一年生の女子児童です。
この子は、落ち着きがありません。
小学校入学前から落ち着きがありませんでした。
落ち着きのなさゆえに、困ったことをします。
家庭では、両親のじゃまをします。
小学校入学でも、落ち着きのなさゆえに困ったことをします。
先生のじゃまをします。
そこで先生と話し合い、カウンセリングを受けることになりました。
カウンセラーは前に解決を構築することを軸に、カウンセリングをスタートしました。
ただし前に解決を構築するといっても、手さぐりではできません。
手がかりは必要です。
そこでカウンセラーは、母親から家庭での生活について尋ねました。
なお子供のカウンセリングには母親が参加することは多く、父親はまれです。
この子も、そうでした。
特にカウンセリングの初期は、母親のみの参加は多いのです。
しかしアメリカでは、父親も初期から参加します。
これは日米の、文化差です。
米国では日本よりも、子育てに父親も参加します。
カウンセリングに父親の参加が得られれば、よりスムーズにカウンセリングは進みます。
父親の参加はカウンセリング成功の、大きなポイントです。
母親から家庭での生活について尋ねると、次のことが分かりました。
両親が話し始めると、仲に入ってきます。
話にわり込むのです。
学校でも、先生の話にわり込みます。
話にわり込めば、当然「わり込むな」となります。
このくり返しです。
多くの場合、わり込みは不安の表現です。
不安を、わり込みで表現しています。
さらに、述べます。
2014年03月03日
大きな困難を持つ子供のカウンセリング 66
お知らせ 東日本大震災の被災者及びご家族、お知り合いに被災者のいらっしゃる方のためにボランティアによる無料の電話によるこころのカウンセリングを行っております。24時間受け付けております。ご利用ください。℡03-5888-7354です。
今日も「大きな困難を持つ子供のカウンセリング」を述べます。
カウンセリングにより子供がより美しく生きだすためには、とにかく前に問題解決を進めることです。
問題解決を、構築していくことです。
これがカウンセリングにより、子供がより美しく生きだすためのポイントです。
前に進むことこそが、真の解決です。
子供は成長段階にいます。よって成長こそが、強調されます。
その子の長所を、先ず発見することです。
次にその長所を、育むことです。
ここに子供のカウンセリングの持つ、特殊性があります。
その特殊性とは、子供の成長はカウンセリングの追い風になると言うことです。
当然、子供の人間性をすべて把握することはできません。
長所のみを把握すればよいのです。
長所のみを把握して、子供の成長という追い風に乗せます。
その追い風は、すべてを前に進めます。
上げ潮は、すべてを押し上げます。
これが子供のカウンセリングの持つ、特殊性です。
そのためにカウンセリングには、それほど科学的な客観性は必要ではありません。
子供とのこころの関係性が、大切です。
カウンセラーと子供との相互作用により、現実のカウンセリングは進められます。
そうやってこころの結びつきを、育むのです。
先ずその子なりの「うり」を、発見することが大切です。
その子にしかできない長所、「うり」を発見することです。
次にカウンセラーは、その「うり」を子供とともに大切に育むのです。
そうすればカウンセラーと子供の結びつきは、真のものになっていきます。
カウンセラーと子供の結びつきが真のものになればなるほど、真の子供の姿が浮かび上がります。
子供はいきいきとしてきます。
カウンセラーは子供を、勇気付けることです。
はげまし、応援することです。
そうすれば、子供はさらに協力的になります。
ベストの姿を、現してきます。
ただしけっして、子供のマイナスな性格傾向を無視するものではありません。
多くの場合、プラスを強調してカウンセリングを行う方が効果的なのです。
ただしまれにその子にしかできない長所、「うり」を発見できない子供もいます。
そのときは、工夫も必要です。
多くの場合、長所の見つからない子供は、母親に不安感が強いのです。
その不安を感じて面接室で萎縮して、のびのびできないのです。
この場合は母親と、子供の面接を別々に行うことです。
そうすれば、面接はスムーズに進みます。
それに親とケンカをして、面接に来ることもあります。
このように親子関係が直接、面接に入り込んでくることは避けなければいけません。
そのために、母親と子供の面接を別々に行います。
しかしカウンセリングが深まったら、母親と子供が同席の面接も可能になりますし、かつ必要です。
それに父親と兄弟の同席の面接も可能になりますし、かつ必要です。
すなわち家族全員の面接も可能であり、かつ必要です。
現在、カウンセリングは家族全員の面接を含んだものに変わってきています。
特に子供のカウンセリングでは、家族全員の面接は強調されています。
個人のみのカウンセリングでは、カウンセラーもその人だけしか把握できません。
家族全員を把握することの大切さが最近、強調されてきています。
そこにファミリー・カウンセリングが生まれたのです。
東京大学の中釜先生は、ファミリー・カウンセリングによる心理療法の統合を提起しています。
これからのカウンセリングは、統合されていくでしょう。
おそらくその中でファミリー・カウンセリング、家族療法は重要な位置をしめるでしょう。
大きな困難を持つ子供をモデルに、ファミリー・カウンセリングによる心理療法の統合を述べたいと思います。小学校一年生の女子児童です。
この子は、落ち着きがありません。
小学校入学前から落ち着きがありませんでした。
落ち着きのなさゆえに、困ったことをします。
家庭では、両親のじゃまをします。
小学校入学でも、落ち着きのなさゆえに困ったことをします。
先生のじゃまをします。
そこで先生と話し合い、カウンセリングを受けることになりました。
カウンセラーは前に解決を構築することを軸に、カウンセリングをスタートしました。
ただし前に解決を構築するといっても、手さぐりではできません。
手がかりは必要です。
そこでカウンセラーは、母親から家庭での生活について尋ねました。
なお子供のカウンセリングには母親が参加することは多く、父親はまれです。
この子も、そうでした。
特にカウンセリングの初期は、母親のみの参加は多いのです。
しかしアメリカでは、父親も初期から参加します。
これは日米の、文化差です。
米国では日本よりも、子育てに父親も参加します。
カウンセリングに父親の参加が得られれば、よりスムーズにカウンセリングは進みます。
父親の参加はカウンセリング成功の、大きなポイントです。
母親から家庭での生活について尋ねると、次のことが分かりました。
両親が話し始めると、仲に入ってきます。
話にわり込むのです。
学校でも、先生の話にわり込みます。
話にわり込めば、当然「わり込むな」となります。
このくり返しです。
多くの場合、わり込みは不安の表現です。
不安を、わり込みで表現しています。
わり込みにより、自分の居場所を確保しています。
それぐらい、居場所のない不安のなかにいるのです。
さらに、述べます。
今日も「大きな困難を持つ子供のカウンセリング」を述べます。
カウンセリングにより子供がより美しく生きだすためには、とにかく前に問題解決を進めることです。
問題解決を、構築していくことです。
これがカウンセリングにより、子供がより美しく生きだすためのポイントです。
前に進むことこそが、真の解決です。
子供は成長段階にいます。よって成長こそが、強調されます。
その子の長所を、先ず発見することです。
次にその長所を、育むことです。
ここに子供のカウンセリングの持つ、特殊性があります。
その特殊性とは、子供の成長はカウンセリングの追い風になると言うことです。
当然、子供の人間性をすべて把握することはできません。
長所のみを把握すればよいのです。
長所のみを把握して、子供の成長という追い風に乗せます。
その追い風は、すべてを前に進めます。
上げ潮は、すべてを押し上げます。
これが子供のカウンセリングの持つ、特殊性です。
そのためにカウンセリングには、それほど科学的な客観性は必要ではありません。
子供とのこころの関係性が、大切です。
カウンセラーと子供との相互作用により、現実のカウンセリングは進められます。
そうやってこころの結びつきを、育むのです。
先ずその子なりの「うり」を、発見することが大切です。
その子にしかできない長所、「うり」を発見することです。
次にカウンセラーは、その「うり」を子供とともに大切に育むのです。
そうすればカウンセラーと子供の結びつきは、真のものになっていきます。
カウンセラーと子供の結びつきが真のものになればなるほど、真の子供の姿が浮かび上がります。
子供はいきいきとしてきます。
カウンセラーは子供を、勇気付けることです。
はげまし、応援することです。
そうすれば、子供はさらに協力的になります。
ベストの姿を、現してきます。
ただしけっして、子供のマイナスな性格傾向を無視するものではありません。
多くの場合、プラスを強調してカウンセリングを行う方が効果的なのです。
ただしまれにその子にしかできない長所、「うり」を発見できない子供もいます。
そのときは、工夫も必要です。
多くの場合、長所の見つからない子供は、母親に不安感が強いのです。
その不安を感じて面接室で萎縮して、のびのびできないのです。
この場合は母親と、子供の面接を別々に行うことです。
そうすれば、面接はスムーズに進みます。
それに親とケンカをして、面接に来ることもあります。
このように親子関係が直接、面接に入り込んでくることは避けなければいけません。
そのために、母親と子供の面接を別々に行います。
しかしカウンセリングが深まったら、母親と子供が同席の面接も可能になりますし、かつ必要です。
それに父親と兄弟の同席の面接も可能になりますし、かつ必要です。
すなわち家族全員の面接も可能であり、かつ必要です。
現在、カウンセリングは家族全員の面接を含んだものに変わってきています。
特に子供のカウンセリングでは、家族全員の面接は強調されています。
個人のみのカウンセリングでは、カウンセラーもその人だけしか把握できません。
家族全員を把握することの大切さが最近、強調されてきています。
そこにファミリー・カウンセリングが生まれたのです。
東京大学の中釜先生は、ファミリー・カウンセリングによる心理療法の統合を提起しています。
これからのカウンセリングは、統合されていくでしょう。
おそらくその中でファミリー・カウンセリング、家族療法は重要な位置をしめるでしょう。
大きな困難を持つ子供をモデルに、ファミリー・カウンセリングによる心理療法の統合を述べたいと思います。小学校一年生の女子児童です。
この子は、落ち着きがありません。
小学校入学前から落ち着きがありませんでした。
落ち着きのなさゆえに、困ったことをします。
家庭では、両親のじゃまをします。
小学校入学でも、落ち着きのなさゆえに困ったことをします。
先生のじゃまをします。
そこで先生と話し合い、カウンセリングを受けることになりました。
カウンセラーは前に解決を構築することを軸に、カウンセリングをスタートしました。
ただし前に解決を構築するといっても、手さぐりではできません。
手がかりは必要です。
そこでカウンセラーは、母親から家庭での生活について尋ねました。
なお子供のカウンセリングには母親が参加することは多く、父親はまれです。
この子も、そうでした。
特にカウンセリングの初期は、母親のみの参加は多いのです。
しかしアメリカでは、父親も初期から参加します。
これは日米の、文化差です。
米国では日本よりも、子育てに父親も参加します。
カウンセリングに父親の参加が得られれば、よりスムーズにカウンセリングは進みます。
父親の参加はカウンセリング成功の、大きなポイントです。
母親から家庭での生活について尋ねると、次のことが分かりました。
両親が話し始めると、仲に入ってきます。
話にわり込むのです。
学校でも、先生の話にわり込みます。
話にわり込めば、当然「わり込むな」となります。
このくり返しです。
多くの場合、わり込みは不安の表現です。
不安を、わり込みで表現しています。
わり込みにより、自分の居場所を確保しています。
それぐらい、居場所のない不安のなかにいるのです。
さらに、述べます。
2014年03月04日
大きな困難を持つ子供のカウンセリング 67
お知らせ 東日本大震災の被災者及びご家族、お知り合いに被災者のいらっしゃる方のためにボランティアによる無料の電話によるこころのカウンセリングを行っております。24時間受け付けております。ご利用ください。℡03-5888-7354です。
今日も「大きな困難を持つ子供のカウンセリング」を述べます。
カウンセリングにより子供がより美しく生きだすためには、とにかく前に問題解決を進めることです。
問題解決を、構築していくことです。
これがカウンセリングにより、子供がより美しく生きだすためのポイントです。
前に進むことこそが、真の解決です。
子供は成長段階にいます。よって成長こそが、強調されます。
その子の長所を、先ず発見することです。
次にその長所を、育むことです。
ここに子供のカウンセリングの持つ、特殊性があります。
その特殊性とは、子供の成長はカウンセリングの追い風になると言うことです。
当然、子供の人間性をすべて把握することはできません。
長所のみを把握すればよいのです。
長所のみを把握して、子供の成長という追い風に乗せます。
その追い風は、すべてを前に進めます。
上げ潮は、すべてを押し上げます。
これが子供のカウンセリングの持つ、特殊性です。
そのためにカウンセリングには、それほど科学的な客観性は必要ではありません。
子供とのこころの関係性が、大切です。
カウンセラーと子供との相互作用により、現実のカウンセリングは進められます。
そうやってこころの結びつきを、育むのです。
先ずその子なりの「うり」を、発見することが大切です。
その子にしかできない長所、「うり」を発見することです。
次にカウンセラーは、その「うり」を子供とともに大切に育むのです。
そうすればカウンセラーと子供の結びつきは、真のものになっていきます。
カウンセラーと子供の結びつきが真のものになればなるほど、真の子供の姿が浮かび上がります。
子供はいきいきとしてきます。
カウンセラーは子供を、勇気付けることです。
はげまし、応援することです。
そうすれば、子供はさらに協力的になります。
ベストの姿を、現してきます。
ただしけっして、子供のマイナスな性格傾向を無視するものではありません。
多くの場合、プラスを強調してカウンセリングを行う方が効果的なのです。
ただしまれにその子にしかできない長所、「うり」を発見できない子供もいます。
そのときは、工夫も必要です。
多くの場合、長所の見つからない子供は、母親に不安感が強いのです。
その不安を感じて面接室で萎縮して、のびのびできないのです。
この場合は母親と、子供の面接を別々に行うことです。
そうすれば、面接はスムーズに進みます。
それに親とケンカをして、面接に来ることもあります。
このように親子関係が直接、面接に入り込んでくることは避けなければいけません。
そのために、母親と子供の面接を別々に行います。
しかしカウンセリングが深まったら、母親と子供が同席の面接も可能になりますし、かつ必要です。
それに父親と兄弟の同席の面接も可能になりますし、かつ必要です。
すなわち家族全員の面接も可能であり、かつ必要です。
現在、カウンセリングは家族全員の面接を含んだものに変わってきています。
特に子供のカウンセリングでは、家族全員の面接は強調されています。
個人のみのカウンセリングでは、カウンセラーもその人だけしか把握できません。
家族全員を把握することの大切さが最近、強調されてきています。
そこにファミリー・カウンセリングが生まれたのです。
東京大学の中釜先生は、ファミリー・カウンセリングによる心理療法の統合を提起しています。
これからのカウンセリングは、統合されていくでしょう。
おそらくその中でファミリー・カウンセリング、家族療法は重要な位置をしめるでしょう。
大きな困難を持つ子供をモデルに、ファミリー・カウンセリングによる心理療法の統合を述べたいと思います。小学校一年生の女子児童です。
この子は、落ち着きがありません。
小学校入学前から落ち着きがありませんでした。
落ち着きのなさゆえに、困ったことをします。
家庭では、両親のじゃまをします。
小学校入学でも、落ち着きのなさゆえに困ったことをします。
先生のじゃまをします。
そこで先生と話し合い、カウンセリングを受けることになりました。
カウンセラーは前に解決を構築することを軸に、カウンセリングをスタートしました。
ただし前に解決を構築するといっても、手さぐりではできません。
手がかりは必要です。
そこでカウンセラーは、母親から家庭での生活について尋ねました。
なお子供のカウンセリングには母親が参加することは多く、父親はまれです。
この子も、そうでした。
特にカウンセリングの初期は、母親のみの参加は多いのです。
しかしアメリカでは、父親も初期から参加します。
これは日米の、文化差です。
米国では日本よりも、子育てに父親も参加します。
カウンセリングに父親の参加が得られれば、よりスムーズにカウンセリングは進みます。
父親の参加はカウンセリング成功の、大きなポイントです。
母親から家庭での生活について尋ねると、次のことが分かりました。
両親が話し始めると、仲に入ってきます。
話にわり込むのです。
学校でも、先生の話にわり込みます。
話にわり込めば、当然「わり込むな」となります。
このくり返しです。
多くの場合、わり込みは不安の表現です。
不安を、わり込みで表現しています。
わり込みにより、自分の居場所を確保しています。
それぐらい、居場所のない不安のなかにいるのです。
よって大切なことは、両親が子供に肯定的な関心を持つことです。
それが、いま最も大切です。
さらに、述べます。
今日も「大きな困難を持つ子供のカウンセリング」を述べます。
カウンセリングにより子供がより美しく生きだすためには、とにかく前に問題解決を進めることです。
問題解決を、構築していくことです。
これがカウンセリングにより、子供がより美しく生きだすためのポイントです。
前に進むことこそが、真の解決です。
子供は成長段階にいます。よって成長こそが、強調されます。
その子の長所を、先ず発見することです。
次にその長所を、育むことです。
ここに子供のカウンセリングの持つ、特殊性があります。
その特殊性とは、子供の成長はカウンセリングの追い風になると言うことです。
当然、子供の人間性をすべて把握することはできません。
長所のみを把握すればよいのです。
長所のみを把握して、子供の成長という追い風に乗せます。
その追い風は、すべてを前に進めます。
上げ潮は、すべてを押し上げます。
これが子供のカウンセリングの持つ、特殊性です。
そのためにカウンセリングには、それほど科学的な客観性は必要ではありません。
子供とのこころの関係性が、大切です。
カウンセラーと子供との相互作用により、現実のカウンセリングは進められます。
そうやってこころの結びつきを、育むのです。
先ずその子なりの「うり」を、発見することが大切です。
その子にしかできない長所、「うり」を発見することです。
次にカウンセラーは、その「うり」を子供とともに大切に育むのです。
そうすればカウンセラーと子供の結びつきは、真のものになっていきます。
カウンセラーと子供の結びつきが真のものになればなるほど、真の子供の姿が浮かび上がります。
子供はいきいきとしてきます。
カウンセラーは子供を、勇気付けることです。
はげまし、応援することです。
そうすれば、子供はさらに協力的になります。
ベストの姿を、現してきます。
ただしけっして、子供のマイナスな性格傾向を無視するものではありません。
多くの場合、プラスを強調してカウンセリングを行う方が効果的なのです。
ただしまれにその子にしかできない長所、「うり」を発見できない子供もいます。
そのときは、工夫も必要です。
多くの場合、長所の見つからない子供は、母親に不安感が強いのです。
その不安を感じて面接室で萎縮して、のびのびできないのです。
この場合は母親と、子供の面接を別々に行うことです。
そうすれば、面接はスムーズに進みます。
それに親とケンカをして、面接に来ることもあります。
このように親子関係が直接、面接に入り込んでくることは避けなければいけません。
そのために、母親と子供の面接を別々に行います。
しかしカウンセリングが深まったら、母親と子供が同席の面接も可能になりますし、かつ必要です。
それに父親と兄弟の同席の面接も可能になりますし、かつ必要です。
すなわち家族全員の面接も可能であり、かつ必要です。
現在、カウンセリングは家族全員の面接を含んだものに変わってきています。
特に子供のカウンセリングでは、家族全員の面接は強調されています。
個人のみのカウンセリングでは、カウンセラーもその人だけしか把握できません。
家族全員を把握することの大切さが最近、強調されてきています。
そこにファミリー・カウンセリングが生まれたのです。
東京大学の中釜先生は、ファミリー・カウンセリングによる心理療法の統合を提起しています。
これからのカウンセリングは、統合されていくでしょう。
おそらくその中でファミリー・カウンセリング、家族療法は重要な位置をしめるでしょう。
大きな困難を持つ子供をモデルに、ファミリー・カウンセリングによる心理療法の統合を述べたいと思います。小学校一年生の女子児童です。
この子は、落ち着きがありません。
小学校入学前から落ち着きがありませんでした。
落ち着きのなさゆえに、困ったことをします。
家庭では、両親のじゃまをします。
小学校入学でも、落ち着きのなさゆえに困ったことをします。
先生のじゃまをします。
そこで先生と話し合い、カウンセリングを受けることになりました。
カウンセラーは前に解決を構築することを軸に、カウンセリングをスタートしました。
ただし前に解決を構築するといっても、手さぐりではできません。
手がかりは必要です。
そこでカウンセラーは、母親から家庭での生活について尋ねました。
なお子供のカウンセリングには母親が参加することは多く、父親はまれです。
この子も、そうでした。
特にカウンセリングの初期は、母親のみの参加は多いのです。
しかしアメリカでは、父親も初期から参加します。
これは日米の、文化差です。
米国では日本よりも、子育てに父親も参加します。
カウンセリングに父親の参加が得られれば、よりスムーズにカウンセリングは進みます。
父親の参加はカウンセリング成功の、大きなポイントです。
母親から家庭での生活について尋ねると、次のことが分かりました。
両親が話し始めると、仲に入ってきます。
話にわり込むのです。
学校でも、先生の話にわり込みます。
話にわり込めば、当然「わり込むな」となります。
このくり返しです。
多くの場合、わり込みは不安の表現です。
不安を、わり込みで表現しています。
わり込みにより、自分の居場所を確保しています。
それぐらい、居場所のない不安のなかにいるのです。
よって大切なことは、両親が子供に肯定的な関心を持つことです。
それが、いま最も大切です。
さらに、述べます。
2014年03月05日
大きな困難を持つ子供のカウンセリング 68
お知らせ 東日本大震災の被災者及びご家族、お知り合いに被災者のいらっしゃる方のためにボランティアによる無料の電話によるこころのカウンセリングを行っております。24時間受け付けております。ご利用ください。℡03-5888-7354です。
今日も「大きな困難を持つ子供のカウンセリング」を述べます。
カウンセリングにより子供がより美しく生きだすためには、とにかく前に問題解決を進めることです。
問題解決を、構築していくことです。
これがカウンセリングにより、子供がより美しく生きだすためのポイントです。
前に進むことこそが、真の解決です。
子供は成長段階にいます。よって成長こそが、強調されます。
その子の長所を、先ず発見することです。
次にその長所を、育むことです。
ここに子供のカウンセリングの持つ、特殊性があります。
その特殊性とは、子供の成長はカウンセリングの追い風になると言うことです。
当然、子供の人間性をすべて把握することはできません。
長所のみを把握すればよいのです。
長所のみを把握して、子供の成長という追い風に乗せます。
その追い風は、すべてを前に進めます。
上げ潮は、すべてを押し上げます。
これが子供のカウンセリングの持つ、特殊性です。
そのためにカウンセリングには、それほど科学的な客観性は必要ではありません。
子供とのこころの関係性が、大切です。
カウンセラーと子供との相互作用により、現実のカウンセリングは進められます。
そうやってこころの結びつきを、育むのです。
先ずその子なりの「うり」を、発見することが大切です。
その子にしかできない長所、「うり」を発見することです。
次にカウンセラーは、その「うり」を子供とともに大切に育むのです。
そうすればカウンセラーと子供の結びつきは、真のものになっていきます。
カウンセラーと子供の結びつきが真のものになればなるほど、真の子供の姿が浮かび上がります。
子供はいきいきとしてきます。
カウンセラーは子供を、勇気付けることです。
はげまし、応援することです。
そうすれば、子供はさらに協力的になります。
ベストの姿を、現してきます。
ただしけっして、子供のマイナスな性格傾向を無視するものではありません。
多くの場合、プラスを強調してカウンセリングを行う方が効果的なのです。
ただしまれにその子にしかできない長所、「うり」を発見できない子供もいます。
そのときは、工夫も必要です。
多くの場合、長所の見つからない子供は、母親に不安感が強いのです。
その不安を感じて面接室で萎縮して、のびのびできないのです。
この場合は母親と、子供の面接を別々に行うことです。
そうすれば、面接はスムーズに進みます。
それに親とケンカをして、面接に来ることもあります。
このように親子関係が直接、面接に入り込んでくることは避けなければいけません。
そのために、母親と子供の面接を別々に行います。
しかしカウンセリングが深まったら、母親と子供が同席の面接も可能になりますし、かつ必要です。
それに父親と兄弟の同席の面接も可能になりますし、かつ必要です。
すなわち家族全員の面接も可能であり、かつ必要です。
現在、カウンセリングは家族全員の面接を含んだものに変わってきています。
特に子供のカウンセリングでは、家族全員の面接は強調されています。
個人のみのカウンセリングでは、カウンセラーもその人だけしか把握できません。
家族全員を把握することの大切さが最近、強調されてきています。
そこにファミリー・カウンセリングが生まれたのです。
東京大学の中釜先生は、ファミリー・カウンセリングによる心理療法の統合を提起しています。
これからのカウンセリングは、統合されていくでしょう。
おそらくその中でファミリー・カウンセリング、家族療法は重要な位置をしめるでしょう。
大きな困難を持つ子供をモデルに、ファミリー・カウンセリングによる心理療法の統合を述べたいと思います。小学校一年生の女子児童です。
この子は、落ち着きがありません。
小学校入学前から落ち着きがありませんでした。
落ち着きのなさゆえに、困ったことをします。
家庭では、両親のじゃまをします。
小学校入学でも、落ち着きのなさゆえに困ったことをします。
先生のじゃまをします。
そこで先生と話し合い、カウンセリングを受けることになりました。
カウンセラーは前に解決を構築することを軸に、カウンセリングをスタートしました。
ただし前に解決を構築するといっても、手さぐりではできません。
手がかりは必要です。
そこでカウンセラーは、母親から家庭での生活について尋ねました。
なお子供のカウンセリングには母親が参加することは多く、父親はまれです。
この子も、そうでした。
特にカウンセリングの初期は、母親のみの参加は多いのです。
しかしアメリカでは、父親も初期から参加します。
これは日米の、文化差です。
米国では日本よりも、子育てに父親も参加します。
カウンセリングに父親の参加が得られれば、よりスムーズにカウンセリングは進みます。
父親の参加はカウンセリング成功の、大きなポイントです。
母親から家庭での生活について尋ねると、次のことが分かりました。
両親が話し始めると、仲に入ってきます。
話にわり込むのです。
学校でも、先生の話にわり込みます。
話にわり込めば、当然「わり込むな」となります。
このくり返しです。
多くの場合、わり込みは不安の表現です。
不安を、わり込みで表現しています。
わり込みにより、自分の居場所を確保しています。
それぐらい、居場所のない不安のなかにいるのです。
よって大切なことは、両親が子供に肯定的な関心を持つことです。
それが、いま最も大切です。
ところがいまこの子は両親や、先生にしかられていたのです。
最も解決の困難な場所に、両親や先生はいました。
さらに、述べます。
今日も「大きな困難を持つ子供のカウンセリング」を述べます。
カウンセリングにより子供がより美しく生きだすためには、とにかく前に問題解決を進めることです。
問題解決を、構築していくことです。
これがカウンセリングにより、子供がより美しく生きだすためのポイントです。
前に進むことこそが、真の解決です。
子供は成長段階にいます。よって成長こそが、強調されます。
その子の長所を、先ず発見することです。
次にその長所を、育むことです。
ここに子供のカウンセリングの持つ、特殊性があります。
その特殊性とは、子供の成長はカウンセリングの追い風になると言うことです。
当然、子供の人間性をすべて把握することはできません。
長所のみを把握すればよいのです。
長所のみを把握して、子供の成長という追い風に乗せます。
その追い風は、すべてを前に進めます。
上げ潮は、すべてを押し上げます。
これが子供のカウンセリングの持つ、特殊性です。
そのためにカウンセリングには、それほど科学的な客観性は必要ではありません。
子供とのこころの関係性が、大切です。
カウンセラーと子供との相互作用により、現実のカウンセリングは進められます。
そうやってこころの結びつきを、育むのです。
先ずその子なりの「うり」を、発見することが大切です。
その子にしかできない長所、「うり」を発見することです。
次にカウンセラーは、その「うり」を子供とともに大切に育むのです。
そうすればカウンセラーと子供の結びつきは、真のものになっていきます。
カウンセラーと子供の結びつきが真のものになればなるほど、真の子供の姿が浮かび上がります。
子供はいきいきとしてきます。
カウンセラーは子供を、勇気付けることです。
はげまし、応援することです。
そうすれば、子供はさらに協力的になります。
ベストの姿を、現してきます。
ただしけっして、子供のマイナスな性格傾向を無視するものではありません。
多くの場合、プラスを強調してカウンセリングを行う方が効果的なのです。
ただしまれにその子にしかできない長所、「うり」を発見できない子供もいます。
そのときは、工夫も必要です。
多くの場合、長所の見つからない子供は、母親に不安感が強いのです。
その不安を感じて面接室で萎縮して、のびのびできないのです。
この場合は母親と、子供の面接を別々に行うことです。
そうすれば、面接はスムーズに進みます。
それに親とケンカをして、面接に来ることもあります。
このように親子関係が直接、面接に入り込んでくることは避けなければいけません。
そのために、母親と子供の面接を別々に行います。
しかしカウンセリングが深まったら、母親と子供が同席の面接も可能になりますし、かつ必要です。
それに父親と兄弟の同席の面接も可能になりますし、かつ必要です。
すなわち家族全員の面接も可能であり、かつ必要です。
現在、カウンセリングは家族全員の面接を含んだものに変わってきています。
特に子供のカウンセリングでは、家族全員の面接は強調されています。
個人のみのカウンセリングでは、カウンセラーもその人だけしか把握できません。
家族全員を把握することの大切さが最近、強調されてきています。
そこにファミリー・カウンセリングが生まれたのです。
東京大学の中釜先生は、ファミリー・カウンセリングによる心理療法の統合を提起しています。
これからのカウンセリングは、統合されていくでしょう。
おそらくその中でファミリー・カウンセリング、家族療法は重要な位置をしめるでしょう。
大きな困難を持つ子供をモデルに、ファミリー・カウンセリングによる心理療法の統合を述べたいと思います。小学校一年生の女子児童です。
この子は、落ち着きがありません。
小学校入学前から落ち着きがありませんでした。
落ち着きのなさゆえに、困ったことをします。
家庭では、両親のじゃまをします。
小学校入学でも、落ち着きのなさゆえに困ったことをします。
先生のじゃまをします。
そこで先生と話し合い、カウンセリングを受けることになりました。
カウンセラーは前に解決を構築することを軸に、カウンセリングをスタートしました。
ただし前に解決を構築するといっても、手さぐりではできません。
手がかりは必要です。
そこでカウンセラーは、母親から家庭での生活について尋ねました。
なお子供のカウンセリングには母親が参加することは多く、父親はまれです。
この子も、そうでした。
特にカウンセリングの初期は、母親のみの参加は多いのです。
しかしアメリカでは、父親も初期から参加します。
これは日米の、文化差です。
米国では日本よりも、子育てに父親も参加します。
カウンセリングに父親の参加が得られれば、よりスムーズにカウンセリングは進みます。
父親の参加はカウンセリング成功の、大きなポイントです。
母親から家庭での生活について尋ねると、次のことが分かりました。
両親が話し始めると、仲に入ってきます。
話にわり込むのです。
学校でも、先生の話にわり込みます。
話にわり込めば、当然「わり込むな」となります。
このくり返しです。
多くの場合、わり込みは不安の表現です。
不安を、わり込みで表現しています。
わり込みにより、自分の居場所を確保しています。
それぐらい、居場所のない不安のなかにいるのです。
よって大切なことは、両親が子供に肯定的な関心を持つことです。
それが、いま最も大切です。
ところがいまこの子は両親や、先生にしかられていたのです。
最も解決の困難な場所に、両親や先生はいました。
さらに、述べます。
2014年03月06日
大きな困難を持つ子供のカウンセリング 69
お知らせ 東日本大震災の被災者及びご家族、お知り合いに被災者のいらっしゃる方のためにボランティアによる無料の電話によるこころのカウンセリングを行っております。24時間受け付けております。ご利用ください。℡03-5888-7354です。
今日も「大きな困難を持つ子供のカウンセリング」を述べます。
カウンセリングにより子供がより美しく生きだすためには、とにかく前に問題解決を進めることです。
問題解決を、構築していくことです。
これがカウンセリングにより、子供がより美しく生きだすためのポイントです。
前に進むことこそが、真の解決です。
子供は成長段階にいます。よって成長こそが、強調されます。
その子の長所を、先ず発見することです。
次にその長所を、育むことです。
ここに子供のカウンセリングの持つ、特殊性があります。
その特殊性とは、子供の成長はカウンセリングの追い風になると言うことです。
当然、子供の人間性をすべて把握することはできません。
長所のみを把握すればよいのです。
長所のみを把握して、子供の成長という追い風に乗せます。
その追い風は、すべてを前に進めます。
上げ潮は、すべてを押し上げます。
これが子供のカウンセリングの持つ、特殊性です。
そのためにカウンセリングには、それほど科学的な客観性は必要ではありません。
子供とのこころの関係性が、大切です。
カウンセラーと子供との相互作用により、現実のカウンセリングは進められます。
そうやってこころの結びつきを、育むのです。
先ずその子なりの「うり」を、発見することが大切です。
その子にしかできない長所、「うり」を発見することです。
次にカウンセラーは、その「うり」を子供とともに大切に育むのです。
そうすればカウンセラーと子供の結びつきは、真のものになっていきます。
カウンセラーと子供の結びつきが真のものになればなるほど、真の子供の姿が浮かび上がります。
子供はいきいきとしてきます。
カウンセラーは子供を、勇気付けることです。
はげまし、応援することです。
そうすれば、子供はさらに協力的になります。
ベストの姿を、現してきます。
ただしけっして、子供のマイナスな性格傾向を無視するものではありません。
多くの場合、プラスを強調してカウンセリングを行う方が効果的なのです。
ただしまれにその子にしかできない長所、「うり」を発見できない子供もいます。
そのときは、工夫も必要です。
多くの場合、長所の見つからない子供は、母親に不安感が強いのです。
その不安を感じて面接室で萎縮して、のびのびできないのです。
この場合は母親と、子供の面接を別々に行うことです。
そうすれば、面接はスムーズに進みます。
それに親とケンカをして、面接に来ることもあります。
このように親子関係が直接、面接に入り込んでくることは避けなければいけません。
そのために、母親と子供の面接を別々に行います。
しかしカウンセリングが深まったら、母親と子供が同席の面接も可能になりますし、かつ必要です。
それに父親と兄弟の同席の面接も可能になりますし、かつ必要です。
すなわち家族全員の面接も可能であり、かつ必要です。
現在、カウンセリングは家族全員の面接を含んだものに変わってきています。
特に子供のカウンセリングでは、家族全員の面接は強調されています。
個人のみのカウンセリングでは、カウンセラーもその人だけしか把握できません。
家族全員を把握することの大切さが最近、強調されてきています。
そこにファミリー・カウンセリングが生まれたのです。
東京大学の中釜先生は、ファミリー・カウンセリングによる心理療法の統合を提起しています。
これからのカウンセリングは、統合されていくでしょう。
おそらくその中でファミリー・カウンセリング、家族療法は重要な位置をしめるでしょう。
大きな困難を持つ子供をモデルに、ファミリー・カウンセリングによる心理療法の統合を述べたいと思います。小学校一年生の女子児童です。
この子は、落ち着きがありません。
小学校入学前から落ち着きがありませんでした。
落ち着きのなさゆえに、困ったことをします。
家庭では、両親のじゃまをします。
小学校入学でも、落ち着きのなさゆえに困ったことをします。
先生のじゃまをします。
そこで先生と話し合い、カウンセリングを受けることになりました。
カウンセラーは前に解決を構築することを軸に、カウンセリングをスタートしました。
ただし前に解決を構築するといっても、手さぐりではできません。
手がかりは必要です。
そこでカウンセラーは、母親から家庭での生活について尋ねました。
なお子供のカウンセリングには母親が参加することは多く、父親はまれです。
この子も、そうでした。
特にカウンセリングの初期は、母親のみの参加は多いのです。
しかしアメリカでは、父親も初期から参加します。
これは日米の、文化差です。
米国では日本よりも、子育てに父親も参加します。
カウンセリングに父親の参加が得られれば、よりスムーズにカウンセリングは進みます。
父親の参加はカウンセリング成功の、大きなポイントです。
母親から家庭での生活について尋ねると、次のことが分かりました。
両親が話し始めると、仲に入ってきます。
話にわり込むのです。
学校でも、先生の話にわり込みます。
話にわり込めば、当然「わり込むな」となります。
このくり返しです。
多くの場合、わり込みは不安の表現です。
不安を、わり込みで表現しています。
わり込みにより、自分の居場所を確保しています。
それぐらい、居場所のない不安のなかにいるのです。
よって大切なことは、両親が子供に肯定的な関心を持つことです。
それが、いま最も大切です。
ところがいまこの子は両親や、先生にしかられていたのです。
最も解決の困難な場所に、両親や先生はいました。
そのためには、わり込んでも、先ず両親が子供をしからないことです。
それにより、わり込みという不安の表現の、クッションになれます。
さらに、述べます。
今日も「大きな困難を持つ子供のカウンセリング」を述べます。
カウンセリングにより子供がより美しく生きだすためには、とにかく前に問題解決を進めることです。
問題解決を、構築していくことです。
これがカウンセリングにより、子供がより美しく生きだすためのポイントです。
前に進むことこそが、真の解決です。
子供は成長段階にいます。よって成長こそが、強調されます。
その子の長所を、先ず発見することです。
次にその長所を、育むことです。
ここに子供のカウンセリングの持つ、特殊性があります。
その特殊性とは、子供の成長はカウンセリングの追い風になると言うことです。
当然、子供の人間性をすべて把握することはできません。
長所のみを把握すればよいのです。
長所のみを把握して、子供の成長という追い風に乗せます。
その追い風は、すべてを前に進めます。
上げ潮は、すべてを押し上げます。
これが子供のカウンセリングの持つ、特殊性です。
そのためにカウンセリングには、それほど科学的な客観性は必要ではありません。
子供とのこころの関係性が、大切です。
カウンセラーと子供との相互作用により、現実のカウンセリングは進められます。
そうやってこころの結びつきを、育むのです。
先ずその子なりの「うり」を、発見することが大切です。
その子にしかできない長所、「うり」を発見することです。
次にカウンセラーは、その「うり」を子供とともに大切に育むのです。
そうすればカウンセラーと子供の結びつきは、真のものになっていきます。
カウンセラーと子供の結びつきが真のものになればなるほど、真の子供の姿が浮かび上がります。
子供はいきいきとしてきます。
カウンセラーは子供を、勇気付けることです。
はげまし、応援することです。
そうすれば、子供はさらに協力的になります。
ベストの姿を、現してきます。
ただしけっして、子供のマイナスな性格傾向を無視するものではありません。
多くの場合、プラスを強調してカウンセリングを行う方が効果的なのです。
ただしまれにその子にしかできない長所、「うり」を発見できない子供もいます。
そのときは、工夫も必要です。
多くの場合、長所の見つからない子供は、母親に不安感が強いのです。
その不安を感じて面接室で萎縮して、のびのびできないのです。
この場合は母親と、子供の面接を別々に行うことです。
そうすれば、面接はスムーズに進みます。
それに親とケンカをして、面接に来ることもあります。
このように親子関係が直接、面接に入り込んでくることは避けなければいけません。
そのために、母親と子供の面接を別々に行います。
しかしカウンセリングが深まったら、母親と子供が同席の面接も可能になりますし、かつ必要です。
それに父親と兄弟の同席の面接も可能になりますし、かつ必要です。
すなわち家族全員の面接も可能であり、かつ必要です。
現在、カウンセリングは家族全員の面接を含んだものに変わってきています。
特に子供のカウンセリングでは、家族全員の面接は強調されています。
個人のみのカウンセリングでは、カウンセラーもその人だけしか把握できません。
家族全員を把握することの大切さが最近、強調されてきています。
そこにファミリー・カウンセリングが生まれたのです。
東京大学の中釜先生は、ファミリー・カウンセリングによる心理療法の統合を提起しています。
これからのカウンセリングは、統合されていくでしょう。
おそらくその中でファミリー・カウンセリング、家族療法は重要な位置をしめるでしょう。
大きな困難を持つ子供をモデルに、ファミリー・カウンセリングによる心理療法の統合を述べたいと思います。小学校一年生の女子児童です。
この子は、落ち着きがありません。
小学校入学前から落ち着きがありませんでした。
落ち着きのなさゆえに、困ったことをします。
家庭では、両親のじゃまをします。
小学校入学でも、落ち着きのなさゆえに困ったことをします。
先生のじゃまをします。
そこで先生と話し合い、カウンセリングを受けることになりました。
カウンセラーは前に解決を構築することを軸に、カウンセリングをスタートしました。
ただし前に解決を構築するといっても、手さぐりではできません。
手がかりは必要です。
そこでカウンセラーは、母親から家庭での生活について尋ねました。
なお子供のカウンセリングには母親が参加することは多く、父親はまれです。
この子も、そうでした。
特にカウンセリングの初期は、母親のみの参加は多いのです。
しかしアメリカでは、父親も初期から参加します。
これは日米の、文化差です。
米国では日本よりも、子育てに父親も参加します。
カウンセリングに父親の参加が得られれば、よりスムーズにカウンセリングは進みます。
父親の参加はカウンセリング成功の、大きなポイントです。
母親から家庭での生活について尋ねると、次のことが分かりました。
両親が話し始めると、仲に入ってきます。
話にわり込むのです。
学校でも、先生の話にわり込みます。
話にわり込めば、当然「わり込むな」となります。
このくり返しです。
多くの場合、わり込みは不安の表現です。
不安を、わり込みで表現しています。
わり込みにより、自分の居場所を確保しています。
それぐらい、居場所のない不安のなかにいるのです。
よって大切なことは、両親が子供に肯定的な関心を持つことです。
それが、いま最も大切です。
ところがいまこの子は両親や、先生にしかられていたのです。
最も解決の困難な場所に、両親や先生はいました。
そのためには、わり込んでも、先ず両親が子供をしからないことです。
それにより、わり込みという不安の表現の、クッションになれます。
さらに、述べます。
2014年03月07日
大きな困難を持つ子供のカウンセリング 70
お知らせ 東日本大震災の被災者及びご家族、お知り合いに被災者のいらっしゃる方のためにボランティアによる無料の電話によるこころのカウンセリングを行っております。24時間受け付けております。ご利用ください。℡03-5888-7354です。
今日も「大きな困難を持つ子供のカウンセリング」を述べます。
カウンセリングにより子供がより美しく生きだすためには、とにかく前に問題解決を進めることです。
問題解決を、構築していくことです。
これがカウンセリングにより、子供がより美しく生きだすためのポイントです。
前に進むことこそが、真の解決です。
子供は成長段階にいます。よって成長こそが、強調されます。
その子の長所を、先ず発見することです。
次にその長所を、育むことです。
ここに子供のカウンセリングの持つ、特殊性があります。
その特殊性とは、子供の成長はカウンセリングの追い風になると言うことです。
当然、子供の人間性をすべて把握することはできません。
長所のみを把握すればよいのです。
長所のみを把握して、子供の成長という追い風に乗せます。
その追い風は、すべてを前に進めます。
上げ潮は、すべてを押し上げます。
これが子供のカウンセリングの持つ、特殊性です。
そのためにカウンセリングには、それほど科学的な客観性は必要ではありません。
子供とのこころの関係性が、大切です。
カウンセラーと子供との相互作用により、現実のカウンセリングは進められます。
そうやってこころの結びつきを、育むのです。
先ずその子なりの「うり」を、発見することが大切です。
その子にしかできない長所、「うり」を発見することです。
次にカウンセラーは、その「うり」を子供とともに大切に育むのです。
そうすればカウンセラーと子供の結びつきは、真のものになっていきます。
カウンセラーと子供の結びつきが真のものになればなるほど、真の子供の姿が浮かび上がります。
子供はいきいきとしてきます。
カウンセラーは子供を、勇気付けることです。
はげまし、応援することです。
そうすれば、子供はさらに協力的になります。
ベストの姿を、現してきます。
ただしけっして、子供のマイナスな性格傾向を無視するものではありません。
多くの場合、プラスを強調してカウンセリングを行う方が効果的なのです。
ただしまれにその子にしかできない長所、「うり」を発見できない子供もいます。
そのときは、工夫も必要です。
多くの場合、長所の見つからない子供は、母親に不安感が強いのです。
その不安を感じて面接室で萎縮して、のびのびできないのです。
この場合は母親と、子供の面接を別々に行うことです。
そうすれば、面接はスムーズに進みます。
それに親とケンカをして、面接に来ることもあります。
このように親子関係が直接、面接に入り込んでくることは避けなければいけません。
そのために、母親と子供の面接を別々に行います。
しかしカウンセリングが深まったら、母親と子供が同席の面接も可能になりますし、かつ必要です。
それに父親と兄弟の同席の面接も可能になりますし、かつ必要です。
すなわち家族全員の面接も可能であり、かつ必要です。
現在、カウンセリングは家族全員の面接を含んだものに変わってきています。
特に子供のカウンセリングでは、家族全員の面接は強調されています。
個人のみのカウンセリングでは、カウンセラーもその人だけしか把握できません。
家族全員を把握することの大切さが最近、強調されてきています。
そこにファミリー・カウンセリングが生まれたのです。
東京大学の中釜先生は、ファミリー・カウンセリングによる心理療法の統合を提起しています。
これからのカウンセリングは、統合されていくでしょう。
おそらくその中でファミリー・カウンセリング、家族療法は重要な位置をしめるでしょう。
大きな困難を持つ子供をモデルに、ファミリー・カウンセリングによる心理療法の統合を述べたいと思います。小学校一年生の女子児童です。
この子は、落ち着きがありません。
小学校入学前から落ち着きがありませんでした。
落ち着きのなさゆえに、困ったことをします。
家庭では、両親のじゃまをします。
小学校入学でも、落ち着きのなさゆえに困ったことをします。
先生のじゃまをします。
そこで先生と話し合い、カウンセリングを受けることになりました。
カウンセラーは前に解決を構築することを軸に、カウンセリングをスタートしました。
ただし前に解決を構築するといっても、手さぐりではできません。
手がかりは必要です。
そこでカウンセラーは、母親から家庭での生活について尋ねました。
なお子供のカウンセリングには母親が参加することは多く、父親はまれです。
この子も、そうでした。
特にカウンセリングの初期は、母親のみの参加は多いのです。
しかしアメリカでは、父親も初期から参加します。
これは日米の、文化差です。
米国では日本よりも、子育てに父親も参加します。
カウンセリングに父親の参加が得られれば、よりスムーズにカウンセリングは進みます。
父親の参加はカウンセリング成功の、大きなポイントです。
母親から家庭での生活について尋ねると、次のことが分かりました。
両親が話し始めると、仲に入ってきます。
話にわり込むのです。
学校でも、先生の話にわり込みます。
話にわり込めば、当然「わり込むな」となります。
このくり返しです。
多くの場合、わり込みは不安の表現です。
不安を、わり込みで表現しています。
わり込みにより、自分の居場所を確保しています。
それぐらい、居場所のない不安のなかにいるのです。
よって大切なことは、両親が子供に肯定的な関心を持つことです。
それが、いま最も大切です。
ところがいまこの子は両親や、先生にしかられていたのです。
最も解決の困難な場所に、両親や先生はいました。
そのためには、わり込んでも、先ず両親が子供をしからないことです。
それにより、わり込みという不安の表現の、クッションになれます。
不安の表現のクッションに、両親がなるのです。
これは大切です。
さらに、述べます。
今日も「大きな困難を持つ子供のカウンセリング」を述べます。
カウンセリングにより子供がより美しく生きだすためには、とにかく前に問題解決を進めることです。
問題解決を、構築していくことです。
これがカウンセリングにより、子供がより美しく生きだすためのポイントです。
前に進むことこそが、真の解決です。
子供は成長段階にいます。よって成長こそが、強調されます。
その子の長所を、先ず発見することです。
次にその長所を、育むことです。
ここに子供のカウンセリングの持つ、特殊性があります。
その特殊性とは、子供の成長はカウンセリングの追い風になると言うことです。
当然、子供の人間性をすべて把握することはできません。
長所のみを把握すればよいのです。
長所のみを把握して、子供の成長という追い風に乗せます。
その追い風は、すべてを前に進めます。
上げ潮は、すべてを押し上げます。
これが子供のカウンセリングの持つ、特殊性です。
そのためにカウンセリングには、それほど科学的な客観性は必要ではありません。
子供とのこころの関係性が、大切です。
カウンセラーと子供との相互作用により、現実のカウンセリングは進められます。
そうやってこころの結びつきを、育むのです。
先ずその子なりの「うり」を、発見することが大切です。
その子にしかできない長所、「うり」を発見することです。
次にカウンセラーは、その「うり」を子供とともに大切に育むのです。
そうすればカウンセラーと子供の結びつきは、真のものになっていきます。
カウンセラーと子供の結びつきが真のものになればなるほど、真の子供の姿が浮かび上がります。
子供はいきいきとしてきます。
カウンセラーは子供を、勇気付けることです。
はげまし、応援することです。
そうすれば、子供はさらに協力的になります。
ベストの姿を、現してきます。
ただしけっして、子供のマイナスな性格傾向を無視するものではありません。
多くの場合、プラスを強調してカウンセリングを行う方が効果的なのです。
ただしまれにその子にしかできない長所、「うり」を発見できない子供もいます。
そのときは、工夫も必要です。
多くの場合、長所の見つからない子供は、母親に不安感が強いのです。
その不安を感じて面接室で萎縮して、のびのびできないのです。
この場合は母親と、子供の面接を別々に行うことです。
そうすれば、面接はスムーズに進みます。
それに親とケンカをして、面接に来ることもあります。
このように親子関係が直接、面接に入り込んでくることは避けなければいけません。
そのために、母親と子供の面接を別々に行います。
しかしカウンセリングが深まったら、母親と子供が同席の面接も可能になりますし、かつ必要です。
それに父親と兄弟の同席の面接も可能になりますし、かつ必要です。
すなわち家族全員の面接も可能であり、かつ必要です。
現在、カウンセリングは家族全員の面接を含んだものに変わってきています。
特に子供のカウンセリングでは、家族全員の面接は強調されています。
個人のみのカウンセリングでは、カウンセラーもその人だけしか把握できません。
家族全員を把握することの大切さが最近、強調されてきています。
そこにファミリー・カウンセリングが生まれたのです。
東京大学の中釜先生は、ファミリー・カウンセリングによる心理療法の統合を提起しています。
これからのカウンセリングは、統合されていくでしょう。
おそらくその中でファミリー・カウンセリング、家族療法は重要な位置をしめるでしょう。
大きな困難を持つ子供をモデルに、ファミリー・カウンセリングによる心理療法の統合を述べたいと思います。小学校一年生の女子児童です。
この子は、落ち着きがありません。
小学校入学前から落ち着きがありませんでした。
落ち着きのなさゆえに、困ったことをします。
家庭では、両親のじゃまをします。
小学校入学でも、落ち着きのなさゆえに困ったことをします。
先生のじゃまをします。
そこで先生と話し合い、カウンセリングを受けることになりました。
カウンセラーは前に解決を構築することを軸に、カウンセリングをスタートしました。
ただし前に解決を構築するといっても、手さぐりではできません。
手がかりは必要です。
そこでカウンセラーは、母親から家庭での生活について尋ねました。
なお子供のカウンセリングには母親が参加することは多く、父親はまれです。
この子も、そうでした。
特にカウンセリングの初期は、母親のみの参加は多いのです。
しかしアメリカでは、父親も初期から参加します。
これは日米の、文化差です。
米国では日本よりも、子育てに父親も参加します。
カウンセリングに父親の参加が得られれば、よりスムーズにカウンセリングは進みます。
父親の参加はカウンセリング成功の、大きなポイントです。
母親から家庭での生活について尋ねると、次のことが分かりました。
両親が話し始めると、仲に入ってきます。
話にわり込むのです。
学校でも、先生の話にわり込みます。
話にわり込めば、当然「わり込むな」となります。
このくり返しです。
多くの場合、わり込みは不安の表現です。
不安を、わり込みで表現しています。
わり込みにより、自分の居場所を確保しています。
それぐらい、居場所のない不安のなかにいるのです。
よって大切なことは、両親が子供に肯定的な関心を持つことです。
それが、いま最も大切です。
ところがいまこの子は両親や、先生にしかられていたのです。
最も解決の困難な場所に、両親や先生はいました。
そのためには、わり込んでも、先ず両親が子供をしからないことです。
それにより、わり込みという不安の表現の、クッションになれます。
不安の表現のクッションに、両親がなるのです。
これは大切です。
さらに、述べます。
2014年03月08日
大きな困難を持つ子供のカウンセリング 71
お知らせ 東日本大震災の被災者及びご家族、お知り合いに被災者のいらっしゃる方のためにボランティアによる無料の電話によるこころのカウンセリングを行っております。24時間受け付けております。ご利用ください。℡03-5888-7354です。
今日も「大きな困難を持つ子供のカウンセリング」を述べます。
カウンセリングにより子供がより美しく生きだすためには、とにかく前に問題解決を進めることです。
問題解決を、構築していくことです。
これがカウンセリングにより、子供がより美しく生きだすためのポイントです。
前に進むことこそが、真の解決です。
子供は成長段階にいます。よって成長こそが、強調されます。
その子の長所を、先ず発見することです。
次にその長所を、育むことです。
ここに子供のカウンセリングの持つ、特殊性があります。
その特殊性とは、子供の成長はカウンセリングの追い風になると言うことです。
当然、子供の人間性をすべて把握することはできません。
長所のみを把握すればよいのです。
長所のみを把握して、子供の成長という追い風に乗せます。
その追い風は、すべてを前に進めます。
上げ潮は、すべてを押し上げます。
これが子供のカウンセリングの持つ、特殊性です。
そのためにカウンセリングには、それほど科学的な客観性は必要ではありません。
子供とのこころの関係性が、大切です。
カウンセラーと子供との相互作用により、現実のカウンセリングは進められます。
そうやってこころの結びつきを、育むのです。
先ずその子なりの「うり」を、発見することが大切です。
その子にしかできない長所、「うり」を発見することです。
次にカウンセラーは、その「うり」を子供とともに大切に育むのです。
そうすればカウンセラーと子供の結びつきは、真のものになっていきます。
カウンセラーと子供の結びつきが真のものになればなるほど、真の子供の姿が浮かび上がります。
子供はいきいきとしてきます。
カウンセラーは子供を、勇気付けることです。
はげまし、応援することです。
そうすれば、子供はさらに協力的になります。
ベストの姿を、現してきます。
ただしけっして、子供のマイナスな性格傾向を無視するものではありません。
多くの場合、プラスを強調してカウンセリングを行う方が効果的なのです。
ただしまれにその子にしかできない長所、「うり」を発見できない子供もいます。
そのときは、工夫も必要です。
多くの場合、長所の見つからない子供は、母親に不安感が強いのです。
その不安を感じて面接室で萎縮して、のびのびできないのです。
この場合は母親と、子供の面接を別々に行うことです。
そうすれば、面接はスムーズに進みます。
それに親とケンカをして、面接に来ることもあります。
このように親子関係が直接、面接に入り込んでくることは避けなければいけません。
そのために、母親と子供の面接を別々に行います。
しかしカウンセリングが深まったら、母親と子供が同席の面接も可能になりますし、かつ必要です。
それに父親と兄弟の同席の面接も可能になりますし、かつ必要です。
すなわち家族全員の面接も可能であり、かつ必要です。
現在、カウンセリングは家族全員の面接を含んだものに変わってきています。
特に子供のカウンセリングでは、家族全員の面接は強調されています。
個人のみのカウンセリングでは、カウンセラーもその人だけしか把握できません。
家族全員を把握することの大切さが最近、強調されてきています。
そこにファミリー・カウンセリングが生まれたのです。
東京大学の中釜先生は、ファミリー・カウンセリングによる心理療法の統合を提起しています。
これからのカウンセリングは、統合されていくでしょう。
おそらくその中でファミリー・カウンセリング、家族療法は重要な位置をしめるでしょう。
大きな困難を持つ子供をモデルに、ファミリー・カウンセリングによる心理療法の統合を述べたいと思います。小学校一年生の女子児童です。
この子は、落ち着きがありません。
小学校入学前から落ち着きがありませんでした。
落ち着きのなさゆえに、困ったことをします。
家庭では、両親のじゃまをします。
小学校入学でも、落ち着きのなさゆえに困ったことをします。
先生のじゃまをします。
そこで先生と話し合い、カウンセリングを受けることになりました。
カウンセラーは前に解決を構築することを軸に、カウンセリングをスタートしました。
ただし前に解決を構築するといっても、手さぐりではできません。
手がかりは必要です。
そこでカウンセラーは、母親から家庭での生活について尋ねました。
なお子供のカウンセリングには母親が参加することは多く、父親はまれです。
この子も、そうでした。
特にカウンセリングの初期は、母親のみの参加は多いのです。
しかしアメリカでは、父親も初期から参加します。
これは日米の、文化差です。
米国では日本よりも、子育てに父親も参加します。
カウンセリングに父親の参加が得られれば、よりスムーズにカウンセリングは進みます。
父親の参加はカウンセリング成功の、大きなポイントです。
母親から家庭での生活について尋ねると、次のことが分かりました。
両親が話し始めると、仲に入ってきます。
話にわり込むのです。
学校でも、先生の話にわり込みます。
話にわり込めば、当然「わり込むな」となります。
このくり返しです。
多くの場合、わり込みは不安の表現です。
不安を、わり込みで表現しています。
わり込みにより、自分の居場所を確保しています。
それぐらい、居場所のない不安のなかにいるのです。
よって大切なことは、両親が子供に肯定的な関心を持つことです。
それが、いま最も大切です。
ところがいまこの子は両親や、先生にしかられていたのです。
最も解決の困難な場所に、両親や先生はいました。
そのためには、わり込んでも、先ず両親が子供をしからないことです。
それにより、わり込みという不安の表現の、クッションになれます。
不安の表現のクッションに、両親がなるのです。
これは大切です。
そのためには、「しからない」ことです。
不安をやわらげるクッションという自覚を持って、「しからない」ことです。
さらに、述べます。
今日も「大きな困難を持つ子供のカウンセリング」を述べます。
カウンセリングにより子供がより美しく生きだすためには、とにかく前に問題解決を進めることです。
問題解決を、構築していくことです。
これがカウンセリングにより、子供がより美しく生きだすためのポイントです。
前に進むことこそが、真の解決です。
子供は成長段階にいます。よって成長こそが、強調されます。
その子の長所を、先ず発見することです。
次にその長所を、育むことです。
ここに子供のカウンセリングの持つ、特殊性があります。
その特殊性とは、子供の成長はカウンセリングの追い風になると言うことです。
当然、子供の人間性をすべて把握することはできません。
長所のみを把握すればよいのです。
長所のみを把握して、子供の成長という追い風に乗せます。
その追い風は、すべてを前に進めます。
上げ潮は、すべてを押し上げます。
これが子供のカウンセリングの持つ、特殊性です。
そのためにカウンセリングには、それほど科学的な客観性は必要ではありません。
子供とのこころの関係性が、大切です。
カウンセラーと子供との相互作用により、現実のカウンセリングは進められます。
そうやってこころの結びつきを、育むのです。
先ずその子なりの「うり」を、発見することが大切です。
その子にしかできない長所、「うり」を発見することです。
次にカウンセラーは、その「うり」を子供とともに大切に育むのです。
そうすればカウンセラーと子供の結びつきは、真のものになっていきます。
カウンセラーと子供の結びつきが真のものになればなるほど、真の子供の姿が浮かび上がります。
子供はいきいきとしてきます。
カウンセラーは子供を、勇気付けることです。
はげまし、応援することです。
そうすれば、子供はさらに協力的になります。
ベストの姿を、現してきます。
ただしけっして、子供のマイナスな性格傾向を無視するものではありません。
多くの場合、プラスを強調してカウンセリングを行う方が効果的なのです。
ただしまれにその子にしかできない長所、「うり」を発見できない子供もいます。
そのときは、工夫も必要です。
多くの場合、長所の見つからない子供は、母親に不安感が強いのです。
その不安を感じて面接室で萎縮して、のびのびできないのです。
この場合は母親と、子供の面接を別々に行うことです。
そうすれば、面接はスムーズに進みます。
それに親とケンカをして、面接に来ることもあります。
このように親子関係が直接、面接に入り込んでくることは避けなければいけません。
そのために、母親と子供の面接を別々に行います。
しかしカウンセリングが深まったら、母親と子供が同席の面接も可能になりますし、かつ必要です。
それに父親と兄弟の同席の面接も可能になりますし、かつ必要です。
すなわち家族全員の面接も可能であり、かつ必要です。
現在、カウンセリングは家族全員の面接を含んだものに変わってきています。
特に子供のカウンセリングでは、家族全員の面接は強調されています。
個人のみのカウンセリングでは、カウンセラーもその人だけしか把握できません。
家族全員を把握することの大切さが最近、強調されてきています。
そこにファミリー・カウンセリングが生まれたのです。
東京大学の中釜先生は、ファミリー・カウンセリングによる心理療法の統合を提起しています。
これからのカウンセリングは、統合されていくでしょう。
おそらくその中でファミリー・カウンセリング、家族療法は重要な位置をしめるでしょう。
大きな困難を持つ子供をモデルに、ファミリー・カウンセリングによる心理療法の統合を述べたいと思います。小学校一年生の女子児童です。
この子は、落ち着きがありません。
小学校入学前から落ち着きがありませんでした。
落ち着きのなさゆえに、困ったことをします。
家庭では、両親のじゃまをします。
小学校入学でも、落ち着きのなさゆえに困ったことをします。
先生のじゃまをします。
そこで先生と話し合い、カウンセリングを受けることになりました。
カウンセラーは前に解決を構築することを軸に、カウンセリングをスタートしました。
ただし前に解決を構築するといっても、手さぐりではできません。
手がかりは必要です。
そこでカウンセラーは、母親から家庭での生活について尋ねました。
なお子供のカウンセリングには母親が参加することは多く、父親はまれです。
この子も、そうでした。
特にカウンセリングの初期は、母親のみの参加は多いのです。
しかしアメリカでは、父親も初期から参加します。
これは日米の、文化差です。
米国では日本よりも、子育てに父親も参加します。
カウンセリングに父親の参加が得られれば、よりスムーズにカウンセリングは進みます。
父親の参加はカウンセリング成功の、大きなポイントです。
母親から家庭での生活について尋ねると、次のことが分かりました。
両親が話し始めると、仲に入ってきます。
話にわり込むのです。
学校でも、先生の話にわり込みます。
話にわり込めば、当然「わり込むな」となります。
このくり返しです。
多くの場合、わり込みは不安の表現です。
不安を、わり込みで表現しています。
わり込みにより、自分の居場所を確保しています。
それぐらい、居場所のない不安のなかにいるのです。
よって大切なことは、両親が子供に肯定的な関心を持つことです。
それが、いま最も大切です。
ところがいまこの子は両親や、先生にしかられていたのです。
最も解決の困難な場所に、両親や先生はいました。
そのためには、わり込んでも、先ず両親が子供をしからないことです。
それにより、わり込みという不安の表現の、クッションになれます。
不安の表現のクッションに、両親がなるのです。
これは大切です。
そのためには、「しからない」ことです。
不安をやわらげるクッションという自覚を持って、「しからない」ことです。
さらに、述べます。
2014年03月09日
大きな困難を持つ子供のカウンセリング 72
お知らせ 東日本大震災の被災者及びご家族、お知り合いに被災者のいらっしゃる方のためにボランティアによる無料の電話によるこころのカウンセリングを行っております。24時間受け付けております。ご利用ください。℡03-5888-7354です。
今日も「大きな困難を持つ子供のカウンセリング」を述べます。
カウンセリングにより子供がより美しく生きだすためには、とにかく前に問題解決を進めることです。
問題解決を、構築していくことです。
これがカウンセリングにより、子供がより美しく生きだすためのポイントです。
前に進むことこそが、真の解決です。
子供は成長段階にいます。よって成長こそが、強調されます。
その子の長所を、先ず発見することです。
次にその長所を、育むことです。
ここに子供のカウンセリングの持つ、特殊性があります。
その特殊性とは、子供の成長はカウンセリングの追い風になると言うことです。
当然、子供の人間性をすべて把握することはできません。
長所のみを把握すればよいのです。
長所のみを把握して、子供の成長という追い風に乗せます。
その追い風は、すべてを前に進めます。
上げ潮は、すべてを押し上げます。
これが子供のカウンセリングの持つ、特殊性です。
そのためにカウンセリングには、それほど科学的な客観性は必要ではありません。
子供とのこころの関係性が、大切です。
カウンセラーと子供との相互作用により、現実のカウンセリングは進められます。
そうやってこころの結びつきを、育むのです。
先ずその子なりの「うり」を、発見することが大切です。
その子にしかできない長所、「うり」を発見することです。
次にカウンセラーは、その「うり」を子供とともに大切に育むのです。
そうすればカウンセラーと子供の結びつきは、真のものになっていきます。
カウンセラーと子供の結びつきが真のものになればなるほど、真の子供の姿が浮かび上がります。
子供はいきいきとしてきます。
カウンセラーは子供を、勇気付けることです。
はげまし、応援することです。
そうすれば、子供はさらに協力的になります。
ベストの姿を、現してきます。
ただしけっして、子供のマイナスな性格傾向を無視するものではありません。
多くの場合、プラスを強調してカウンセリングを行う方が効果的なのです。
ただしまれにその子にしかできない長所、「うり」を発見できない子供もいます。
そのときは、工夫も必要です。
多くの場合、長所の見つからない子供は、母親に不安感が強いのです。
その不安を感じて面接室で萎縮して、のびのびできないのです。
この場合は母親と、子供の面接を別々に行うことです。
そうすれば、面接はスムーズに進みます。
それに親とケンカをして、面接に来ることもあります。
このように親子関係が直接、面接に入り込んでくることは避けなければいけません。
そのために、母親と子供の面接を別々に行います。
しかしカウンセリングが深まったら、母親と子供が同席の面接も可能になりますし、かつ必要です。
それに父親と兄弟の同席の面接も可能になりますし、かつ必要です。
すなわち家族全員の面接も可能であり、かつ必要です。
現在、カウンセリングは家族全員の面接を含んだものに変わってきています。
特に子供のカウンセリングでは、家族全員の面接は強調されています。
個人のみのカウンセリングでは、カウンセラーもその人だけしか把握できません。
家族全員を把握することの大切さが最近、強調されてきています。
そこにファミリー・カウンセリングが生まれたのです。
東京大学の中釜先生は、ファミリー・カウンセリングによる心理療法の統合を提起しています。
これからのカウンセリングは、統合されていくでしょう。
おそらくその中でファミリー・カウンセリング、家族療法は重要な位置をしめるでしょう。
大きな困難を持つ子供をモデルに、ファミリー・カウンセリングによる心理療法の統合を述べたいと思います。小学校一年生の女子児童です。
この子は、落ち着きがありません。
小学校入学前から落ち着きがありませんでした。
落ち着きのなさゆえに、困ったことをします。
家庭では、両親のじゃまをします。
小学校入学でも、落ち着きのなさゆえに困ったことをします。
先生のじゃまをします。
そこで先生と話し合い、カウンセリングを受けることになりました。
カウンセラーは前に解決を構築することを軸に、カウンセリングをスタートしました。
ただし前に解決を構築するといっても、手さぐりではできません。
手がかりは必要です。
そこでカウンセラーは、母親から家庭での生活について尋ねました。
なお子供のカウンセリングには母親が参加することは多く、父親はまれです。
この子も、そうでした。
特にカウンセリングの初期は、母親のみの参加は多いのです。
しかしアメリカでは、父親も初期から参加します。
これは日米の、文化差です。
米国では日本よりも、子育てに父親も参加します。
カウンセリングに父親の参加が得られれば、よりスムーズにカウンセリングは進みます。
父親の参加はカウンセリング成功の、大きなポイントです。
母親から家庭での生活について尋ねると、次のことが分かりました。
両親が話し始めると、仲に入ってきます。
話にわり込むのです。
学校でも、先生の話にわり込みます。
話にわり込めば、当然「わり込むな」となります。
このくり返しです。
多くの場合、わり込みは不安の表現です。
不安を、わり込みで表現しています。
わり込みにより、自分の居場所を確保しています。
それぐらい、居場所のない不安のなかにいるのです。
よって大切なことは、両親が子供に肯定的な関心を持つことです。
それが、いま最も大切です。
ところがいまこの子は両親や、先生にしかられていたのです。
最も解決の困難な場所に、両親や先生はいました。
そのためには、わり込んでも、先ず両親が子供をしからないことです。
それにより、わり込みという不安の表現の、クッションになれます。
不安の表現のクッションに、両親がなるのです。
これは大切です。
そのためには、「しからない」ことです。
不安をやわらげるクッションという自覚を持って、「しからない」ことです。
それに、次のことをプラスします。
子供を「ほめる」ことです。
さらに、述べます。
今日も「大きな困難を持つ子供のカウンセリング」を述べます。
カウンセリングにより子供がより美しく生きだすためには、とにかく前に問題解決を進めることです。
問題解決を、構築していくことです。
これがカウンセリングにより、子供がより美しく生きだすためのポイントです。
前に進むことこそが、真の解決です。
子供は成長段階にいます。よって成長こそが、強調されます。
その子の長所を、先ず発見することです。
次にその長所を、育むことです。
ここに子供のカウンセリングの持つ、特殊性があります。
その特殊性とは、子供の成長はカウンセリングの追い風になると言うことです。
当然、子供の人間性をすべて把握することはできません。
長所のみを把握すればよいのです。
長所のみを把握して、子供の成長という追い風に乗せます。
その追い風は、すべてを前に進めます。
上げ潮は、すべてを押し上げます。
これが子供のカウンセリングの持つ、特殊性です。
そのためにカウンセリングには、それほど科学的な客観性は必要ではありません。
子供とのこころの関係性が、大切です。
カウンセラーと子供との相互作用により、現実のカウンセリングは進められます。
そうやってこころの結びつきを、育むのです。
先ずその子なりの「うり」を、発見することが大切です。
その子にしかできない長所、「うり」を発見することです。
次にカウンセラーは、その「うり」を子供とともに大切に育むのです。
そうすればカウンセラーと子供の結びつきは、真のものになっていきます。
カウンセラーと子供の結びつきが真のものになればなるほど、真の子供の姿が浮かび上がります。
子供はいきいきとしてきます。
カウンセラーは子供を、勇気付けることです。
はげまし、応援することです。
そうすれば、子供はさらに協力的になります。
ベストの姿を、現してきます。
ただしけっして、子供のマイナスな性格傾向を無視するものではありません。
多くの場合、プラスを強調してカウンセリングを行う方が効果的なのです。
ただしまれにその子にしかできない長所、「うり」を発見できない子供もいます。
そのときは、工夫も必要です。
多くの場合、長所の見つからない子供は、母親に不安感が強いのです。
その不安を感じて面接室で萎縮して、のびのびできないのです。
この場合は母親と、子供の面接を別々に行うことです。
そうすれば、面接はスムーズに進みます。
それに親とケンカをして、面接に来ることもあります。
このように親子関係が直接、面接に入り込んでくることは避けなければいけません。
そのために、母親と子供の面接を別々に行います。
しかしカウンセリングが深まったら、母親と子供が同席の面接も可能になりますし、かつ必要です。
それに父親と兄弟の同席の面接も可能になりますし、かつ必要です。
すなわち家族全員の面接も可能であり、かつ必要です。
現在、カウンセリングは家族全員の面接を含んだものに変わってきています。
特に子供のカウンセリングでは、家族全員の面接は強調されています。
個人のみのカウンセリングでは、カウンセラーもその人だけしか把握できません。
家族全員を把握することの大切さが最近、強調されてきています。
そこにファミリー・カウンセリングが生まれたのです。
東京大学の中釜先生は、ファミリー・カウンセリングによる心理療法の統合を提起しています。
これからのカウンセリングは、統合されていくでしょう。
おそらくその中でファミリー・カウンセリング、家族療法は重要な位置をしめるでしょう。
大きな困難を持つ子供をモデルに、ファミリー・カウンセリングによる心理療法の統合を述べたいと思います。小学校一年生の女子児童です。
この子は、落ち着きがありません。
小学校入学前から落ち着きがありませんでした。
落ち着きのなさゆえに、困ったことをします。
家庭では、両親のじゃまをします。
小学校入学でも、落ち着きのなさゆえに困ったことをします。
先生のじゃまをします。
そこで先生と話し合い、カウンセリングを受けることになりました。
カウンセラーは前に解決を構築することを軸に、カウンセリングをスタートしました。
ただし前に解決を構築するといっても、手さぐりではできません。
手がかりは必要です。
そこでカウンセラーは、母親から家庭での生活について尋ねました。
なお子供のカウンセリングには母親が参加することは多く、父親はまれです。
この子も、そうでした。
特にカウンセリングの初期は、母親のみの参加は多いのです。
しかしアメリカでは、父親も初期から参加します。
これは日米の、文化差です。
米国では日本よりも、子育てに父親も参加します。
カウンセリングに父親の参加が得られれば、よりスムーズにカウンセリングは進みます。
父親の参加はカウンセリング成功の、大きなポイントです。
母親から家庭での生活について尋ねると、次のことが分かりました。
両親が話し始めると、仲に入ってきます。
話にわり込むのです。
学校でも、先生の話にわり込みます。
話にわり込めば、当然「わり込むな」となります。
このくり返しです。
多くの場合、わり込みは不安の表現です。
不安を、わり込みで表現しています。
わり込みにより、自分の居場所を確保しています。
それぐらい、居場所のない不安のなかにいるのです。
よって大切なことは、両親が子供に肯定的な関心を持つことです。
それが、いま最も大切です。
ところがいまこの子は両親や、先生にしかられていたのです。
最も解決の困難な場所に、両親や先生はいました。
そのためには、わり込んでも、先ず両親が子供をしからないことです。
それにより、わり込みという不安の表現の、クッションになれます。
不安の表現のクッションに、両親がなるのです。
これは大切です。
そのためには、「しからない」ことです。
不安をやわらげるクッションという自覚を持って、「しからない」ことです。
それに、次のことをプラスします。
子供を「ほめる」ことです。
さらに、述べます。
2014年03月10日
大きな困難を持つ子供のカウンセリング 73
お知らせ 東日本大震災の被災者及びご家族、お知り合いに被災者のいらっしゃる方のためにボランティアによる無料の電話によるこころのカウンセリングを行っております。24時間受け付けております。ご利用ください。℡03-5888-7354です。
今日も「大きな困難を持つ子供のカウンセリング」を述べます。
カウンセリングにより子供がより美しく生きだすためには、とにかく前に問題解決を進めることです。
問題解決を、構築していくことです。
これがカウンセリングにより、子供がより美しく生きだすためのポイントです。
前に進むことこそが、真の解決です。
子供は成長段階にいます。よって成長こそが、強調されます。
その子の長所を、先ず発見することです。
次にその長所を、育むことです。
ここに子供のカウンセリングの持つ、特殊性があります。
その特殊性とは、子供の成長はカウンセリングの追い風になると言うことです。
当然、子供の人間性をすべて把握することはできません。
長所のみを把握すればよいのです。
長所のみを把握して、子供の成長という追い風に乗せます。
その追い風は、すべてを前に進めます。
上げ潮は、すべてを押し上げます。
これが子供のカウンセリングの持つ、特殊性です。
そのためにカウンセリングには、それほど科学的な客観性は必要ではありません。
子供とのこころの関係性が、大切です。
カウンセラーと子供との相互作用により、現実のカウンセリングは進められます。
そうやってこころの結びつきを、育むのです。
先ずその子なりの「うり」を、発見することが大切です。
その子にしかできない長所、「うり」を発見することです。
次にカウンセラーは、その「うり」を子供とともに大切に育むのです。
そうすればカウンセラーと子供の結びつきは、真のものになっていきます。
カウンセラーと子供の結びつきが真のものになればなるほど、真の子供の姿が浮かび上がります。
子供はいきいきとしてきます。
カウンセラーは子供を、勇気付けることです。
はげまし、応援することです。
そうすれば、子供はさらに協力的になります。
ベストの姿を、現してきます。
ただしけっして、子供のマイナスな性格傾向を無視するものではありません。
多くの場合、プラスを強調してカウンセリングを行う方が効果的なのです。
ただしまれにその子にしかできない長所、「うり」を発見できない子供もいます。
そのときは、工夫も必要です。
多くの場合、長所の見つからない子供は、母親に不安感が強いのです。
その不安を感じて面接室で萎縮して、のびのびできないのです。
この場合は母親と、子供の面接を別々に行うことです。
そうすれば、面接はスムーズに進みます。
それに親とケンカをして、面接に来ることもあります。
このように親子関係が直接、面接に入り込んでくることは避けなければいけません。
そのために、母親と子供の面接を別々に行います。
しかしカウンセリングが深まったら、母親と子供が同席の面接も可能になりますし、かつ必要です。
それに父親と兄弟の同席の面接も可能になりますし、かつ必要です。
すなわち家族全員の面接も可能であり、かつ必要です。
現在、カウンセリングは家族全員の面接を含んだものに変わってきています。
特に子供のカウンセリングでは、家族全員の面接は強調されています。
個人のみのカウンセリングでは、カウンセラーもその人だけしか把握できません。
家族全員を把握することの大切さが最近、強調されてきています。
そこにファミリー・カウンセリングが生まれたのです。
東京大学の中釜先生は、ファミリー・カウンセリングによる心理療法の統合を提起しています。
これからのカウンセリングは、統合されていくでしょう。
おそらくその中でファミリー・カウンセリング、家族療法は重要な位置をしめるでしょう。
大きな困難を持つ子供をモデルに、ファミリー・カウンセリングによる心理療法の統合を述べたいと思います。小学校一年生の女子児童です。
この子は、落ち着きがありません。
小学校入学前から落ち着きがありませんでした。
落ち着きのなさゆえに、困ったことをします。
家庭では、両親のじゃまをします。
小学校入学でも、落ち着きのなさゆえに困ったことをします。
先生のじゃまをします。
そこで先生と話し合い、カウンセリングを受けることになりました。
カウンセラーは前に解決を構築することを軸に、カウンセリングをスタートしました。
ただし前に解決を構築するといっても、手さぐりではできません。
手がかりは必要です。
そこでカウンセラーは、母親から家庭での生活について尋ねました。
なお子供のカウンセリングには母親が参加することは多く、父親はまれです。
この子も、そうでした。
特にカウンセリングの初期は、母親のみの参加は多いのです。
しかしアメリカでは、父親も初期から参加します。
これは日米の、文化差です。
米国では日本よりも、子育てに父親も参加します。
カウンセリングに父親の参加が得られれば、よりスムーズにカウンセリングは進みます。
父親の参加はカウンセリング成功の、大きなポイントです。
母親から家庭での生活について尋ねると、次のことが分かりました。
両親が話し始めると、仲に入ってきます。
話にわり込むのです。
学校でも、先生の話にわり込みます。
話にわり込めば、当然「わり込むな」となります。
このくり返しです。
多くの場合、わり込みは不安の表現です。
不安を、わり込みで表現しています。
わり込みにより、自分の居場所を確保しています。
それぐらい、居場所のない不安のなかにいるのです。
よって大切なことは、両親が子供に肯定的な関心を持つことです。
それが、いま最も大切です。
ところがいまこの子は両親や、先生にしかられていたのです。
最も解決の困難な場所に、両親や先生はいました。
そのためには、わり込んでも、先ず両親が子供をしからないことです。
それにより、わり込みという不安の表現の、クッションになれます。
不安の表現のクッションに、両親がなるのです。
これは大切です。
そのためには、「しからない」ことです。
不安をやわらげるクッションという自覚を持って、「しからない」ことです。
それに、次のことをプラスします。
子供を「ほめる」ことです。
「しからない」で、子供を「ほめる」ことです。
このことは子供だけではなく、親自身にも大きな変化をあたえます。
さらに、述べます。
今日も「大きな困難を持つ子供のカウンセリング」を述べます。
カウンセリングにより子供がより美しく生きだすためには、とにかく前に問題解決を進めることです。
問題解決を、構築していくことです。
これがカウンセリングにより、子供がより美しく生きだすためのポイントです。
前に進むことこそが、真の解決です。
子供は成長段階にいます。よって成長こそが、強調されます。
その子の長所を、先ず発見することです。
次にその長所を、育むことです。
ここに子供のカウンセリングの持つ、特殊性があります。
その特殊性とは、子供の成長はカウンセリングの追い風になると言うことです。
当然、子供の人間性をすべて把握することはできません。
長所のみを把握すればよいのです。
長所のみを把握して、子供の成長という追い風に乗せます。
その追い風は、すべてを前に進めます。
上げ潮は、すべてを押し上げます。
これが子供のカウンセリングの持つ、特殊性です。
そのためにカウンセリングには、それほど科学的な客観性は必要ではありません。
子供とのこころの関係性が、大切です。
カウンセラーと子供との相互作用により、現実のカウンセリングは進められます。
そうやってこころの結びつきを、育むのです。
先ずその子なりの「うり」を、発見することが大切です。
その子にしかできない長所、「うり」を発見することです。
次にカウンセラーは、その「うり」を子供とともに大切に育むのです。
そうすればカウンセラーと子供の結びつきは、真のものになっていきます。
カウンセラーと子供の結びつきが真のものになればなるほど、真の子供の姿が浮かび上がります。
子供はいきいきとしてきます。
カウンセラーは子供を、勇気付けることです。
はげまし、応援することです。
そうすれば、子供はさらに協力的になります。
ベストの姿を、現してきます。
ただしけっして、子供のマイナスな性格傾向を無視するものではありません。
多くの場合、プラスを強調してカウンセリングを行う方が効果的なのです。
ただしまれにその子にしかできない長所、「うり」を発見できない子供もいます。
そのときは、工夫も必要です。
多くの場合、長所の見つからない子供は、母親に不安感が強いのです。
その不安を感じて面接室で萎縮して、のびのびできないのです。
この場合は母親と、子供の面接を別々に行うことです。
そうすれば、面接はスムーズに進みます。
それに親とケンカをして、面接に来ることもあります。
このように親子関係が直接、面接に入り込んでくることは避けなければいけません。
そのために、母親と子供の面接を別々に行います。
しかしカウンセリングが深まったら、母親と子供が同席の面接も可能になりますし、かつ必要です。
それに父親と兄弟の同席の面接も可能になりますし、かつ必要です。
すなわち家族全員の面接も可能であり、かつ必要です。
現在、カウンセリングは家族全員の面接を含んだものに変わってきています。
特に子供のカウンセリングでは、家族全員の面接は強調されています。
個人のみのカウンセリングでは、カウンセラーもその人だけしか把握できません。
家族全員を把握することの大切さが最近、強調されてきています。
そこにファミリー・カウンセリングが生まれたのです。
東京大学の中釜先生は、ファミリー・カウンセリングによる心理療法の統合を提起しています。
これからのカウンセリングは、統合されていくでしょう。
おそらくその中でファミリー・カウンセリング、家族療法は重要な位置をしめるでしょう。
大きな困難を持つ子供をモデルに、ファミリー・カウンセリングによる心理療法の統合を述べたいと思います。小学校一年生の女子児童です。
この子は、落ち着きがありません。
小学校入学前から落ち着きがありませんでした。
落ち着きのなさゆえに、困ったことをします。
家庭では、両親のじゃまをします。
小学校入学でも、落ち着きのなさゆえに困ったことをします。
先生のじゃまをします。
そこで先生と話し合い、カウンセリングを受けることになりました。
カウンセラーは前に解決を構築することを軸に、カウンセリングをスタートしました。
ただし前に解決を構築するといっても、手さぐりではできません。
手がかりは必要です。
そこでカウンセラーは、母親から家庭での生活について尋ねました。
なお子供のカウンセリングには母親が参加することは多く、父親はまれです。
この子も、そうでした。
特にカウンセリングの初期は、母親のみの参加は多いのです。
しかしアメリカでは、父親も初期から参加します。
これは日米の、文化差です。
米国では日本よりも、子育てに父親も参加します。
カウンセリングに父親の参加が得られれば、よりスムーズにカウンセリングは進みます。
父親の参加はカウンセリング成功の、大きなポイントです。
母親から家庭での生活について尋ねると、次のことが分かりました。
両親が話し始めると、仲に入ってきます。
話にわり込むのです。
学校でも、先生の話にわり込みます。
話にわり込めば、当然「わり込むな」となります。
このくり返しです。
多くの場合、わり込みは不安の表現です。
不安を、わり込みで表現しています。
わり込みにより、自分の居場所を確保しています。
それぐらい、居場所のない不安のなかにいるのです。
よって大切なことは、両親が子供に肯定的な関心を持つことです。
それが、いま最も大切です。
ところがいまこの子は両親や、先生にしかられていたのです。
最も解決の困難な場所に、両親や先生はいました。
そのためには、わり込んでも、先ず両親が子供をしからないことです。
それにより、わり込みという不安の表現の、クッションになれます。
不安の表現のクッションに、両親がなるのです。
これは大切です。
そのためには、「しからない」ことです。
不安をやわらげるクッションという自覚を持って、「しからない」ことです。
それに、次のことをプラスします。
子供を「ほめる」ことです。
「しからない」で、子供を「ほめる」ことです。
このことは子供だけではなく、親自身にも大きな変化をあたえます。
さらに、述べます。
2014年03月11日
大きな困難を持つ子供のカウンセリング 74
お知らせ 東日本大震災の被災者及びご家族、お知り合いに被災者のいらっしゃる方のためにボランティアによる無料の電話によるこころのカウンセリングを行っております。24時間受け付けております。ご利用ください。℡03-5888-7354です。
今日も「大きな困難を持つ子供のカウンセリング」を述べます。
カウンセリングにより子供がより美しく生きだすためには、とにかく前に問題解決を進めることです。
問題解決を、構築していくことです。
これがカウンセリングにより、子供がより美しく生きだすためのポイントです。
前に進むことこそが、真の解決です。
子供は成長段階にいます。よって成長こそが、強調されます。
その子の長所を、先ず発見することです。
次にその長所を、育むことです。
ここに子供のカウンセリングの持つ、特殊性があります。
その特殊性とは、子供の成長はカウンセリングの追い風になると言うことです。
当然、子供の人間性をすべて把握することはできません。
長所のみを把握すればよいのです。
長所のみを把握して、子供の成長という追い風に乗せます。
その追い風は、すべてを前に進めます。
上げ潮は、すべてを押し上げます。
これが子供のカウンセリングの持つ、特殊性です。
そのためにカウンセリングには、それほど科学的な客観性は必要ではありません。
子供とのこころの関係性が、大切です。
カウンセラーと子供との相互作用により、現実のカウンセリングは進められます。
そうやってこころの結びつきを、育むのです。
先ずその子なりの「うり」を、発見することが大切です。
その子にしかできない長所、「うり」を発見することです。
次にカウンセラーは、その「うり」を子供とともに大切に育むのです。
そうすればカウンセラーと子供の結びつきは、真のものになっていきます。
カウンセラーと子供の結びつきが真のものになればなるほど、真の子供の姿が浮かび上がります。
子供はいきいきとしてきます。
カウンセラーは子供を、勇気付けることです。
はげまし、応援することです。
そうすれば、子供はさらに協力的になります。
ベストの姿を、現してきます。
ただしけっして、子供のマイナスな性格傾向を無視するものではありません。
多くの場合、プラスを強調してカウンセリングを行う方が効果的なのです。
ただしまれにその子にしかできない長所、「うり」を発見できない子供もいます。
そのときは、工夫も必要です。
多くの場合、長所の見つからない子供は、母親に不安感が強いのです。
その不安を感じて面接室で萎縮して、のびのびできないのです。
この場合は母親と、子供の面接を別々に行うことです。
そうすれば、面接はスムーズに進みます。
それに親とケンカをして、面接に来ることもあります。
このように親子関係が直接、面接に入り込んでくることは避けなければいけません。
そのために、母親と子供の面接を別々に行います。
しかしカウンセリングが深まったら、母親と子供が同席の面接も可能になりますし、かつ必要です。
それに父親と兄弟の同席の面接も可能になりますし、かつ必要です。
すなわち家族全員の面接も可能であり、かつ必要です。
現在、カウンセリングは家族全員の面接を含んだものに変わってきています。
特に子供のカウンセリングでは、家族全員の面接は強調されています。
個人のみのカウンセリングでは、カウンセラーもその人だけしか把握できません。
家族全員を把握することの大切さが最近、強調されてきています。
そこにファミリー・カウンセリングが生まれたのです。
東京大学の中釜先生は、ファミリー・カウンセリングによる心理療法の統合を提起しています。
これからのカウンセリングは、統合されていくでしょう。
おそらくその中でファミリー・カウンセリング、家族療法は重要な位置をしめるでしょう。
大きな困難を持つ子供をモデルに、ファミリー・カウンセリングによる心理療法の統合を述べたいと思います。小学校一年生の女子児童です。
この子は、落ち着きがありません。
小学校入学前から落ち着きがありませんでした。
落ち着きのなさゆえに、困ったことをします。
家庭では、両親のじゃまをします。
小学校入学でも、落ち着きのなさゆえに困ったことをします。
先生のじゃまをします。
そこで先生と話し合い、カウンセリングを受けることになりました。
カウンセラーは前に解決を構築することを軸に、カウンセリングをスタートしました。
ただし前に解決を構築するといっても、手さぐりではできません。
手がかりは必要です。
そこでカウンセラーは、母親から家庭での生活について尋ねました。
なお子供のカウンセリングには母親が参加することは多く、父親はまれです。
この子も、そうでした。
特にカウンセリングの初期は、母親のみの参加は多いのです。
しかしアメリカでは、父親も初期から参加します。
これは日米の、文化差です。
米国では日本よりも、子育てに父親も参加します。
カウンセリングに父親の参加が得られれば、よりスムーズにカウンセリングは進みます。
父親の参加はカウンセリング成功の、大きなポイントです。
母親から家庭での生活について尋ねると、次のことが分かりました。
両親が話し始めると、仲に入ってきます。
話にわり込むのです。
学校でも、先生の話にわり込みます。
話にわり込めば、当然「わり込むな」となります。
このくり返しです。
多くの場合、わり込みは不安の表現です。
不安を、わり込みで表現しています。
わり込みにより、自分の居場所を確保しています。
それぐらい、居場所のない不安のなかにいるのです。
よって大切なことは、両親が子供に肯定的な関心を持つことです。
それが、いま最も大切です。
ところがいまこの子は両親や、先生にしかられていたのです。
最も解決の困難な場所に、両親や先生はいました。
そのためには、わり込んでも、先ず両親が子供をしからないことです。
それにより、わり込みという不安の表現の、クッションになれます。
不安の表現のクッションに、両親がなるのです。
これは大切です。
そのためには、「しからない」ことです。
不安をやわらげるクッションという自覚を持って、「しからない」ことです。
それに、次のことをプラスします。
子供を「ほめる」ことです。
「しからない」で、子供を「ほめる」ことです。
このことは子供だけではなく、親自身にも大きな変化をあたえます。
誰でもほめられれば、前向きになれます。
それだけではなくほめた人も、前向きになれます。
さらに、述べます。
今日も「大きな困難を持つ子供のカウンセリング」を述べます。
カウンセリングにより子供がより美しく生きだすためには、とにかく前に問題解決を進めることです。
問題解決を、構築していくことです。
これがカウンセリングにより、子供がより美しく生きだすためのポイントです。
前に進むことこそが、真の解決です。
子供は成長段階にいます。よって成長こそが、強調されます。
その子の長所を、先ず発見することです。
次にその長所を、育むことです。
ここに子供のカウンセリングの持つ、特殊性があります。
その特殊性とは、子供の成長はカウンセリングの追い風になると言うことです。
当然、子供の人間性をすべて把握することはできません。
長所のみを把握すればよいのです。
長所のみを把握して、子供の成長という追い風に乗せます。
その追い風は、すべてを前に進めます。
上げ潮は、すべてを押し上げます。
これが子供のカウンセリングの持つ、特殊性です。
そのためにカウンセリングには、それほど科学的な客観性は必要ではありません。
子供とのこころの関係性が、大切です。
カウンセラーと子供との相互作用により、現実のカウンセリングは進められます。
そうやってこころの結びつきを、育むのです。
先ずその子なりの「うり」を、発見することが大切です。
その子にしかできない長所、「うり」を発見することです。
次にカウンセラーは、その「うり」を子供とともに大切に育むのです。
そうすればカウンセラーと子供の結びつきは、真のものになっていきます。
カウンセラーと子供の結びつきが真のものになればなるほど、真の子供の姿が浮かび上がります。
子供はいきいきとしてきます。
カウンセラーは子供を、勇気付けることです。
はげまし、応援することです。
そうすれば、子供はさらに協力的になります。
ベストの姿を、現してきます。
ただしけっして、子供のマイナスな性格傾向を無視するものではありません。
多くの場合、プラスを強調してカウンセリングを行う方が効果的なのです。
ただしまれにその子にしかできない長所、「うり」を発見できない子供もいます。
そのときは、工夫も必要です。
多くの場合、長所の見つからない子供は、母親に不安感が強いのです。
その不安を感じて面接室で萎縮して、のびのびできないのです。
この場合は母親と、子供の面接を別々に行うことです。
そうすれば、面接はスムーズに進みます。
それに親とケンカをして、面接に来ることもあります。
このように親子関係が直接、面接に入り込んでくることは避けなければいけません。
そのために、母親と子供の面接を別々に行います。
しかしカウンセリングが深まったら、母親と子供が同席の面接も可能になりますし、かつ必要です。
それに父親と兄弟の同席の面接も可能になりますし、かつ必要です。
すなわち家族全員の面接も可能であり、かつ必要です。
現在、カウンセリングは家族全員の面接を含んだものに変わってきています。
特に子供のカウンセリングでは、家族全員の面接は強調されています。
個人のみのカウンセリングでは、カウンセラーもその人だけしか把握できません。
家族全員を把握することの大切さが最近、強調されてきています。
そこにファミリー・カウンセリングが生まれたのです。
東京大学の中釜先生は、ファミリー・カウンセリングによる心理療法の統合を提起しています。
これからのカウンセリングは、統合されていくでしょう。
おそらくその中でファミリー・カウンセリング、家族療法は重要な位置をしめるでしょう。
大きな困難を持つ子供をモデルに、ファミリー・カウンセリングによる心理療法の統合を述べたいと思います。小学校一年生の女子児童です。
この子は、落ち着きがありません。
小学校入学前から落ち着きがありませんでした。
落ち着きのなさゆえに、困ったことをします。
家庭では、両親のじゃまをします。
小学校入学でも、落ち着きのなさゆえに困ったことをします。
先生のじゃまをします。
そこで先生と話し合い、カウンセリングを受けることになりました。
カウンセラーは前に解決を構築することを軸に、カウンセリングをスタートしました。
ただし前に解決を構築するといっても、手さぐりではできません。
手がかりは必要です。
そこでカウンセラーは、母親から家庭での生活について尋ねました。
なお子供のカウンセリングには母親が参加することは多く、父親はまれです。
この子も、そうでした。
特にカウンセリングの初期は、母親のみの参加は多いのです。
しかしアメリカでは、父親も初期から参加します。
これは日米の、文化差です。
米国では日本よりも、子育てに父親も参加します。
カウンセリングに父親の参加が得られれば、よりスムーズにカウンセリングは進みます。
父親の参加はカウンセリング成功の、大きなポイントです。
母親から家庭での生活について尋ねると、次のことが分かりました。
両親が話し始めると、仲に入ってきます。
話にわり込むのです。
学校でも、先生の話にわり込みます。
話にわり込めば、当然「わり込むな」となります。
このくり返しです。
多くの場合、わり込みは不安の表現です。
不安を、わり込みで表現しています。
わり込みにより、自分の居場所を確保しています。
それぐらい、居場所のない不安のなかにいるのです。
よって大切なことは、両親が子供に肯定的な関心を持つことです。
それが、いま最も大切です。
ところがいまこの子は両親や、先生にしかられていたのです。
最も解決の困難な場所に、両親や先生はいました。
そのためには、わり込んでも、先ず両親が子供をしからないことです。
それにより、わり込みという不安の表現の、クッションになれます。
不安の表現のクッションに、両親がなるのです。
これは大切です。
そのためには、「しからない」ことです。
不安をやわらげるクッションという自覚を持って、「しからない」ことです。
それに、次のことをプラスします。
子供を「ほめる」ことです。
「しからない」で、子供を「ほめる」ことです。
このことは子供だけではなく、親自身にも大きな変化をあたえます。
誰でもほめられれば、前向きになれます。
それだけではなくほめた人も、前向きになれます。
さらに、述べます。
2014年03月12日
大きな困難を持つ子供のカウンセリング 75
お知らせ 東日本大震災の被災者及びご家族、お知り合いに被災者のいらっしゃる方のためにボランティアによる無料の電話によるこころのカウンセリングを行っております。24時間受け付けております。ご利用ください。℡03-5888-7354です。
今日も「大きな困難を持つ子供のカウンセリング」を述べます。
カウンセリングにより子供がより美しく生きだすためには、とにかく前に問題解決を進めることです。
問題解決を、構築していくことです。
これがカウンセリングにより、子供がより美しく生きだすためのポイントです。
前に進むことこそが、真の解決です。
子供は成長段階にいます。よって成長こそが、強調されます。
その子の長所を、先ず発見することです。
次にその長所を、育むことです。
ここに子供のカウンセリングの持つ、特殊性があります。
その特殊性とは、子供の成長はカウンセリングの追い風になると言うことです。
当然、子供の人間性をすべて把握することはできません。
長所のみを把握すればよいのです。
長所のみを把握して、子供の成長という追い風に乗せます。
その追い風は、すべてを前に進めます。
上げ潮は、すべてを押し上げます。
これが子供のカウンセリングの持つ、特殊性です。
そのためにカウンセリングには、それほど科学的な客観性は必要ではありません。
子供とのこころの関係性が、大切です。
カウンセラーと子供との相互作用により、現実のカウンセリングは進められます。
そうやってこころの結びつきを、育むのです。
先ずその子なりの「うり」を、発見することが大切です。
その子にしかできない長所、「うり」を発見することです。
次にカウンセラーは、その「うり」を子供とともに大切に育むのです。
そうすればカウンセラーと子供の結びつきは、真のものになっていきます。
カウンセラーと子供の結びつきが真のものになればなるほど、真の子供の姿が浮かび上がります。
子供はいきいきとしてきます。
カウンセラーは子供を、勇気付けることです。
はげまし、応援することです。
そうすれば、子供はさらに協力的になります。
ベストの姿を、現してきます。
ただしけっして、子供のマイナスな性格傾向を無視するものではありません。
多くの場合、プラスを強調してカウンセリングを行う方が効果的なのです。
ただしまれにその子にしかできない長所、「うり」を発見できない子供もいます。
そのときは、工夫も必要です。
多くの場合、長所の見つからない子供は、母親に不安感が強いのです。
その不安を感じて面接室で萎縮して、のびのびできないのです。
この場合は母親と、子供の面接を別々に行うことです。
そうすれば、面接はスムーズに進みます。
それに親とケンカをして、面接に来ることもあります。
このように親子関係が直接、面接に入り込んでくることは避けなければいけません。
そのために、母親と子供の面接を別々に行います。
しかしカウンセリングが深まったら、母親と子供が同席の面接も可能になりますし、かつ必要です。
それに父親と兄弟の同席の面接も可能になりますし、かつ必要です。
すなわち家族全員の面接も可能であり、かつ必要です。
現在、カウンセリングは家族全員の面接を含んだものに変わってきています。
特に子供のカウンセリングでは、家族全員の面接は強調されています。
個人のみのカウンセリングでは、カウンセラーもその人だけしか把握できません。
家族全員を把握することの大切さが最近、強調されてきています。
そこにファミリー・カウンセリングが生まれたのです。
東京大学の中釜先生は、ファミリー・カウンセリングによる心理療法の統合を提起しています。
これからのカウンセリングは、統合されていくでしょう。
おそらくその中でファミリー・カウンセリング、家族療法は重要な位置をしめるでしょう。
大きな困難を持つ子供をモデルに、ファミリー・カウンセリングによる心理療法の統合を述べたいと思います。小学校一年生の女子児童です。
この子は、落ち着きがありません。
小学校入学前から落ち着きがありませんでした。
落ち着きのなさゆえに、困ったことをします。
家庭では、両親のじゃまをします。
小学校入学でも、落ち着きのなさゆえに困ったことをします。
先生のじゃまをします。
そこで先生と話し合い、カウンセリングを受けることになりました。
カウンセラーは前に解決を構築することを軸に、カウンセリングをスタートしました。
ただし前に解決を構築するといっても、手さぐりではできません。
手がかりは必要です。
そこでカウンセラーは、母親から家庭での生活について尋ねました。
なお子供のカウンセリングには母親が参加することは多く、父親はまれです。
この子も、そうでした。
特にカウンセリングの初期は、母親のみの参加は多いのです。
しかしアメリカでは、父親も初期から参加します。
これは日米の、文化差です。
米国では日本よりも、子育てに父親も参加します。
カウンセリングに父親の参加が得られれば、よりスムーズにカウンセリングは進みます。
父親の参加はカウンセリング成功の、大きなポイントです。
母親から家庭での生活について尋ねると、次のことが分かりました。
両親が話し始めると、仲に入ってきます。
話にわり込むのです。
学校でも、先生の話にわり込みます。
話にわり込めば、当然「わり込むな」となります。
このくり返しです。
多くの場合、わり込みは不安の表現です。
不安を、わり込みで表現しています。
わり込みにより、自分の居場所を確保しています。
それぐらい、居場所のない不安のなかにいるのです。
よって大切なことは、両親が子供に肯定的な関心を持つことです。
それが、いま最も大切です。
ところがいまこの子は両親や、先生にしかられていたのです。
最も解決の困難な場所に、両親や先生はいました。
そのためには、わり込んでも、先ず両親が子供をしからないことです。
それにより、わり込みという不安の表現の、クッションになれます。
不安の表現のクッションに、両親がなるのです。
これは大切です。
そのためには、「しからない」ことです。
不安をやわらげるクッションという自覚を持って、「しからない」ことです。
それに、次のことをプラスします。
子供を「ほめる」ことです。
「しからない」で、子供を「ほめる」ことです。
このことは子供だけではなく、親自身にも大きな変化をあたえます。
誰でもほめられれば、前向きになれます。
それだけではなくほめた人も、前向きになれます。
こうやって悪循環から、抜け出すのです。
さらに好循環を、歩めば良いのです。
さらに、述べます。
今日も「大きな困難を持つ子供のカウンセリング」を述べます。
カウンセリングにより子供がより美しく生きだすためには、とにかく前に問題解決を進めることです。
問題解決を、構築していくことです。
これがカウンセリングにより、子供がより美しく生きだすためのポイントです。
前に進むことこそが、真の解決です。
子供は成長段階にいます。よって成長こそが、強調されます。
その子の長所を、先ず発見することです。
次にその長所を、育むことです。
ここに子供のカウンセリングの持つ、特殊性があります。
その特殊性とは、子供の成長はカウンセリングの追い風になると言うことです。
当然、子供の人間性をすべて把握することはできません。
長所のみを把握すればよいのです。
長所のみを把握して、子供の成長という追い風に乗せます。
その追い風は、すべてを前に進めます。
上げ潮は、すべてを押し上げます。
これが子供のカウンセリングの持つ、特殊性です。
そのためにカウンセリングには、それほど科学的な客観性は必要ではありません。
子供とのこころの関係性が、大切です。
カウンセラーと子供との相互作用により、現実のカウンセリングは進められます。
そうやってこころの結びつきを、育むのです。
先ずその子なりの「うり」を、発見することが大切です。
その子にしかできない長所、「うり」を発見することです。
次にカウンセラーは、その「うり」を子供とともに大切に育むのです。
そうすればカウンセラーと子供の結びつきは、真のものになっていきます。
カウンセラーと子供の結びつきが真のものになればなるほど、真の子供の姿が浮かび上がります。
子供はいきいきとしてきます。
カウンセラーは子供を、勇気付けることです。
はげまし、応援することです。
そうすれば、子供はさらに協力的になります。
ベストの姿を、現してきます。
ただしけっして、子供のマイナスな性格傾向を無視するものではありません。
多くの場合、プラスを強調してカウンセリングを行う方が効果的なのです。
ただしまれにその子にしかできない長所、「うり」を発見できない子供もいます。
そのときは、工夫も必要です。
多くの場合、長所の見つからない子供は、母親に不安感が強いのです。
その不安を感じて面接室で萎縮して、のびのびできないのです。
この場合は母親と、子供の面接を別々に行うことです。
そうすれば、面接はスムーズに進みます。
それに親とケンカをして、面接に来ることもあります。
このように親子関係が直接、面接に入り込んでくることは避けなければいけません。
そのために、母親と子供の面接を別々に行います。
しかしカウンセリングが深まったら、母親と子供が同席の面接も可能になりますし、かつ必要です。
それに父親と兄弟の同席の面接も可能になりますし、かつ必要です。
すなわち家族全員の面接も可能であり、かつ必要です。
現在、カウンセリングは家族全員の面接を含んだものに変わってきています。
特に子供のカウンセリングでは、家族全員の面接は強調されています。
個人のみのカウンセリングでは、カウンセラーもその人だけしか把握できません。
家族全員を把握することの大切さが最近、強調されてきています。
そこにファミリー・カウンセリングが生まれたのです。
東京大学の中釜先生は、ファミリー・カウンセリングによる心理療法の統合を提起しています。
これからのカウンセリングは、統合されていくでしょう。
おそらくその中でファミリー・カウンセリング、家族療法は重要な位置をしめるでしょう。
大きな困難を持つ子供をモデルに、ファミリー・カウンセリングによる心理療法の統合を述べたいと思います。小学校一年生の女子児童です。
この子は、落ち着きがありません。
小学校入学前から落ち着きがありませんでした。
落ち着きのなさゆえに、困ったことをします。
家庭では、両親のじゃまをします。
小学校入学でも、落ち着きのなさゆえに困ったことをします。
先生のじゃまをします。
そこで先生と話し合い、カウンセリングを受けることになりました。
カウンセラーは前に解決を構築することを軸に、カウンセリングをスタートしました。
ただし前に解決を構築するといっても、手さぐりではできません。
手がかりは必要です。
そこでカウンセラーは、母親から家庭での生活について尋ねました。
なお子供のカウンセリングには母親が参加することは多く、父親はまれです。
この子も、そうでした。
特にカウンセリングの初期は、母親のみの参加は多いのです。
しかしアメリカでは、父親も初期から参加します。
これは日米の、文化差です。
米国では日本よりも、子育てに父親も参加します。
カウンセリングに父親の参加が得られれば、よりスムーズにカウンセリングは進みます。
父親の参加はカウンセリング成功の、大きなポイントです。
母親から家庭での生活について尋ねると、次のことが分かりました。
両親が話し始めると、仲に入ってきます。
話にわり込むのです。
学校でも、先生の話にわり込みます。
話にわり込めば、当然「わり込むな」となります。
このくり返しです。
多くの場合、わり込みは不安の表現です。
不安を、わり込みで表現しています。
わり込みにより、自分の居場所を確保しています。
それぐらい、居場所のない不安のなかにいるのです。
よって大切なことは、両親が子供に肯定的な関心を持つことです。
それが、いま最も大切です。
ところがいまこの子は両親や、先生にしかられていたのです。
最も解決の困難な場所に、両親や先生はいました。
そのためには、わり込んでも、先ず両親が子供をしからないことです。
それにより、わり込みという不安の表現の、クッションになれます。
不安の表現のクッションに、両親がなるのです。
これは大切です。
そのためには、「しからない」ことです。
不安をやわらげるクッションという自覚を持って、「しからない」ことです。
それに、次のことをプラスします。
子供を「ほめる」ことです。
「しからない」で、子供を「ほめる」ことです。
このことは子供だけではなく、親自身にも大きな変化をあたえます。
誰でもほめられれば、前向きになれます。
それだけではなくほめた人も、前向きになれます。
こうやって悪循環から、抜け出すのです。
さらに好循環を、歩めば良いのです。
さらに、述べます。
2014年03月13日
大きな困難を持つ子供のカウンセリング 76
お知らせ 東日本大震災の被災者及びご家族、お知り合いに被災者のいらっしゃる方のためにボランティアによる無料の電話によるこころのカウンセリングを行っております。24時間受け付けております。ご利用ください。℡03-5888-7354です。
今日も「大きな困難を持つ子供のカウンセリング」を述べます。
カウンセリングにより子供がより美しく生きだすためには、とにかく前に問題解決を進めることです。
問題解決を、構築していくことです。
これがカウンセリングにより、子供がより美しく生きだすためのポイントです。
前に進むことこそが、真の解決です。
子供は成長段階にいます。よって成長こそが、強調されます。
その子の長所を、先ず発見することです。
次にその長所を、育むことです。
ここに子供のカウンセリングの持つ、特殊性があります。
その特殊性とは、子供の成長はカウンセリングの追い風になると言うことです。
当然、子供の人間性をすべて把握することはできません。
長所のみを把握すればよいのです。
長所のみを把握して、子供の成長という追い風に乗せます。
その追い風は、すべてを前に進めます。
上げ潮は、すべてを押し上げます。
これが子供のカウンセリングの持つ、特殊性です。
そのためにカウンセリングには、それほど科学的な客観性は必要ではありません。
子供とのこころの関係性が、大切です。
カウンセラーと子供との相互作用により、現実のカウンセリングは進められます。
そうやってこころの結びつきを、育むのです。
先ずその子なりの「うり」を、発見することが大切です。
その子にしかできない長所、「うり」を発見することです。
次にカウンセラーは、その「うり」を子供とともに大切に育むのです。
そうすればカウンセラーと子供の結びつきは、真のものになっていきます。
カウンセラーと子供の結びつきが真のものになればなるほど、真の子供の姿が浮かび上がります。
子供はいきいきとしてきます。
カウンセラーは子供を、勇気付けることです。
はげまし、応援することです。
そうすれば、子供はさらに協力的になります。
ベストの姿を、現してきます。
ただしけっして、子供のマイナスな性格傾向を無視するものではありません。
多くの場合、プラスを強調してカウンセリングを行う方が効果的なのです。
ただしまれにその子にしかできない長所、「うり」を発見できない子供もいます。
そのときは、工夫も必要です。
多くの場合、長所の見つからない子供は、母親に不安感が強いのです。
その不安を感じて面接室で萎縮して、のびのびできないのです。
この場合は母親と、子供の面接を別々に行うことです。
そうすれば、面接はスムーズに進みます。
それに親とケンカをして、面接に来ることもあります。
このように親子関係が直接、面接に入り込んでくることは避けなければいけません。
そのために、母親と子供の面接を別々に行います。
しかしカウンセリングが深まったら、母親と子供が同席の面接も可能になりますし、かつ必要です。
それに父親と兄弟の同席の面接も可能になりますし、かつ必要です。
すなわち家族全員の面接も可能であり、かつ必要です。
現在、カウンセリングは家族全員の面接を含んだものに変わってきています。
特に子供のカウンセリングでは、家族全員の面接は強調されています。
個人のみのカウンセリングでは、カウンセラーもその人だけしか把握できません。
家族全員を把握することの大切さが最近、強調されてきています。
そこにファミリー・カウンセリングが生まれたのです。
東京大学の中釜先生は、ファミリー・カウンセリングによる心理療法の統合を提起しています。
これからのカウンセリングは、統合されていくでしょう。
おそらくその中でファミリー・カウンセリング、家族療法は重要な位置をしめるでしょう。
大きな困難を持つ子供をモデルに、ファミリー・カウンセリングによる心理療法の統合を述べたいと思います。小学校一年生の女子児童です。
この子は、落ち着きがありません。
小学校入学前から落ち着きがありませんでした。
落ち着きのなさゆえに、困ったことをします。
家庭では、両親のじゃまをします。
小学校入学でも、落ち着きのなさゆえに困ったことをします。
先生のじゃまをします。
そこで先生と話し合い、カウンセリングを受けることになりました。
カウンセラーは前に解決を構築することを軸に、カウンセリングをスタートしました。
ただし前に解決を構築するといっても、手さぐりではできません。
手がかりは必要です。
そこでカウンセラーは、母親から家庭での生活について尋ねました。
なお子供のカウンセリングには母親が参加することは多く、父親はまれです。
この子も、そうでした。
特にカウンセリングの初期は、母親のみの参加は多いのです。
しかしアメリカでは、父親も初期から参加します。
これは日米の、文化差です。
米国では日本よりも、子育てに父親も参加します。
カウンセリングに父親の参加が得られれば、よりスムーズにカウンセリングは進みます。
父親の参加はカウンセリング成功の、大きなポイントです。
母親から家庭での生活について尋ねると、次のことが分かりました。
両親が話し始めると、仲に入ってきます。
話にわり込むのです。
学校でも、先生の話にわり込みます。
話にわり込めば、当然「わり込むな」となります。
このくり返しです。
多くの場合、わり込みは不安の表現です。
不安を、わり込みで表現しています。
わり込みにより、自分の居場所を確保しています。
それぐらい、居場所のない不安のなかにいるのです。
よって大切なことは、両親が子供に肯定的な関心を持つことです。
それが、いま最も大切です。
ところがいまこの子は両親や、先生にしかられていたのです。
最も解決の困難な場所に、両親や先生はいました。
そのためには、わり込んでも、先ず両親が子供をしからないことです。
それにより、わり込みという不安の表現の、クッションになれます。
不安の表現のクッションに、両親がなるのです。
これは大切です。
そのためには、「しからない」ことです。
不安をやわらげるクッションという自覚を持って、「しからない」ことです。
それに、次のことをプラスします。
子供を「ほめる」ことです。
「しからない」で、子供を「ほめる」ことです。
このことは子供だけではなく、親自身にも大きな変化をあたえます。
誰でもほめられれば、前向きになれます。
それだけではなくほめた人も、前向きになれます。
こうやって悪循環から、抜け出すのです。
さらに好循環を、歩めば良いのです。
今までは、「~はできてあたりまえだ」という対応をしていました。
しかし、子供を「ほめる」ことにチェンジしました。
さらに、述べます。
今日も「大きな困難を持つ子供のカウンセリング」を述べます。
カウンセリングにより子供がより美しく生きだすためには、とにかく前に問題解決を進めることです。
問題解決を、構築していくことです。
これがカウンセリングにより、子供がより美しく生きだすためのポイントです。
前に進むことこそが、真の解決です。
子供は成長段階にいます。よって成長こそが、強調されます。
その子の長所を、先ず発見することです。
次にその長所を、育むことです。
ここに子供のカウンセリングの持つ、特殊性があります。
その特殊性とは、子供の成長はカウンセリングの追い風になると言うことです。
当然、子供の人間性をすべて把握することはできません。
長所のみを把握すればよいのです。
長所のみを把握して、子供の成長という追い風に乗せます。
その追い風は、すべてを前に進めます。
上げ潮は、すべてを押し上げます。
これが子供のカウンセリングの持つ、特殊性です。
そのためにカウンセリングには、それほど科学的な客観性は必要ではありません。
子供とのこころの関係性が、大切です。
カウンセラーと子供との相互作用により、現実のカウンセリングは進められます。
そうやってこころの結びつきを、育むのです。
先ずその子なりの「うり」を、発見することが大切です。
その子にしかできない長所、「うり」を発見することです。
次にカウンセラーは、その「うり」を子供とともに大切に育むのです。
そうすればカウンセラーと子供の結びつきは、真のものになっていきます。
カウンセラーと子供の結びつきが真のものになればなるほど、真の子供の姿が浮かび上がります。
子供はいきいきとしてきます。
カウンセラーは子供を、勇気付けることです。
はげまし、応援することです。
そうすれば、子供はさらに協力的になります。
ベストの姿を、現してきます。
ただしけっして、子供のマイナスな性格傾向を無視するものではありません。
多くの場合、プラスを強調してカウンセリングを行う方が効果的なのです。
ただしまれにその子にしかできない長所、「うり」を発見できない子供もいます。
そのときは、工夫も必要です。
多くの場合、長所の見つからない子供は、母親に不安感が強いのです。
その不安を感じて面接室で萎縮して、のびのびできないのです。
この場合は母親と、子供の面接を別々に行うことです。
そうすれば、面接はスムーズに進みます。
それに親とケンカをして、面接に来ることもあります。
このように親子関係が直接、面接に入り込んでくることは避けなければいけません。
そのために、母親と子供の面接を別々に行います。
しかしカウンセリングが深まったら、母親と子供が同席の面接も可能になりますし、かつ必要です。
それに父親と兄弟の同席の面接も可能になりますし、かつ必要です。
すなわち家族全員の面接も可能であり、かつ必要です。
現在、カウンセリングは家族全員の面接を含んだものに変わってきています。
特に子供のカウンセリングでは、家族全員の面接は強調されています。
個人のみのカウンセリングでは、カウンセラーもその人だけしか把握できません。
家族全員を把握することの大切さが最近、強調されてきています。
そこにファミリー・カウンセリングが生まれたのです。
東京大学の中釜先生は、ファミリー・カウンセリングによる心理療法の統合を提起しています。
これからのカウンセリングは、統合されていくでしょう。
おそらくその中でファミリー・カウンセリング、家族療法は重要な位置をしめるでしょう。
大きな困難を持つ子供をモデルに、ファミリー・カウンセリングによる心理療法の統合を述べたいと思います。小学校一年生の女子児童です。
この子は、落ち着きがありません。
小学校入学前から落ち着きがありませんでした。
落ち着きのなさゆえに、困ったことをします。
家庭では、両親のじゃまをします。
小学校入学でも、落ち着きのなさゆえに困ったことをします。
先生のじゃまをします。
そこで先生と話し合い、カウンセリングを受けることになりました。
カウンセラーは前に解決を構築することを軸に、カウンセリングをスタートしました。
ただし前に解決を構築するといっても、手さぐりではできません。
手がかりは必要です。
そこでカウンセラーは、母親から家庭での生活について尋ねました。
なお子供のカウンセリングには母親が参加することは多く、父親はまれです。
この子も、そうでした。
特にカウンセリングの初期は、母親のみの参加は多いのです。
しかしアメリカでは、父親も初期から参加します。
これは日米の、文化差です。
米国では日本よりも、子育てに父親も参加します。
カウンセリングに父親の参加が得られれば、よりスムーズにカウンセリングは進みます。
父親の参加はカウンセリング成功の、大きなポイントです。
母親から家庭での生活について尋ねると、次のことが分かりました。
両親が話し始めると、仲に入ってきます。
話にわり込むのです。
学校でも、先生の話にわり込みます。
話にわり込めば、当然「わり込むな」となります。
このくり返しです。
多くの場合、わり込みは不安の表現です。
不安を、わり込みで表現しています。
わり込みにより、自分の居場所を確保しています。
それぐらい、居場所のない不安のなかにいるのです。
よって大切なことは、両親が子供に肯定的な関心を持つことです。
それが、いま最も大切です。
ところがいまこの子は両親や、先生にしかられていたのです。
最も解決の困難な場所に、両親や先生はいました。
そのためには、わり込んでも、先ず両親が子供をしからないことです。
それにより、わり込みという不安の表現の、クッションになれます。
不安の表現のクッションに、両親がなるのです。
これは大切です。
そのためには、「しからない」ことです。
不安をやわらげるクッションという自覚を持って、「しからない」ことです。
それに、次のことをプラスします。
子供を「ほめる」ことです。
「しからない」で、子供を「ほめる」ことです。
このことは子供だけではなく、親自身にも大きな変化をあたえます。
誰でもほめられれば、前向きになれます。
それだけではなくほめた人も、前向きになれます。
こうやって悪循環から、抜け出すのです。
さらに好循環を、歩めば良いのです。
今までは、「~はできてあたりまえだ」という対応をしていました。
しかし、子供を「ほめる」ことにチェンジしました。
さらに、述べます。
2014年03月14日
大きな困難を持つ子供のカウンセリング 77
お知らせ 東日本大震災の被災者及びご家族、お知り合いに被災者のいらっしゃる方のためにボランティアによる無料の電話によるこころのカウンセリングを行っております。24時間受け付けております。ご利用ください。℡03-5888-7354です。
今日も「大きな困難を持つ子供のカウンセリング」を述べます。
カウンセリングにより子供がより美しく生きだすためには、とにかく前に問題解決を進めることです。
問題解決を、構築していくことです。
これがカウンセリングにより、子供がより美しく生きだすためのポイントです。
前に進むことこそが、真の解決です。
子供は成長段階にいます。よって成長こそが、強調されます。
その子の長所を、先ず発見することです。
次にその長所を、育むことです。
ここに子供のカウンセリングの持つ、特殊性があります。
その特殊性とは、子供の成長はカウンセリングの追い風になると言うことです。
当然、子供の人間性をすべて把握することはできません。
長所のみを把握すればよいのです。
長所のみを把握して、子供の成長という追い風に乗せます。
その追い風は、すべてを前に進めます。
上げ潮は、すべてを押し上げます。
これが子供のカウンセリングの持つ、特殊性です。
そのためにカウンセリングには、それほど科学的な客観性は必要ではありません。
子供とのこころの関係性が、大切です。
カウンセラーと子供との相互作用により、現実のカウンセリングは進められます。
そうやってこころの結びつきを、育むのです。
先ずその子なりの「うり」を、発見することが大切です。
その子にしかできない長所、「うり」を発見することです。
次にカウンセラーは、その「うり」を子供とともに大切に育むのです。
そうすればカウンセラーと子供の結びつきは、真のものになっていきます。
カウンセラーと子供の結びつきが真のものになればなるほど、真の子供の姿が浮かび上がります。
子供はいきいきとしてきます。
カウンセラーは子供を、勇気付けることです。
はげまし、応援することです。
そうすれば、子供はさらに協力的になります。
ベストの姿を、現してきます。
ただしけっして、子供のマイナスな性格傾向を無視するものではありません。
多くの場合、プラスを強調してカウンセリングを行う方が効果的なのです。
ただしまれにその子にしかできない長所、「うり」を発見できない子供もいます。
そのときは、工夫も必要です。
多くの場合、長所の見つからない子供は、母親に不安感が強いのです。
その不安を感じて面接室で萎縮して、のびのびできないのです。
この場合は母親と、子供の面接を別々に行うことです。
そうすれば、面接はスムーズに進みます。
それに親とケンカをして、面接に来ることもあります。
このように親子関係が直接、面接に入り込んでくることは避けなければいけません。
そのために、母親と子供の面接を別々に行います。
しかしカウンセリングが深まったら、母親と子供が同席の面接も可能になりますし、かつ必要です。
それに父親と兄弟の同席の面接も可能になりますし、かつ必要です。
すなわち家族全員の面接も可能であり、かつ必要です。
現在、カウンセリングは家族全員の面接を含んだものに変わってきています。
特に子供のカウンセリングでは、家族全員の面接は強調されています。
個人のみのカウンセリングでは、カウンセラーもその人だけしか把握できません。
家族全員を把握することの大切さが最近、強調されてきています。
そこにファミリー・カウンセリングが生まれたのです。
東京大学の中釜先生は、ファミリー・カウンセリングによる心理療法の統合を提起しています。
これからのカウンセリングは、統合されていくでしょう。
おそらくその中でファミリー・カウンセリング、家族療法は重要な位置をしめるでしょう。
大きな困難を持つ子供をモデルに、ファミリー・カウンセリングによる心理療法の統合を述べたいと思います。小学校一年生の女子児童です。
この子は、落ち着きがありません。
小学校入学前から落ち着きがありませんでした。
落ち着きのなさゆえに、困ったことをします。
家庭では、両親のじゃまをします。
小学校入学でも、落ち着きのなさゆえに困ったことをします。
先生のじゃまをします。
そこで先生と話し合い、カウンセリングを受けることになりました。
カウンセラーは前に解決を構築することを軸に、カウンセリングをスタートしました。
ただし前に解決を構築するといっても、手さぐりではできません。
手がかりは必要です。
そこでカウンセラーは、母親から家庭での生活について尋ねました。
なお子供のカウンセリングには母親が参加することは多く、父親はまれです。
この子も、そうでした。
特にカウンセリングの初期は、母親のみの参加は多いのです。
しかしアメリカでは、父親も初期から参加します。
これは日米の、文化差です。
米国では日本よりも、子育てに父親も参加します。
カウンセリングに父親の参加が得られれば、よりスムーズにカウンセリングは進みます。
父親の参加はカウンセリング成功の、大きなポイントです。
母親から家庭での生活について尋ねると、次のことが分かりました。
両親が話し始めると、仲に入ってきます。
話にわり込むのです。
学校でも、先生の話にわり込みます。
話にわり込めば、当然「わり込むな」となります。
このくり返しです。
多くの場合、わり込みは不安の表現です。
不安を、わり込みで表現しています。
わり込みにより、自分の居場所を確保しています。
それぐらい、居場所のない不安のなかにいるのです。
よって大切なことは、両親が子供に肯定的な関心を持つことです。
それが、いま最も大切です。
ところがいまこの子は両親や、先生にしかられていたのです。
最も解決の困難な場所に、両親や先生はいました。
そのためには、わり込んでも、先ず両親が子供をしからないことです。
それにより、わり込みという不安の表現の、クッションになれます。
不安の表現のクッションに、両親がなるのです。
これは大切です。
そのためには、「しからない」ことです。
不安をやわらげるクッションという自覚を持って、「しからない」ことです。
それに、次のことをプラスします。
子供を「ほめる」ことです。
「しからない」で、子供を「ほめる」ことです。
このことは子供だけではなく、親自身にも大きな変化をあたえます。
誰でもほめられれば、前向きになれます。
それだけではなくほめた人も、前向きになれます。
こうやって悪循環から、抜け出すのです。
さらに好循環を、歩めば良いのです。
今までは、「~はできてあたりまえだ」という対応をしていました。
しかし、子供を「ほめる」ことにチェンジしました。
すると、また両親を困惑させることが起きました。
嬉しそうな顔をするときと、顔をしかめるときがあります。
さらに、述べます。
今日も「大きな困難を持つ子供のカウンセリング」を述べます。
カウンセリングにより子供がより美しく生きだすためには、とにかく前に問題解決を進めることです。
問題解決を、構築していくことです。
これがカウンセリングにより、子供がより美しく生きだすためのポイントです。
前に進むことこそが、真の解決です。
子供は成長段階にいます。よって成長こそが、強調されます。
その子の長所を、先ず発見することです。
次にその長所を、育むことです。
ここに子供のカウンセリングの持つ、特殊性があります。
その特殊性とは、子供の成長はカウンセリングの追い風になると言うことです。
当然、子供の人間性をすべて把握することはできません。
長所のみを把握すればよいのです。
長所のみを把握して、子供の成長という追い風に乗せます。
その追い風は、すべてを前に進めます。
上げ潮は、すべてを押し上げます。
これが子供のカウンセリングの持つ、特殊性です。
そのためにカウンセリングには、それほど科学的な客観性は必要ではありません。
子供とのこころの関係性が、大切です。
カウンセラーと子供との相互作用により、現実のカウンセリングは進められます。
そうやってこころの結びつきを、育むのです。
先ずその子なりの「うり」を、発見することが大切です。
その子にしかできない長所、「うり」を発見することです。
次にカウンセラーは、その「うり」を子供とともに大切に育むのです。
そうすればカウンセラーと子供の結びつきは、真のものになっていきます。
カウンセラーと子供の結びつきが真のものになればなるほど、真の子供の姿が浮かび上がります。
子供はいきいきとしてきます。
カウンセラーは子供を、勇気付けることです。
はげまし、応援することです。
そうすれば、子供はさらに協力的になります。
ベストの姿を、現してきます。
ただしけっして、子供のマイナスな性格傾向を無視するものではありません。
多くの場合、プラスを強調してカウンセリングを行う方が効果的なのです。
ただしまれにその子にしかできない長所、「うり」を発見できない子供もいます。
そのときは、工夫も必要です。
多くの場合、長所の見つからない子供は、母親に不安感が強いのです。
その不安を感じて面接室で萎縮して、のびのびできないのです。
この場合は母親と、子供の面接を別々に行うことです。
そうすれば、面接はスムーズに進みます。
それに親とケンカをして、面接に来ることもあります。
このように親子関係が直接、面接に入り込んでくることは避けなければいけません。
そのために、母親と子供の面接を別々に行います。
しかしカウンセリングが深まったら、母親と子供が同席の面接も可能になりますし、かつ必要です。
それに父親と兄弟の同席の面接も可能になりますし、かつ必要です。
すなわち家族全員の面接も可能であり、かつ必要です。
現在、カウンセリングは家族全員の面接を含んだものに変わってきています。
特に子供のカウンセリングでは、家族全員の面接は強調されています。
個人のみのカウンセリングでは、カウンセラーもその人だけしか把握できません。
家族全員を把握することの大切さが最近、強調されてきています。
そこにファミリー・カウンセリングが生まれたのです。
東京大学の中釜先生は、ファミリー・カウンセリングによる心理療法の統合を提起しています。
これからのカウンセリングは、統合されていくでしょう。
おそらくその中でファミリー・カウンセリング、家族療法は重要な位置をしめるでしょう。
大きな困難を持つ子供をモデルに、ファミリー・カウンセリングによる心理療法の統合を述べたいと思います。小学校一年生の女子児童です。
この子は、落ち着きがありません。
小学校入学前から落ち着きがありませんでした。
落ち着きのなさゆえに、困ったことをします。
家庭では、両親のじゃまをします。
小学校入学でも、落ち着きのなさゆえに困ったことをします。
先生のじゃまをします。
そこで先生と話し合い、カウンセリングを受けることになりました。
カウンセラーは前に解決を構築することを軸に、カウンセリングをスタートしました。
ただし前に解決を構築するといっても、手さぐりではできません。
手がかりは必要です。
そこでカウンセラーは、母親から家庭での生活について尋ねました。
なお子供のカウンセリングには母親が参加することは多く、父親はまれです。
この子も、そうでした。
特にカウンセリングの初期は、母親のみの参加は多いのです。
しかしアメリカでは、父親も初期から参加します。
これは日米の、文化差です。
米国では日本よりも、子育てに父親も参加します。
カウンセリングに父親の参加が得られれば、よりスムーズにカウンセリングは進みます。
父親の参加はカウンセリング成功の、大きなポイントです。
母親から家庭での生活について尋ねると、次のことが分かりました。
両親が話し始めると、仲に入ってきます。
話にわり込むのです。
学校でも、先生の話にわり込みます。
話にわり込めば、当然「わり込むな」となります。
このくり返しです。
多くの場合、わり込みは不安の表現です。
不安を、わり込みで表現しています。
わり込みにより、自分の居場所を確保しています。
それぐらい、居場所のない不安のなかにいるのです。
よって大切なことは、両親が子供に肯定的な関心を持つことです。
それが、いま最も大切です。
ところがいまこの子は両親や、先生にしかられていたのです。
最も解決の困難な場所に、両親や先生はいました。
そのためには、わり込んでも、先ず両親が子供をしからないことです。
それにより、わり込みという不安の表現の、クッションになれます。
不安の表現のクッションに、両親がなるのです。
これは大切です。
そのためには、「しからない」ことです。
不安をやわらげるクッションという自覚を持って、「しからない」ことです。
それに、次のことをプラスします。
子供を「ほめる」ことです。
「しからない」で、子供を「ほめる」ことです。
このことは子供だけではなく、親自身にも大きな変化をあたえます。
誰でもほめられれば、前向きになれます。
それだけではなくほめた人も、前向きになれます。
こうやって悪循環から、抜け出すのです。
さらに好循環を、歩めば良いのです。
今までは、「~はできてあたりまえだ」という対応をしていました。
しかし、子供を「ほめる」ことにチェンジしました。
すると、また両親を困惑させることが起きました。
嬉しそうな顔をするときと、顔をしかめるときがあります。
さらに、述べます。
2014年03月15日
大きな困難を持つ子供のカウンセリング 78
お知らせ 東日本大震災の被災者及びご家族、お知り合いに被災者のいらっしゃる方のためにボランティアによる無料の電話によるこころのカウンセリングを行っております。24時間受け付けております。ご利用ください。℡03-5888-7354です。
今日も「大きな困難を持つ子供のカウンセリング」を述べます。
カウンセリングにより子供がより美しく生きだすためには、とにかく前に問題解決を進めることです。
問題解決を、構築していくことです。
これがカウンセリングにより、子供がより美しく生きだすためのポイントです。
前に進むことこそが、真の解決です。
子供は成長段階にいます。よって成長こそが、強調されます。
その子の長所を、先ず発見することです。
次にその長所を、育むことです。
ここに子供のカウンセリングの持つ、特殊性があります。
その特殊性とは、子供の成長はカウンセリングの追い風になると言うことです。
当然、子供の人間性をすべて把握することはできません。
長所のみを把握すればよいのです。
長所のみを把握して、子供の成長という追い風に乗せます。
その追い風は、すべてを前に進めます。
上げ潮は、すべてを押し上げます。
これが子供のカウンセリングの持つ、特殊性です。
そのためにカウンセリングには、それほど科学的な客観性は必要ではありません。
子供とのこころの関係性が、大切です。
カウンセラーと子供との相互作用により、現実のカウンセリングは進められます。
そうやってこころの結びつきを、育むのです。
先ずその子なりの「うり」を、発見することが大切です。
その子にしかできない長所、「うり」を発見することです。
次にカウンセラーは、その「うり」を子供とともに大切に育むのです。
そうすればカウンセラーと子供の結びつきは、真のものになっていきます。
カウンセラーと子供の結びつきが真のものになればなるほど、真の子供の姿が浮かび上がります。
子供はいきいきとしてきます。
カウンセラーは子供を、勇気付けることです。
はげまし、応援することです。
そうすれば、子供はさらに協力的になります。
ベストの姿を、現してきます。
ただしけっして、子供のマイナスな性格傾向を無視するものではありません。
多くの場合、プラスを強調してカウンセリングを行う方が効果的なのです。
ただしまれにその子にしかできない長所、「うり」を発見できない子供もいます。
そのときは、工夫も必要です。
多くの場合、長所の見つからない子供は、母親に不安感が強いのです。
その不安を感じて面接室で萎縮して、のびのびできないのです。
この場合は母親と、子供の面接を別々に行うことです。
そうすれば、面接はスムーズに進みます。
それに親とケンカをして、面接に来ることもあります。
このように親子関係が直接、面接に入り込んでくることは避けなければいけません。
そのために、母親と子供の面接を別々に行います。
しかしカウンセリングが深まったら、母親と子供が同席の面接も可能になりますし、かつ必要です。
それに父親と兄弟の同席の面接も可能になりますし、かつ必要です。
すなわち家族全員の面接も可能であり、かつ必要です。
現在、カウンセリングは家族全員の面接を含んだものに変わってきています。
特に子供のカウンセリングでは、家族全員の面接は強調されています。
個人のみのカウンセリングでは、カウンセラーもその人だけしか把握できません。
家族全員を把握することの大切さが最近、強調されてきています。
そこにファミリー・カウンセリングが生まれたのです。
東京大学の中釜先生は、ファミリー・カウンセリングによる心理療法の統合を提起しています。
これからのカウンセリングは、統合されていくでしょう。
おそらくその中でファミリー・カウンセリング、家族療法は重要な位置をしめるでしょう。
大きな困難を持つ子供をモデルに、ファミリー・カウンセリングによる心理療法の統合を述べたいと思います。小学校一年生の女子児童です。
この子は、落ち着きがありません。
小学校入学前から落ち着きがありませんでした。
落ち着きのなさゆえに、困ったことをします。
家庭では、両親のじゃまをします。
小学校入学でも、落ち着きのなさゆえに困ったことをします。
先生のじゃまをします。
そこで先生と話し合い、カウンセリングを受けることになりました。
カウンセラーは前に解決を構築することを軸に、カウンセリングをスタートしました。
ただし前に解決を構築するといっても、手さぐりではできません。
手がかりは必要です。
そこでカウンセラーは、母親から家庭での生活について尋ねました。
なお子供のカウンセリングには母親が参加することは多く、父親はまれです。
この子も、そうでした。
特にカウンセリングの初期は、母親のみの参加は多いのです。
しかしアメリカでは、父親も初期から参加します。
これは日米の、文化差です。
米国では日本よりも、子育てに父親も参加します。
カウンセリングに父親の参加が得られれば、よりスムーズにカウンセリングは進みます。
父親の参加はカウンセリング成功の、大きなポイントです。
母親から家庭での生活について尋ねると、次のことが分かりました。
両親が話し始めると、仲に入ってきます。
話にわり込むのです。
学校でも、先生の話にわり込みます。
話にわり込めば、当然「わり込むな」となります。
このくり返しです。
多くの場合、わり込みは不安の表現です。
不安を、わり込みで表現しています。
わり込みにより、自分の居場所を確保しています。
それぐらい、居場所のない不安のなかにいるのです。
よって大切なことは、両親が子供に肯定的な関心を持つことです。
それが、いま最も大切です。
ところがいまこの子は両親や、先生にしかられていたのです。
最も解決の困難な場所に、両親や先生はいました。
そのためには、わり込んでも、先ず両親が子供をしからないことです。
それにより、わり込みという不安の表現の、クッションになれます。
不安の表現のクッションに、両親がなるのです。
これは大切です。
そのためには、「しからない」ことです。
不安をやわらげるクッションという自覚を持って、「しからない」ことです。
それに、次のことをプラスします。
子供を「ほめる」ことです。
「しからない」で、子供を「ほめる」ことです。
このことは子供だけではなく、親自身にも大きな変化をあたえます。
誰でもほめられれば、前向きになれます。
それだけではなくほめた人も、前向きになれます。
こうやって悪循環から、抜け出すのです。
さらに好循環を、歩めば良いのです。
今までは、「~はできてあたりまえだ」という対応をしていました。
しかし、子供を「ほめる」ことにチェンジしました。
すると、また両親を困惑させることが起きました。
嬉しそうな顔をするときと、顔をしかめるときがあります。
当然ながら両親は、嬉しそうな顔をするときは安心します。
だが顔をしかめるときは、不安になります。
さらに、述べます。
今日も「大きな困難を持つ子供のカウンセリング」を述べます。
カウンセリングにより子供がより美しく生きだすためには、とにかく前に問題解決を進めることです。
問題解決を、構築していくことです。
これがカウンセリングにより、子供がより美しく生きだすためのポイントです。
前に進むことこそが、真の解決です。
子供は成長段階にいます。よって成長こそが、強調されます。
その子の長所を、先ず発見することです。
次にその長所を、育むことです。
ここに子供のカウンセリングの持つ、特殊性があります。
その特殊性とは、子供の成長はカウンセリングの追い風になると言うことです。
当然、子供の人間性をすべて把握することはできません。
長所のみを把握すればよいのです。
長所のみを把握して、子供の成長という追い風に乗せます。
その追い風は、すべてを前に進めます。
上げ潮は、すべてを押し上げます。
これが子供のカウンセリングの持つ、特殊性です。
そのためにカウンセリングには、それほど科学的な客観性は必要ではありません。
子供とのこころの関係性が、大切です。
カウンセラーと子供との相互作用により、現実のカウンセリングは進められます。
そうやってこころの結びつきを、育むのです。
先ずその子なりの「うり」を、発見することが大切です。
その子にしかできない長所、「うり」を発見することです。
次にカウンセラーは、その「うり」を子供とともに大切に育むのです。
そうすればカウンセラーと子供の結びつきは、真のものになっていきます。
カウンセラーと子供の結びつきが真のものになればなるほど、真の子供の姿が浮かび上がります。
子供はいきいきとしてきます。
カウンセラーは子供を、勇気付けることです。
はげまし、応援することです。
そうすれば、子供はさらに協力的になります。
ベストの姿を、現してきます。
ただしけっして、子供のマイナスな性格傾向を無視するものではありません。
多くの場合、プラスを強調してカウンセリングを行う方が効果的なのです。
ただしまれにその子にしかできない長所、「うり」を発見できない子供もいます。
そのときは、工夫も必要です。
多くの場合、長所の見つからない子供は、母親に不安感が強いのです。
その不安を感じて面接室で萎縮して、のびのびできないのです。
この場合は母親と、子供の面接を別々に行うことです。
そうすれば、面接はスムーズに進みます。
それに親とケンカをして、面接に来ることもあります。
このように親子関係が直接、面接に入り込んでくることは避けなければいけません。
そのために、母親と子供の面接を別々に行います。
しかしカウンセリングが深まったら、母親と子供が同席の面接も可能になりますし、かつ必要です。
それに父親と兄弟の同席の面接も可能になりますし、かつ必要です。
すなわち家族全員の面接も可能であり、かつ必要です。
現在、カウンセリングは家族全員の面接を含んだものに変わってきています。
特に子供のカウンセリングでは、家族全員の面接は強調されています。
個人のみのカウンセリングでは、カウンセラーもその人だけしか把握できません。
家族全員を把握することの大切さが最近、強調されてきています。
そこにファミリー・カウンセリングが生まれたのです。
東京大学の中釜先生は、ファミリー・カウンセリングによる心理療法の統合を提起しています。
これからのカウンセリングは、統合されていくでしょう。
おそらくその中でファミリー・カウンセリング、家族療法は重要な位置をしめるでしょう。
大きな困難を持つ子供をモデルに、ファミリー・カウンセリングによる心理療法の統合を述べたいと思います。小学校一年生の女子児童です。
この子は、落ち着きがありません。
小学校入学前から落ち着きがありませんでした。
落ち着きのなさゆえに、困ったことをします。
家庭では、両親のじゃまをします。
小学校入学でも、落ち着きのなさゆえに困ったことをします。
先生のじゃまをします。
そこで先生と話し合い、カウンセリングを受けることになりました。
カウンセラーは前に解決を構築することを軸に、カウンセリングをスタートしました。
ただし前に解決を構築するといっても、手さぐりではできません。
手がかりは必要です。
そこでカウンセラーは、母親から家庭での生活について尋ねました。
なお子供のカウンセリングには母親が参加することは多く、父親はまれです。
この子も、そうでした。
特にカウンセリングの初期は、母親のみの参加は多いのです。
しかしアメリカでは、父親も初期から参加します。
これは日米の、文化差です。
米国では日本よりも、子育てに父親も参加します。
カウンセリングに父親の参加が得られれば、よりスムーズにカウンセリングは進みます。
父親の参加はカウンセリング成功の、大きなポイントです。
母親から家庭での生活について尋ねると、次のことが分かりました。
両親が話し始めると、仲に入ってきます。
話にわり込むのです。
学校でも、先生の話にわり込みます。
話にわり込めば、当然「わり込むな」となります。
このくり返しです。
多くの場合、わり込みは不安の表現です。
不安を、わり込みで表現しています。
わり込みにより、自分の居場所を確保しています。
それぐらい、居場所のない不安のなかにいるのです。
よって大切なことは、両親が子供に肯定的な関心を持つことです。
それが、いま最も大切です。
ところがいまこの子は両親や、先生にしかられていたのです。
最も解決の困難な場所に、両親や先生はいました。
そのためには、わり込んでも、先ず両親が子供をしからないことです。
それにより、わり込みという不安の表現の、クッションになれます。
不安の表現のクッションに、両親がなるのです。
これは大切です。
そのためには、「しからない」ことです。
不安をやわらげるクッションという自覚を持って、「しからない」ことです。
それに、次のことをプラスします。
子供を「ほめる」ことです。
「しからない」で、子供を「ほめる」ことです。
このことは子供だけではなく、親自身にも大きな変化をあたえます。
誰でもほめられれば、前向きになれます。
それだけではなくほめた人も、前向きになれます。
こうやって悪循環から、抜け出すのです。
さらに好循環を、歩めば良いのです。
今までは、「~はできてあたりまえだ」という対応をしていました。
しかし、子供を「ほめる」ことにチェンジしました。
すると、また両親を困惑させることが起きました。
嬉しそうな顔をするときと、顔をしかめるときがあります。
当然ながら両親は、嬉しそうな顔をするときは安心します。
だが顔をしかめるときは、不安になります。
さらに、述べます。
2014年03月16日
大きな困難を持つ子供のカウンセリング 79
お知らせ 東日本大震災の被災者及びご家族、お知り合いに被災者のいらっしゃる方のためにボランティアによる無料の電話によるこころのカウンセリングを行っております。24時間受け付けております。ご利用ください。℡03-5888-7354です。
今日も「大きな困難を持つ子供のカウンセリング」を述べます。
カウンセリングにより子供がより美しく生きだすためには、とにかく前に問題解決を進めることです。
問題解決を、構築していくことです。
これがカウンセリングにより、子供がより美しく生きだすためのポイントです。
前に進むことこそが、真の解決です。
子供は成長段階にいます。よって成長こそが、強調されます。
その子の長所を、先ず発見することです。
次にその長所を、育むことです。
ここに子供のカウンセリングの持つ、特殊性があります。
その特殊性とは、子供の成長はカウンセリングの追い風になると言うことです。
当然、子供の人間性をすべて把握することはできません。
長所のみを把握すればよいのです。
長所のみを把握して、子供の成長という追い風に乗せます。
その追い風は、すべてを前に進めます。
上げ潮は、すべてを押し上げます。
これが子供のカウンセリングの持つ、特殊性です。
そのためにカウンセリングには、それほど科学的な客観性は必要ではありません。
子供とのこころの関係性が、大切です。
カウンセラーと子供との相互作用により、現実のカウンセリングは進められます。
そうやってこころの結びつきを、育むのです。
先ずその子なりの「うり」を、発見することが大切です。
その子にしかできない長所、「うり」を発見することです。
次にカウンセラーは、その「うり」を子供とともに大切に育むのです。
そうすればカウンセラーと子供の結びつきは、真のものになっていきます。
カウンセラーと子供の結びつきが真のものになればなるほど、真の子供の姿が浮かび上がります。
子供はいきいきとしてきます。
カウンセラーは子供を、勇気付けることです。
はげまし、応援することです。
そうすれば、子供はさらに協力的になります。
ベストの姿を、現してきます。
ただしけっして、子供のマイナスな性格傾向を無視するものではありません。
多くの場合、プラスを強調してカウンセリングを行う方が効果的なのです。
ただしまれにその子にしかできない長所、「うり」を発見できない子供もいます。
そのときは、工夫も必要です。
多くの場合、長所の見つからない子供は、母親に不安感が強いのです。
その不安を感じて面接室で萎縮して、のびのびできないのです。
この場合は母親と、子供の面接を別々に行うことです。
そうすれば、面接はスムーズに進みます。
それに親とケンカをして、面接に来ることもあります。
このように親子関係が直接、面接に入り込んでくることは避けなければいけません。
そのために、母親と子供の面接を別々に行います。
しかしカウンセリングが深まったら、母親と子供が同席の面接も可能になりますし、かつ必要です。
それに父親と兄弟の同席の面接も可能になりますし、かつ必要です。
すなわち家族全員の面接も可能であり、かつ必要です。
現在、カウンセリングは家族全員の面接を含んだものに変わってきています。
特に子供のカウンセリングでは、家族全員の面接は強調されています。
個人のみのカウンセリングでは、カウンセラーもその人だけしか把握できません。
家族全員を把握することの大切さが最近、強調されてきています。
そこにファミリー・カウンセリングが生まれたのです。
東京大学の中釜先生は、ファミリー・カウンセリングによる心理療法の統合を提起しています。
これからのカウンセリングは、統合されていくでしょう。
おそらくその中でファミリー・カウンセリング、家族療法は重要な位置をしめるでしょう。
大きな困難を持つ子供をモデルに、ファミリー・カウンセリングによる心理療法の統合を述べたいと思います。小学校一年生の女子児童です。
この子は、落ち着きがありません。
小学校入学前から落ち着きがありませんでした。
落ち着きのなさゆえに、困ったことをします。
家庭では、両親のじゃまをします。
小学校入学でも、落ち着きのなさゆえに困ったことをします。
先生のじゃまをします。
そこで先生と話し合い、カウンセリングを受けることになりました。
カウンセラーは前に解決を構築することを軸に、カウンセリングをスタートしました。
ただし前に解決を構築するといっても、手さぐりではできません。
手がかりは必要です。
そこでカウンセラーは、母親から家庭での生活について尋ねました。
なお子供のカウンセリングには母親が参加することは多く、父親はまれです。
この子も、そうでした。
特にカウンセリングの初期は、母親のみの参加は多いのです。
しかしアメリカでは、父親も初期から参加します。
これは日米の、文化差です。
米国では日本よりも、子育てに父親も参加します。
カウンセリングに父親の参加が得られれば、よりスムーズにカウンセリングは進みます。
父親の参加はカウンセリング成功の、大きなポイントです。
母親から家庭での生活について尋ねると、次のことが分かりました。
両親が話し始めると、仲に入ってきます。
話にわり込むのです。
学校でも、先生の話にわり込みます。
話にわり込めば、当然「わり込むな」となります。
このくり返しです。
多くの場合、わり込みは不安の表現です。
不安を、わり込みで表現しています。
わり込みにより、自分の居場所を確保しています。
それぐらい、居場所のない不安のなかにいるのです。
よって大切なことは、両親が子供に肯定的な関心を持つことです。
それが、いま最も大切です。
ところがいまこの子は両親や、先生にしかられていたのです。
最も解決の困難な場所に、両親や先生はいました。
そのためには、わり込んでも、先ず両親が子供をしからないことです。
それにより、わり込みという不安の表現の、クッションになれます。
不安の表現のクッションに、両親がなるのです。
これは大切です。
そのためには、「しからない」ことです。
不安をやわらげるクッションという自覚を持って、「しからない」ことです。
それに、次のことをプラスします。
子供を「ほめる」ことです。
「しからない」で、子供を「ほめる」ことです。
このことは子供だけではなく、親自身にも大きな変化をあたえます。
誰でもほめられれば、前向きになれます。
それだけではなくほめた人も、前向きになれます。
こうやって悪循環から、抜け出すのです。
さらに好循環を、歩めば良いのです。
今までは、「~はできてあたりまえだ」という対応をしていました。
しかし、子供を「ほめる」ことにチェンジしました。
すると、また両親を困惑させることが起きました。
嬉しそうな顔をするときと、顔をしかめるときがあります。
当然ながら両親は、嬉しそうな顔をするときは安心します。
だが顔をしかめるときは、不安になります。
カウンセリングでは悪循環から、好循環に一直線に進むことはまれです。
多くの場合、関所があります。
さらに、述べます。
今日も「大きな困難を持つ子供のカウンセリング」を述べます。
カウンセリングにより子供がより美しく生きだすためには、とにかく前に問題解決を進めることです。
問題解決を、構築していくことです。
これがカウンセリングにより、子供がより美しく生きだすためのポイントです。
前に進むことこそが、真の解決です。
子供は成長段階にいます。よって成長こそが、強調されます。
その子の長所を、先ず発見することです。
次にその長所を、育むことです。
ここに子供のカウンセリングの持つ、特殊性があります。
その特殊性とは、子供の成長はカウンセリングの追い風になると言うことです。
当然、子供の人間性をすべて把握することはできません。
長所のみを把握すればよいのです。
長所のみを把握して、子供の成長という追い風に乗せます。
その追い風は、すべてを前に進めます。
上げ潮は、すべてを押し上げます。
これが子供のカウンセリングの持つ、特殊性です。
そのためにカウンセリングには、それほど科学的な客観性は必要ではありません。
子供とのこころの関係性が、大切です。
カウンセラーと子供との相互作用により、現実のカウンセリングは進められます。
そうやってこころの結びつきを、育むのです。
先ずその子なりの「うり」を、発見することが大切です。
その子にしかできない長所、「うり」を発見することです。
次にカウンセラーは、その「うり」を子供とともに大切に育むのです。
そうすればカウンセラーと子供の結びつきは、真のものになっていきます。
カウンセラーと子供の結びつきが真のものになればなるほど、真の子供の姿が浮かび上がります。
子供はいきいきとしてきます。
カウンセラーは子供を、勇気付けることです。
はげまし、応援することです。
そうすれば、子供はさらに協力的になります。
ベストの姿を、現してきます。
ただしけっして、子供のマイナスな性格傾向を無視するものではありません。
多くの場合、プラスを強調してカウンセリングを行う方が効果的なのです。
ただしまれにその子にしかできない長所、「うり」を発見できない子供もいます。
そのときは、工夫も必要です。
多くの場合、長所の見つからない子供は、母親に不安感が強いのです。
その不安を感じて面接室で萎縮して、のびのびできないのです。
この場合は母親と、子供の面接を別々に行うことです。
そうすれば、面接はスムーズに進みます。
それに親とケンカをして、面接に来ることもあります。
このように親子関係が直接、面接に入り込んでくることは避けなければいけません。
そのために、母親と子供の面接を別々に行います。
しかしカウンセリングが深まったら、母親と子供が同席の面接も可能になりますし、かつ必要です。
それに父親と兄弟の同席の面接も可能になりますし、かつ必要です。
すなわち家族全員の面接も可能であり、かつ必要です。
現在、カウンセリングは家族全員の面接を含んだものに変わってきています。
特に子供のカウンセリングでは、家族全員の面接は強調されています。
個人のみのカウンセリングでは、カウンセラーもその人だけしか把握できません。
家族全員を把握することの大切さが最近、強調されてきています。
そこにファミリー・カウンセリングが生まれたのです。
東京大学の中釜先生は、ファミリー・カウンセリングによる心理療法の統合を提起しています。
これからのカウンセリングは、統合されていくでしょう。
おそらくその中でファミリー・カウンセリング、家族療法は重要な位置をしめるでしょう。
大きな困難を持つ子供をモデルに、ファミリー・カウンセリングによる心理療法の統合を述べたいと思います。小学校一年生の女子児童です。
この子は、落ち着きがありません。
小学校入学前から落ち着きがありませんでした。
落ち着きのなさゆえに、困ったことをします。
家庭では、両親のじゃまをします。
小学校入学でも、落ち着きのなさゆえに困ったことをします。
先生のじゃまをします。
そこで先生と話し合い、カウンセリングを受けることになりました。
カウンセラーは前に解決を構築することを軸に、カウンセリングをスタートしました。
ただし前に解決を構築するといっても、手さぐりではできません。
手がかりは必要です。
そこでカウンセラーは、母親から家庭での生活について尋ねました。
なお子供のカウンセリングには母親が参加することは多く、父親はまれです。
この子も、そうでした。
特にカウンセリングの初期は、母親のみの参加は多いのです。
しかしアメリカでは、父親も初期から参加します。
これは日米の、文化差です。
米国では日本よりも、子育てに父親も参加します。
カウンセリングに父親の参加が得られれば、よりスムーズにカウンセリングは進みます。
父親の参加はカウンセリング成功の、大きなポイントです。
母親から家庭での生活について尋ねると、次のことが分かりました。
両親が話し始めると、仲に入ってきます。
話にわり込むのです。
学校でも、先生の話にわり込みます。
話にわり込めば、当然「わり込むな」となります。
このくり返しです。
多くの場合、わり込みは不安の表現です。
不安を、わり込みで表現しています。
わり込みにより、自分の居場所を確保しています。
それぐらい、居場所のない不安のなかにいるのです。
よって大切なことは、両親が子供に肯定的な関心を持つことです。
それが、いま最も大切です。
ところがいまこの子は両親や、先生にしかられていたのです。
最も解決の困難な場所に、両親や先生はいました。
そのためには、わり込んでも、先ず両親が子供をしからないことです。
それにより、わり込みという不安の表現の、クッションになれます。
不安の表現のクッションに、両親がなるのです。
これは大切です。
そのためには、「しからない」ことです。
不安をやわらげるクッションという自覚を持って、「しからない」ことです。
それに、次のことをプラスします。
子供を「ほめる」ことです。
「しからない」で、子供を「ほめる」ことです。
このことは子供だけではなく、親自身にも大きな変化をあたえます。
誰でもほめられれば、前向きになれます。
それだけではなくほめた人も、前向きになれます。
こうやって悪循環から、抜け出すのです。
さらに好循環を、歩めば良いのです。
今までは、「~はできてあたりまえだ」という対応をしていました。
しかし、子供を「ほめる」ことにチェンジしました。
すると、また両親を困惑させることが起きました。
嬉しそうな顔をするときと、顔をしかめるときがあります。
当然ながら両親は、嬉しそうな顔をするときは安心します。
だが顔をしかめるときは、不安になります。
カウンセリングでは悪循環から、好循環に一直線に進むことはまれです。
多くの場合、関所があります。
さらに、述べます。
2014年03月17日
大きな困難を持つ子供のカウンセリング 80
お知らせ 東日本大震災の被災者及びご家族、お知り合いに被災者のいらっしゃる方のためにボランティアによる無料の電話によるこころのカウンセリングを行っております。24時間受け付けております。ご利用ください。℡03-5888-7354です。
今日も「大きな困難を持つ子供のカウンセリング」を述べます。
カウンセリングにより子供がより美しく生きだすためには、とにかく前に問題解決を進めることです。
問題解決を、構築していくことです。
これがカウンセリングにより、子供がより美しく生きだすためのポイントです。
前に進むことこそが、真の解決です。
子供は成長段階にいます。よって成長こそが、強調されます。
その子の長所を、先ず発見することです。
次にその長所を、育むことです。
ここに子供のカウンセリングの持つ、特殊性があります。
その特殊性とは、子供の成長はカウンセリングの追い風になると言うことです。
当然、子供の人間性をすべて把握することはできません。
長所のみを把握すればよいのです。
長所のみを把握して、子供の成長という追い風に乗せます。
その追い風は、すべてを前に進めます。
上げ潮は、すべてを押し上げます。
これが子供のカウンセリングの持つ、特殊性です。
そのためにカウンセリングには、それほど科学的な客観性は必要ではありません。
子供とのこころの関係性が、大切です。
カウンセラーと子供との相互作用により、現実のカウンセリングは進められます。
そうやってこころの結びつきを、育むのです。
先ずその子なりの「うり」を、発見することが大切です。
その子にしかできない長所、「うり」を発見することです。
次にカウンセラーは、その「うり」を子供とともに大切に育むのです。
そうすればカウンセラーと子供の結びつきは、真のものになっていきます。
カウンセラーと子供の結びつきが真のものになればなるほど、真の子供の姿が浮かび上がります。
子供はいきいきとしてきます。
カウンセラーは子供を、勇気付けることです。
はげまし、応援することです。
そうすれば、子供はさらに協力的になります。
ベストの姿を、現してきます。
ただしけっして、子供のマイナスな性格傾向を無視するものではありません。
多くの場合、プラスを強調してカウンセリングを行う方が効果的なのです。
ただしまれにその子にしかできない長所、「うり」を発見できない子供もいます。
そのときは、工夫も必要です。
多くの場合、長所の見つからない子供は、母親に不安感が強いのです。
その不安を感じて面接室で萎縮して、のびのびできないのです。
この場合は母親と、子供の面接を別々に行うことです。
そうすれば、面接はスムーズに進みます。
それに親とケンカをして、面接に来ることもあります。
このように親子関係が直接、面接に入り込んでくることは避けなければいけません。
そのために、母親と子供の面接を別々に行います。
しかしカウンセリングが深まったら、母親と子供が同席の面接も可能になりますし、かつ必要です。
それに父親と兄弟の同席の面接も可能になりますし、かつ必要です。
すなわち家族全員の面接も可能であり、かつ必要です。
現在、カウンセリングは家族全員の面接を含んだものに変わってきています。
特に子供のカウンセリングでは、家族全員の面接は強調されています。
個人のみのカウンセリングでは、カウンセラーもその人だけしか把握できません。
家族全員を把握することの大切さが最近、強調されてきています。
そこにファミリー・カウンセリングが生まれたのです。
東京大学の中釜先生は、ファミリー・カウンセリングによる心理療法の統合を提起しています。
これからのカウンセリングは、統合されていくでしょう。
おそらくその中でファミリー・カウンセリング、家族療法は重要な位置をしめるでしょう。
大きな困難を持つ子供をモデルに、ファミリー・カウンセリングによる心理療法の統合を述べたいと思います。小学校一年生の女子児童です。
この子は、落ち着きがありません。
小学校入学前から落ち着きがありませんでした。
落ち着きのなさゆえに、困ったことをします。
家庭では、両親のじゃまをします。
小学校入学でも、落ち着きのなさゆえに困ったことをします。
先生のじゃまをします。
そこで先生と話し合い、カウンセリングを受けることになりました。
カウンセラーは前に解決を構築することを軸に、カウンセリングをスタートしました。
ただし前に解決を構築するといっても、手さぐりではできません。
手がかりは必要です。
そこでカウンセラーは、母親から家庭での生活について尋ねました。
なお子供のカウンセリングには母親が参加することは多く、父親はまれです。
この子も、そうでした。
特にカウンセリングの初期は、母親のみの参加は多いのです。
しかしアメリカでは、父親も初期から参加します。
これは日米の、文化差です。
米国では日本よりも、子育てに父親も参加します。
カウンセリングに父親の参加が得られれば、よりスムーズにカウンセリングは進みます。
父親の参加はカウンセリング成功の、大きなポイントです。
母親から家庭での生活について尋ねると、次のことが分かりました。
両親が話し始めると、仲に入ってきます。
話にわり込むのです。
学校でも、先生の話にわり込みます。
話にわり込めば、当然「わり込むな」となります。
このくり返しです。
多くの場合、わり込みは不安の表現です。
不安を、わり込みで表現しています。
わり込みにより、自分の居場所を確保しています。
それぐらい、居場所のない不安のなかにいるのです。
よって大切なことは、両親が子供に肯定的な関心を持つことです。
それが、いま最も大切です。
ところがいまこの子は両親や、先生にしかられていたのです。
最も解決の困難な場所に、両親や先生はいました。
そのためには、わり込んでも、先ず両親が子供をしからないことです。
それにより、わり込みという不安の表現の、クッションになれます。
不安の表現のクッションに、両親がなるのです。
これは大切です。
そのためには、「しからない」ことです。
不安をやわらげるクッションという自覚を持って、「しからない」ことです。
それに、次のことをプラスします。
子供を「ほめる」ことです。
「しからない」で、子供を「ほめる」ことです。
このことは子供だけではなく、親自身にも大きな変化をあたえます。
誰でもほめられれば、前向きになれます。
それだけではなくほめた人も、前向きになれます。
こうやって悪循環から、抜け出すのです。
さらに好循環を、歩めば良いのです。
今までは、「~はできてあたりまえだ」という対応をしていました。
しかし、子供を「ほめる」ことにチェンジしました。
すると、また両親を困惑させることが起きました。
嬉しそうな顔をするときと、顔をしかめるときがあります。
当然ながら両親は、嬉しそうな顔をするときは安心します。
だが顔をしかめるときは、不安になります。
カウンセリングでは悪循環から、好循環に一直線に進むことはまれです。
多くの場合、関所があります。
顔をしかめることは、カウンセリングの次の関所です。
この関所に関して、両親と考えてみました。
さらに、述べます。
今日も「大きな困難を持つ子供のカウンセリング」を述べます。
カウンセリングにより子供がより美しく生きだすためには、とにかく前に問題解決を進めることです。
問題解決を、構築していくことです。
これがカウンセリングにより、子供がより美しく生きだすためのポイントです。
前に進むことこそが、真の解決です。
子供は成長段階にいます。よって成長こそが、強調されます。
その子の長所を、先ず発見することです。
次にその長所を、育むことです。
ここに子供のカウンセリングの持つ、特殊性があります。
その特殊性とは、子供の成長はカウンセリングの追い風になると言うことです。
当然、子供の人間性をすべて把握することはできません。
長所のみを把握すればよいのです。
長所のみを把握して、子供の成長という追い風に乗せます。
その追い風は、すべてを前に進めます。
上げ潮は、すべてを押し上げます。
これが子供のカウンセリングの持つ、特殊性です。
そのためにカウンセリングには、それほど科学的な客観性は必要ではありません。
子供とのこころの関係性が、大切です。
カウンセラーと子供との相互作用により、現実のカウンセリングは進められます。
そうやってこころの結びつきを、育むのです。
先ずその子なりの「うり」を、発見することが大切です。
その子にしかできない長所、「うり」を発見することです。
次にカウンセラーは、その「うり」を子供とともに大切に育むのです。
そうすればカウンセラーと子供の結びつきは、真のものになっていきます。
カウンセラーと子供の結びつきが真のものになればなるほど、真の子供の姿が浮かび上がります。
子供はいきいきとしてきます。
カウンセラーは子供を、勇気付けることです。
はげまし、応援することです。
そうすれば、子供はさらに協力的になります。
ベストの姿を、現してきます。
ただしけっして、子供のマイナスな性格傾向を無視するものではありません。
多くの場合、プラスを強調してカウンセリングを行う方が効果的なのです。
ただしまれにその子にしかできない長所、「うり」を発見できない子供もいます。
そのときは、工夫も必要です。
多くの場合、長所の見つからない子供は、母親に不安感が強いのです。
その不安を感じて面接室で萎縮して、のびのびできないのです。
この場合は母親と、子供の面接を別々に行うことです。
そうすれば、面接はスムーズに進みます。
それに親とケンカをして、面接に来ることもあります。
このように親子関係が直接、面接に入り込んでくることは避けなければいけません。
そのために、母親と子供の面接を別々に行います。
しかしカウンセリングが深まったら、母親と子供が同席の面接も可能になりますし、かつ必要です。
それに父親と兄弟の同席の面接も可能になりますし、かつ必要です。
すなわち家族全員の面接も可能であり、かつ必要です。
現在、カウンセリングは家族全員の面接を含んだものに変わってきています。
特に子供のカウンセリングでは、家族全員の面接は強調されています。
個人のみのカウンセリングでは、カウンセラーもその人だけしか把握できません。
家族全員を把握することの大切さが最近、強調されてきています。
そこにファミリー・カウンセリングが生まれたのです。
東京大学の中釜先生は、ファミリー・カウンセリングによる心理療法の統合を提起しています。
これからのカウンセリングは、統合されていくでしょう。
おそらくその中でファミリー・カウンセリング、家族療法は重要な位置をしめるでしょう。
大きな困難を持つ子供をモデルに、ファミリー・カウンセリングによる心理療法の統合を述べたいと思います。小学校一年生の女子児童です。
この子は、落ち着きがありません。
小学校入学前から落ち着きがありませんでした。
落ち着きのなさゆえに、困ったことをします。
家庭では、両親のじゃまをします。
小学校入学でも、落ち着きのなさゆえに困ったことをします。
先生のじゃまをします。
そこで先生と話し合い、カウンセリングを受けることになりました。
カウンセラーは前に解決を構築することを軸に、カウンセリングをスタートしました。
ただし前に解決を構築するといっても、手さぐりではできません。
手がかりは必要です。
そこでカウンセラーは、母親から家庭での生活について尋ねました。
なお子供のカウンセリングには母親が参加することは多く、父親はまれです。
この子も、そうでした。
特にカウンセリングの初期は、母親のみの参加は多いのです。
しかしアメリカでは、父親も初期から参加します。
これは日米の、文化差です。
米国では日本よりも、子育てに父親も参加します。
カウンセリングに父親の参加が得られれば、よりスムーズにカウンセリングは進みます。
父親の参加はカウンセリング成功の、大きなポイントです。
母親から家庭での生活について尋ねると、次のことが分かりました。
両親が話し始めると、仲に入ってきます。
話にわり込むのです。
学校でも、先生の話にわり込みます。
話にわり込めば、当然「わり込むな」となります。
このくり返しです。
多くの場合、わり込みは不安の表現です。
不安を、わり込みで表現しています。
わり込みにより、自分の居場所を確保しています。
それぐらい、居場所のない不安のなかにいるのです。
よって大切なことは、両親が子供に肯定的な関心を持つことです。
それが、いま最も大切です。
ところがいまこの子は両親や、先生にしかられていたのです。
最も解決の困難な場所に、両親や先生はいました。
そのためには、わり込んでも、先ず両親が子供をしからないことです。
それにより、わり込みという不安の表現の、クッションになれます。
不安の表現のクッションに、両親がなるのです。
これは大切です。
そのためには、「しからない」ことです。
不安をやわらげるクッションという自覚を持って、「しからない」ことです。
それに、次のことをプラスします。
子供を「ほめる」ことです。
「しからない」で、子供を「ほめる」ことです。
このことは子供だけではなく、親自身にも大きな変化をあたえます。
誰でもほめられれば、前向きになれます。
それだけではなくほめた人も、前向きになれます。
こうやって悪循環から、抜け出すのです。
さらに好循環を、歩めば良いのです。
今までは、「~はできてあたりまえだ」という対応をしていました。
しかし、子供を「ほめる」ことにチェンジしました。
すると、また両親を困惑させることが起きました。
嬉しそうな顔をするときと、顔をしかめるときがあります。
当然ながら両親は、嬉しそうな顔をするときは安心します。
だが顔をしかめるときは、不安になります。
カウンセリングでは悪循環から、好循環に一直線に進むことはまれです。
多くの場合、関所があります。
顔をしかめることは、カウンセリングの次の関所です。
この関所に関して、両親と考えてみました。
さらに、述べます。
2014年03月18日
大きな困難を持つ子供のカウンセリング 81
お知らせ 東日本大震災の被災者及びご家族、お知り合いに被災者のいらっしゃる方のためにボランティアによる無料の電話によるこころのカウンセリングを行っております。24時間受け付けております。ご利用ください。℡03-5888-7354です。
今日も「大きな困難を持つ子供のカウンセリング」を述べます。
カウンセリングにより子供がより美しく生きだすためには、とにかく前に問題解決を進めることです。
問題解決を、構築していくことです。
これがカウンセリングにより、子供がより美しく生きだすためのポイントです。
前に進むことこそが、真の解決です。
子供は成長段階にいます。よって成長こそが、強調されます。
その子の長所を、先ず発見することです。
次にその長所を、育むことです。
ここに子供のカウンセリングの持つ、特殊性があります。
その特殊性とは、子供の成長はカウンセリングの追い風になると言うことです。
当然、子供の人間性をすべて把握することはできません。
長所のみを把握すればよいのです。
長所のみを把握して、子供の成長という追い風に乗せます。
その追い風は、すべてを前に進めます。
上げ潮は、すべてを押し上げます。
これが子供のカウンセリングの持つ、特殊性です。
そのためにカウンセリングには、それほど科学的な客観性は必要ではありません。
子供とのこころの関係性が、大切です。
カウンセラーと子供との相互作用により、現実のカウンセリングは進められます。
そうやってこころの結びつきを、育むのです。
先ずその子なりの「うり」を、発見することが大切です。
その子にしかできない長所、「うり」を発見することです。
次にカウンセラーは、その「うり」を子供とともに大切に育むのです。
そうすればカウンセラーと子供の結びつきは、真のものになっていきます。
カウンセラーと子供の結びつきが真のものになればなるほど、真の子供の姿が浮かび上がります。
子供はいきいきとしてきます。
カウンセラーは子供を、勇気付けることです。
はげまし、応援することです。
そうすれば、子供はさらに協力的になります。
ベストの姿を、現してきます。
ただしけっして、子供のマイナスな性格傾向を無視するものではありません。
多くの場合、プラスを強調してカウンセリングを行う方が効果的なのです。
ただしまれにその子にしかできない長所、「うり」を発見できない子供もいます。
そのときは、工夫も必要です。
多くの場合、長所の見つからない子供は、母親に不安感が強いのです。
その不安を感じて面接室で萎縮して、のびのびできないのです。
この場合は母親と、子供の面接を別々に行うことです。
そうすれば、面接はスムーズに進みます。
それに親とケンカをして、面接に来ることもあります。
このように親子関係が直接、面接に入り込んでくることは避けなければいけません。
そのために、母親と子供の面接を別々に行います。
しかしカウンセリングが深まったら、母親と子供が同席の面接も可能になりますし、かつ必要です。
それに父親と兄弟の同席の面接も可能になりますし、かつ必要です。
すなわち家族全員の面接も可能であり、かつ必要です。
現在、カウンセリングは家族全員の面接を含んだものに変わってきています。
特に子供のカウンセリングでは、家族全員の面接は強調されています。
個人のみのカウンセリングでは、カウンセラーもその人だけしか把握できません。
家族全員を把握することの大切さが最近、強調されてきています。
そこにファミリー・カウンセリングが生まれたのです。
東京大学の中釜先生は、ファミリー・カウンセリングによる心理療法の統合を提起しています。
これからのカウンセリングは、統合されていくでしょう。
おそらくその中でファミリー・カウンセリング、家族療法は重要な位置をしめるでしょう。
大きな困難を持つ子供をモデルに、ファミリー・カウンセリングによる心理療法の統合を述べたいと思います。小学校一年生の女子児童です。
この子は、落ち着きがありません。
小学校入学前から落ち着きがありませんでした。
落ち着きのなさゆえに、困ったことをします。
家庭では、両親のじゃまをします。
小学校入学でも、落ち着きのなさゆえに困ったことをします。
先生のじゃまをします。
そこで先生と話し合い、カウンセリングを受けることになりました。
カウンセラーは前に解決を構築することを軸に、カウンセリングをスタートしました。
ただし前に解決を構築するといっても、手さぐりではできません。
手がかりは必要です。
そこでカウンセラーは、母親から家庭での生活について尋ねました。
なお子供のカウンセリングには母親が参加することは多く、父親はまれです。
この子も、そうでした。
特にカウンセリングの初期は、母親のみの参加は多いのです。
しかしアメリカでは、父親も初期から参加します。
これは日米の、文化差です。
米国では日本よりも、子育てに父親も参加します。
カウンセリングに父親の参加が得られれば、よりスムーズにカウンセリングは進みます。
父親の参加はカウンセリング成功の、大きなポイントです。
母親から家庭での生活について尋ねると、次のことが分かりました。
両親が話し始めると、仲に入ってきます。
話にわり込むのです。
学校でも、先生の話にわり込みます。
話にわり込めば、当然「わり込むな」となります。
このくり返しです。
多くの場合、わり込みは不安の表現です。
不安を、わり込みで表現しています。
わり込みにより、自分の居場所を確保しています。
それぐらい、居場所のない不安のなかにいるのです。
よって大切なことは、両親が子供に肯定的な関心を持つことです。
それが、いま最も大切です。
ところがいまこの子は両親や、先生にしかられていたのです。
最も解決の困難な場所に、両親や先生はいました。
そのためには、わり込んでも、先ず両親が子供をしからないことです。
それにより、わり込みという不安の表現の、クッションになれます。
不安の表現のクッションに、両親がなるのです。
これは大切です。
そのためには、「しからない」ことです。
不安をやわらげるクッションという自覚を持って、「しからない」ことです。
それに、次のことをプラスします。
子供を「ほめる」ことです。
「しからない」で、子供を「ほめる」ことです。
このことは子供だけではなく、親自身にも大きな変化をあたえます。
誰でもほめられれば、前向きになれます。
それだけではなくほめた人も、前向きになれます。
こうやって悪循環から、抜け出すのです。
さらに好循環を、歩めば良いのです。
今までは、「~はできてあたりまえだ」という対応をしていました。
しかし、子供を「ほめる」ことにチェンジしました。
すると、また両親を困惑させることが起きました。
嬉しそうな顔をするときと、顔をしかめるときがあります。
当然ながら両親は、嬉しそうな顔をするときは安心します。
だが顔をしかめるときは、不安になります。
カウンセリングでは悪循環から、好循環に一直線に進むことはまれです。
多くの場合、関所があります。
顔をしかめることは、カウンセリングの次の関所です。
この関所に関して、両親と考えてみました。
「常に顔をしかめることはありませんね?」
これは当然、カウンセリングを行っていても確認できます。
さらに、述べます。
今日も「大きな困難を持つ子供のカウンセリング」を述べます。
カウンセリングにより子供がより美しく生きだすためには、とにかく前に問題解決を進めることです。
問題解決を、構築していくことです。
これがカウンセリングにより、子供がより美しく生きだすためのポイントです。
前に進むことこそが、真の解決です。
子供は成長段階にいます。よって成長こそが、強調されます。
その子の長所を、先ず発見することです。
次にその長所を、育むことです。
ここに子供のカウンセリングの持つ、特殊性があります。
その特殊性とは、子供の成長はカウンセリングの追い風になると言うことです。
当然、子供の人間性をすべて把握することはできません。
長所のみを把握すればよいのです。
長所のみを把握して、子供の成長という追い風に乗せます。
その追い風は、すべてを前に進めます。
上げ潮は、すべてを押し上げます。
これが子供のカウンセリングの持つ、特殊性です。
そのためにカウンセリングには、それほど科学的な客観性は必要ではありません。
子供とのこころの関係性が、大切です。
カウンセラーと子供との相互作用により、現実のカウンセリングは進められます。
そうやってこころの結びつきを、育むのです。
先ずその子なりの「うり」を、発見することが大切です。
その子にしかできない長所、「うり」を発見することです。
次にカウンセラーは、その「うり」を子供とともに大切に育むのです。
そうすればカウンセラーと子供の結びつきは、真のものになっていきます。
カウンセラーと子供の結びつきが真のものになればなるほど、真の子供の姿が浮かび上がります。
子供はいきいきとしてきます。
カウンセラーは子供を、勇気付けることです。
はげまし、応援することです。
そうすれば、子供はさらに協力的になります。
ベストの姿を、現してきます。
ただしけっして、子供のマイナスな性格傾向を無視するものではありません。
多くの場合、プラスを強調してカウンセリングを行う方が効果的なのです。
ただしまれにその子にしかできない長所、「うり」を発見できない子供もいます。
そのときは、工夫も必要です。
多くの場合、長所の見つからない子供は、母親に不安感が強いのです。
その不安を感じて面接室で萎縮して、のびのびできないのです。
この場合は母親と、子供の面接を別々に行うことです。
そうすれば、面接はスムーズに進みます。
それに親とケンカをして、面接に来ることもあります。
このように親子関係が直接、面接に入り込んでくることは避けなければいけません。
そのために、母親と子供の面接を別々に行います。
しかしカウンセリングが深まったら、母親と子供が同席の面接も可能になりますし、かつ必要です。
それに父親と兄弟の同席の面接も可能になりますし、かつ必要です。
すなわち家族全員の面接も可能であり、かつ必要です。
現在、カウンセリングは家族全員の面接を含んだものに変わってきています。
特に子供のカウンセリングでは、家族全員の面接は強調されています。
個人のみのカウンセリングでは、カウンセラーもその人だけしか把握できません。
家族全員を把握することの大切さが最近、強調されてきています。
そこにファミリー・カウンセリングが生まれたのです。
東京大学の中釜先生は、ファミリー・カウンセリングによる心理療法の統合を提起しています。
これからのカウンセリングは、統合されていくでしょう。
おそらくその中でファミリー・カウンセリング、家族療法は重要な位置をしめるでしょう。
大きな困難を持つ子供をモデルに、ファミリー・カウンセリングによる心理療法の統合を述べたいと思います。小学校一年生の女子児童です。
この子は、落ち着きがありません。
小学校入学前から落ち着きがありませんでした。
落ち着きのなさゆえに、困ったことをします。
家庭では、両親のじゃまをします。
小学校入学でも、落ち着きのなさゆえに困ったことをします。
先生のじゃまをします。
そこで先生と話し合い、カウンセリングを受けることになりました。
カウンセラーは前に解決を構築することを軸に、カウンセリングをスタートしました。
ただし前に解決を構築するといっても、手さぐりではできません。
手がかりは必要です。
そこでカウンセラーは、母親から家庭での生活について尋ねました。
なお子供のカウンセリングには母親が参加することは多く、父親はまれです。
この子も、そうでした。
特にカウンセリングの初期は、母親のみの参加は多いのです。
しかしアメリカでは、父親も初期から参加します。
これは日米の、文化差です。
米国では日本よりも、子育てに父親も参加します。
カウンセリングに父親の参加が得られれば、よりスムーズにカウンセリングは進みます。
父親の参加はカウンセリング成功の、大きなポイントです。
母親から家庭での生活について尋ねると、次のことが分かりました。
両親が話し始めると、仲に入ってきます。
話にわり込むのです。
学校でも、先生の話にわり込みます。
話にわり込めば、当然「わり込むな」となります。
このくり返しです。
多くの場合、わり込みは不安の表現です。
不安を、わり込みで表現しています。
わり込みにより、自分の居場所を確保しています。
それぐらい、居場所のない不安のなかにいるのです。
よって大切なことは、両親が子供に肯定的な関心を持つことです。
それが、いま最も大切です。
ところがいまこの子は両親や、先生にしかられていたのです。
最も解決の困難な場所に、両親や先生はいました。
そのためには、わり込んでも、先ず両親が子供をしからないことです。
それにより、わり込みという不安の表現の、クッションになれます。
不安の表現のクッションに、両親がなるのです。
これは大切です。
そのためには、「しからない」ことです。
不安をやわらげるクッションという自覚を持って、「しからない」ことです。
それに、次のことをプラスします。
子供を「ほめる」ことです。
「しからない」で、子供を「ほめる」ことです。
このことは子供だけではなく、親自身にも大きな変化をあたえます。
誰でもほめられれば、前向きになれます。
それだけではなくほめた人も、前向きになれます。
こうやって悪循環から、抜け出すのです。
さらに好循環を、歩めば良いのです。
今までは、「~はできてあたりまえだ」という対応をしていました。
しかし、子供を「ほめる」ことにチェンジしました。
すると、また両親を困惑させることが起きました。
嬉しそうな顔をするときと、顔をしかめるときがあります。
当然ながら両親は、嬉しそうな顔をするときは安心します。
だが顔をしかめるときは、不安になります。
カウンセリングでは悪循環から、好循環に一直線に進むことはまれです。
多くの場合、関所があります。
顔をしかめることは、カウンセリングの次の関所です。
この関所に関して、両親と考えてみました。
「常に顔をしかめることはありませんね?」
これは当然、カウンセリングを行っていても確認できます。
さらに、述べます。
2014年03月19日
大きな困難を持つ子供のカウンセリング 82
お知らせ 東日本大震災の被災者及びご家族、お知り合いに被災者のいらっしゃる方のためにボランティアによる無料の電話によるこころのカウンセリングを行っております。24時間受け付けております。ご利用ください。℡03-5888-7354です。
今日も「大きな困難を持つ子供のカウンセリング」を述べます。
カウンセリングにより子供がより美しく生きだすためには、とにかく前に問題解決を進めることです。
問題解決を、構築していくことです。
これがカウンセリングにより、子供がより美しく生きだすためのポイントです。
前に進むことこそが、真の解決です。
子供は成長段階にいます。よって成長こそが、強調されます。
その子の長所を、先ず発見することです。
次にその長所を、育むことです。
ここに子供のカウンセリングの持つ、特殊性があります。
その特殊性とは、子供の成長はカウンセリングの追い風になると言うことです。
当然、子供の人間性をすべて把握することはできません。
長所のみを把握すればよいのです。
長所のみを把握して、子供の成長という追い風に乗せます。
その追い風は、すべてを前に進めます。
上げ潮は、すべてを押し上げます。
これが子供のカウンセリングの持つ、特殊性です。
そのためにカウンセリングには、それほど科学的な客観性は必要ではありません。
子供とのこころの関係性が、大切です。
カウンセラーと子供との相互作用により、現実のカウンセリングは進められます。
そうやってこころの結びつきを、育むのです。
先ずその子なりの「うり」を、発見することが大切です。
その子にしかできない長所、「うり」を発見することです。
次にカウンセラーは、その「うり」を子供とともに大切に育むのです。
そうすればカウンセラーと子供の結びつきは、真のものになっていきます。
カウンセラーと子供の結びつきが真のものになればなるほど、真の子供の姿が浮かび上がります。
子供はいきいきとしてきます。
カウンセラーは子供を、勇気付けることです。
はげまし、応援することです。
そうすれば、子供はさらに協力的になります。
ベストの姿を、現してきます。
ただしけっして、子供のマイナスな性格傾向を無視するものではありません。
多くの場合、プラスを強調してカウンセリングを行う方が効果的なのです。
ただしまれにその子にしかできない長所、「うり」を発見できない子供もいます。
そのときは、工夫も必要です。
多くの場合、長所の見つからない子供は、母親に不安感が強いのです。
その不安を感じて面接室で萎縮して、のびのびできないのです。
この場合は母親と、子供の面接を別々に行うことです。
そうすれば、面接はスムーズに進みます。
それに親とケンカをして、面接に来ることもあります。
このように親子関係が直接、面接に入り込んでくることは避けなければいけません。
そのために、母親と子供の面接を別々に行います。
しかしカウンセリングが深まったら、母親と子供が同席の面接も可能になりますし、かつ必要です。
それに父親と兄弟の同席の面接も可能になりますし、かつ必要です。
すなわち家族全員の面接も可能であり、かつ必要です。
現在、カウンセリングは家族全員の面接を含んだものに変わってきています。
特に子供のカウンセリングでは、家族全員の面接は強調されています。
個人のみのカウンセリングでは、カウンセラーもその人だけしか把握できません。
家族全員を把握することの大切さが最近、強調されてきています。
そこにファミリー・カウンセリングが生まれたのです。
東京大学の中釜先生は、ファミリー・カウンセリングによる心理療法の統合を提起しています。
これからのカウンセリングは、統合されていくでしょう。
おそらくその中でファミリー・カウンセリング、家族療法は重要な位置をしめるでしょう。
大きな困難を持つ子供をモデルに、ファミリー・カウンセリングによる心理療法の統合を述べたいと思います。小学校一年生の女子児童です。
この子は、落ち着きがありません。
小学校入学前から落ち着きがありませんでした。
落ち着きのなさゆえに、困ったことをします。
家庭では、両親のじゃまをします。
小学校入学でも、落ち着きのなさゆえに困ったことをします。
先生のじゃまをします。
そこで先生と話し合い、カウンセリングを受けることになりました。
カウンセラーは前に解決を構築することを軸に、カウンセリングをスタートしました。
ただし前に解決を構築するといっても、手さぐりではできません。
手がかりは必要です。
そこでカウンセラーは、母親から家庭での生活について尋ねました。
なお子供のカウンセリングには母親が参加することは多く、父親はまれです。
この子も、そうでした。
特にカウンセリングの初期は、母親のみの参加は多いのです。
しかしアメリカでは、父親も初期から参加します。
これは日米の、文化差です。
米国では日本よりも、子育てに父親も参加します。
カウンセリングに父親の参加が得られれば、よりスムーズにカウンセリングは進みます。
父親の参加はカウンセリング成功の、大きなポイントです。
母親から家庭での生活について尋ねると、次のことが分かりました。
両親が話し始めると、仲に入ってきます。
話にわり込むのです。
学校でも、先生の話にわり込みます。
話にわり込めば、当然「わり込むな」となります。
このくり返しです。
多くの場合、わり込みは不安の表現です。
不安を、わり込みで表現しています。
わり込みにより、自分の居場所を確保しています。
それぐらい、居場所のない不安のなかにいるのです。
よって大切なことは、両親が子供に肯定的な関心を持つことです。
それが、いま最も大切です。
ところがいまこの子は両親や、先生にしかられていたのです。
最も解決の困難な場所に、両親や先生はいました。
そのためには、わり込んでも、先ず両親が子供をしからないことです。
それにより、わり込みという不安の表現の、クッションになれます。
不安の表現のクッションに、両親がなるのです。
これは大切です。
そのためには、「しからない」ことです。
不安をやわらげるクッションという自覚を持って、「しからない」ことです。
それに、次のことをプラスします。
子供を「ほめる」ことです。
「しからない」で、子供を「ほめる」ことです。
このことは子供だけではなく、親自身にも大きな変化をあたえます。
誰でもほめられれば、前向きになれます。
それだけではなくほめた人も、前向きになれます。
こうやって悪循環から、抜け出すのです。
さらに好循環を、歩めば良いのです。
今までは、「~はできてあたりまえだ」という対応をしていました。
しかし、子供を「ほめる」ことにチェンジしました。
すると、また両親を困惑させることが起きました。
嬉しそうな顔をするときと、顔をしかめるときがあります。
当然ながら両親は、嬉しそうな顔をするときは安心します。
だが顔をしかめるときは、不安になります。
カウンセリングでは悪循環から、好循環に一直線に進むことはまれです。
多くの場合、関所があります。
顔をしかめることは、カウンセリングの次の関所です。
この関所に関して、両親と考えてみました。
「常に顔をしかめることはありませんね?」
これは当然、カウンセリングを行っていても確認できます。
カウンセラーは、カウンセリング中にそれを確認します。
ただし両親に、日常生活の中で見てもらうことも必要です。
さらに、述べます。
今日も「大きな困難を持つ子供のカウンセリング」を述べます。
カウンセリングにより子供がより美しく生きだすためには、とにかく前に問題解決を進めることです。
問題解決を、構築していくことです。
これがカウンセリングにより、子供がより美しく生きだすためのポイントです。
前に進むことこそが、真の解決です。
子供は成長段階にいます。よって成長こそが、強調されます。
その子の長所を、先ず発見することです。
次にその長所を、育むことです。
ここに子供のカウンセリングの持つ、特殊性があります。
その特殊性とは、子供の成長はカウンセリングの追い風になると言うことです。
当然、子供の人間性をすべて把握することはできません。
長所のみを把握すればよいのです。
長所のみを把握して、子供の成長という追い風に乗せます。
その追い風は、すべてを前に進めます。
上げ潮は、すべてを押し上げます。
これが子供のカウンセリングの持つ、特殊性です。
そのためにカウンセリングには、それほど科学的な客観性は必要ではありません。
子供とのこころの関係性が、大切です。
カウンセラーと子供との相互作用により、現実のカウンセリングは進められます。
そうやってこころの結びつきを、育むのです。
先ずその子なりの「うり」を、発見することが大切です。
その子にしかできない長所、「うり」を発見することです。
次にカウンセラーは、その「うり」を子供とともに大切に育むのです。
そうすればカウンセラーと子供の結びつきは、真のものになっていきます。
カウンセラーと子供の結びつきが真のものになればなるほど、真の子供の姿が浮かび上がります。
子供はいきいきとしてきます。
カウンセラーは子供を、勇気付けることです。
はげまし、応援することです。
そうすれば、子供はさらに協力的になります。
ベストの姿を、現してきます。
ただしけっして、子供のマイナスな性格傾向を無視するものではありません。
多くの場合、プラスを強調してカウンセリングを行う方が効果的なのです。
ただしまれにその子にしかできない長所、「うり」を発見できない子供もいます。
そのときは、工夫も必要です。
多くの場合、長所の見つからない子供は、母親に不安感が強いのです。
その不安を感じて面接室で萎縮して、のびのびできないのです。
この場合は母親と、子供の面接を別々に行うことです。
そうすれば、面接はスムーズに進みます。
それに親とケンカをして、面接に来ることもあります。
このように親子関係が直接、面接に入り込んでくることは避けなければいけません。
そのために、母親と子供の面接を別々に行います。
しかしカウンセリングが深まったら、母親と子供が同席の面接も可能になりますし、かつ必要です。
それに父親と兄弟の同席の面接も可能になりますし、かつ必要です。
すなわち家族全員の面接も可能であり、かつ必要です。
現在、カウンセリングは家族全員の面接を含んだものに変わってきています。
特に子供のカウンセリングでは、家族全員の面接は強調されています。
個人のみのカウンセリングでは、カウンセラーもその人だけしか把握できません。
家族全員を把握することの大切さが最近、強調されてきています。
そこにファミリー・カウンセリングが生まれたのです。
東京大学の中釜先生は、ファミリー・カウンセリングによる心理療法の統合を提起しています。
これからのカウンセリングは、統合されていくでしょう。
おそらくその中でファミリー・カウンセリング、家族療法は重要な位置をしめるでしょう。
大きな困難を持つ子供をモデルに、ファミリー・カウンセリングによる心理療法の統合を述べたいと思います。小学校一年生の女子児童です。
この子は、落ち着きがありません。
小学校入学前から落ち着きがありませんでした。
落ち着きのなさゆえに、困ったことをします。
家庭では、両親のじゃまをします。
小学校入学でも、落ち着きのなさゆえに困ったことをします。
先生のじゃまをします。
そこで先生と話し合い、カウンセリングを受けることになりました。
カウンセラーは前に解決を構築することを軸に、カウンセリングをスタートしました。
ただし前に解決を構築するといっても、手さぐりではできません。
手がかりは必要です。
そこでカウンセラーは、母親から家庭での生活について尋ねました。
なお子供のカウンセリングには母親が参加することは多く、父親はまれです。
この子も、そうでした。
特にカウンセリングの初期は、母親のみの参加は多いのです。
しかしアメリカでは、父親も初期から参加します。
これは日米の、文化差です。
米国では日本よりも、子育てに父親も参加します。
カウンセリングに父親の参加が得られれば、よりスムーズにカウンセリングは進みます。
父親の参加はカウンセリング成功の、大きなポイントです。
母親から家庭での生活について尋ねると、次のことが分かりました。
両親が話し始めると、仲に入ってきます。
話にわり込むのです。
学校でも、先生の話にわり込みます。
話にわり込めば、当然「わり込むな」となります。
このくり返しです。
多くの場合、わり込みは不安の表現です。
不安を、わり込みで表現しています。
わり込みにより、自分の居場所を確保しています。
それぐらい、居場所のない不安のなかにいるのです。
よって大切なことは、両親が子供に肯定的な関心を持つことです。
それが、いま最も大切です。
ところがいまこの子は両親や、先生にしかられていたのです。
最も解決の困難な場所に、両親や先生はいました。
そのためには、わり込んでも、先ず両親が子供をしからないことです。
それにより、わり込みという不安の表現の、クッションになれます。
不安の表現のクッションに、両親がなるのです。
これは大切です。
そのためには、「しからない」ことです。
不安をやわらげるクッションという自覚を持って、「しからない」ことです。
それに、次のことをプラスします。
子供を「ほめる」ことです。
「しからない」で、子供を「ほめる」ことです。
このことは子供だけではなく、親自身にも大きな変化をあたえます。
誰でもほめられれば、前向きになれます。
それだけではなくほめた人も、前向きになれます。
こうやって悪循環から、抜け出すのです。
さらに好循環を、歩めば良いのです。
今までは、「~はできてあたりまえだ」という対応をしていました。
しかし、子供を「ほめる」ことにチェンジしました。
すると、また両親を困惑させることが起きました。
嬉しそうな顔をするときと、顔をしかめるときがあります。
当然ながら両親は、嬉しそうな顔をするときは安心します。
だが顔をしかめるときは、不安になります。
カウンセリングでは悪循環から、好循環に一直線に進むことはまれです。
多くの場合、関所があります。
顔をしかめることは、カウンセリングの次の関所です。
この関所に関して、両親と考えてみました。
「常に顔をしかめることはありませんね?」
これは当然、カウンセリングを行っていても確認できます。
カウンセラーは、カウンセリング中にそれを確認します。
ただし両親に、日常生活の中で見てもらうことも必要です。
さらに、述べます。
2014年03月20日
大きな困難を持つ子供のカウンセリング 83
お知らせ 東日本大震災の被災者及びご家族、お知り合いに被災者のいらっしゃる方のためにボランティアによる無料の電話によるこころのカウンセリングを行っております。24時間受け付けております。ご利用ください。℡03-5888-7354です。
今日も「大きな困難を持つ子供のカウンセリング」を述べます。
カウンセリングにより子供がより美しく生きだすためには、とにかく前に問題解決を進めることです。
問題解決を、構築していくことです。
これがカウンセリングにより、子供がより美しく生きだすためのポイントです。
前に進むことこそが、真の解決です。
子供は成長段階にいます。よって成長こそが、強調されます。
その子の長所を、先ず発見することです。
次にその長所を、育むことです。
ここに子供のカウンセリングの持つ、特殊性があります。
その特殊性とは、子供の成長はカウンセリングの追い風になると言うことです。
当然、子供の人間性をすべて把握することはできません。
長所のみを把握すればよいのです。
長所のみを把握して、子供の成長という追い風に乗せます。
その追い風は、すべてを前に進めます。
上げ潮は、すべてを押し上げます。
これが子供のカウンセリングの持つ、特殊性です。
そのためにカウンセリングには、それほど科学的な客観性は必要ではありません。
子供とのこころの関係性が、大切です。
カウンセラーと子供との相互作用により、現実のカウンセリングは進められます。
そうやってこころの結びつきを、育むのです。
先ずその子なりの「うり」を、発見することが大切です。
その子にしかできない長所、「うり」を発見することです。
次にカウンセラーは、その「うり」を子供とともに大切に育むのです。
そうすればカウンセラーと子供の結びつきは、真のものになっていきます。
カウンセラーと子供の結びつきが真のものになればなるほど、真の子供の姿が浮かび上がります。
子供はいきいきとしてきます。
カウンセラーは子供を、勇気付けることです。
はげまし、応援することです。
そうすれば、子供はさらに協力的になります。
ベストの姿を、現してきます。
ただしけっして、子供のマイナスな性格傾向を無視するものではありません。
多くの場合、プラスを強調してカウンセリングを行う方が効果的なのです。
ただしまれにその子にしかできない長所、「うり」を発見できない子供もいます。
そのときは、工夫も必要です。
多くの場合、長所の見つからない子供は、母親に不安感が強いのです。
その不安を感じて面接室で萎縮して、のびのびできないのです。
この場合は母親と、子供の面接を別々に行うことです。
そうすれば、面接はスムーズに進みます。
それに親とケンカをして、面接に来ることもあります。
このように親子関係が直接、面接に入り込んでくることは避けなければいけません。
そのために、母親と子供の面接を別々に行います。
しかしカウンセリングが深まったら、母親と子供が同席の面接も可能になりますし、かつ必要です。
それに父親と兄弟の同席の面接も可能になりますし、かつ必要です。
すなわち家族全員の面接も可能であり、かつ必要です。
現在、カウンセリングは家族全員の面接を含んだものに変わってきています。
特に子供のカウンセリングでは、家族全員の面接は強調されています。
個人のみのカウンセリングでは、カウンセラーもその人だけしか把握できません。
家族全員を把握することの大切さが最近、強調されてきています。
そこにファミリー・カウンセリングが生まれたのです。
東京大学の中釜先生は、ファミリー・カウンセリングによる心理療法の統合を提起しています。
これからのカウンセリングは、統合されていくでしょう。
おそらくその中でファミリー・カウンセリング、家族療法は重要な位置をしめるでしょう。
大きな困難を持つ子供をモデルに、ファミリー・カウンセリングによる心理療法の統合を述べたいと思います。小学校一年生の女子児童です。
この子は、落ち着きがありません。
小学校入学前から落ち着きがありませんでした。
落ち着きのなさゆえに、困ったことをします。
家庭では、両親のじゃまをします。
小学校入学でも、落ち着きのなさゆえに困ったことをします。
先生のじゃまをします。
そこで先生と話し合い、カウンセリングを受けることになりました。
カウンセラーは前に解決を構築することを軸に、カウンセリングをスタートしました。
ただし前に解決を構築するといっても、手さぐりではできません。
手がかりは必要です。
そこでカウンセラーは、母親から家庭での生活について尋ねました。
なお子供のカウンセリングには母親が参加することは多く、父親はまれです。
この子も、そうでした。
特にカウンセリングの初期は、母親のみの参加は多いのです。
しかしアメリカでは、父親も初期から参加します。
これは日米の、文化差です。
米国では日本よりも、子育てに父親も参加します。
カウンセリングに父親の参加が得られれば、よりスムーズにカウンセリングは進みます。
父親の参加はカウンセリング成功の、大きなポイントです。
母親から家庭での生活について尋ねると、次のことが分かりました。
両親が話し始めると、仲に入ってきます。
話にわり込むのです。
学校でも、先生の話にわり込みます。
話にわり込めば、当然「わり込むな」となります。
このくり返しです。
多くの場合、わり込みは不安の表現です。
不安を、わり込みで表現しています。
わり込みにより、自分の居場所を確保しています。
それぐらい、居場所のない不安のなかにいるのです。
よって大切なことは、両親が子供に肯定的な関心を持つことです。
それが、いま最も大切です。
ところがいまこの子は両親や、先生にしかられていたのです。
最も解決の困難な場所に、両親や先生はいました。
そのためには、わり込んでも、先ず両親が子供をしからないことです。
それにより、わり込みという不安の表現の、クッションになれます。
不安の表現のクッションに、両親がなるのです。
これは大切です。
そのためには、「しからない」ことです。
不安をやわらげるクッションという自覚を持って、「しからない」ことです。
それに、次のことをプラスします。
子供を「ほめる」ことです。
「しからない」で、子供を「ほめる」ことです。
このことは子供だけではなく、親自身にも大きな変化をあたえます。
誰でもほめられれば、前向きになれます。
それだけではなくほめた人も、前向きになれます。
こうやって悪循環から、抜け出すのです。
さらに好循環を、歩めば良いのです。
今までは、「~はできてあたりまえだ」という対応をしていました。
しかし、子供を「ほめる」ことにチェンジしました。
すると、また両親を困惑させることが起きました。
嬉しそうな顔をするときと、顔をしかめるときがあります。
当然ながら両親は、嬉しそうな顔をするときは安心します。
だが顔をしかめるときは、不安になります。
カウンセリングでは悪循環から、好循環に一直線に進むことはまれです。
多くの場合、関所があります。
顔をしかめることは、カウンセリングの次の関所です。
この関所に関して、両親と考えてみました。
「常に顔をしかめることはありませんね?」
これは当然、カウンセリングを行っていても確認できます。
カウンセラーは、カウンセリング中にそれを確認します。
ただし両親に、日常生活の中で見てもらうことも必要です。
いま両親は「~はできてあたりまえだ」という対応から、「ほめる」ことにチェンジしました。
ここに原因は、あるのかもしれません。
さらに、述べます。
今日も「大きな困難を持つ子供のカウンセリング」を述べます。
カウンセリングにより子供がより美しく生きだすためには、とにかく前に問題解決を進めることです。
問題解決を、構築していくことです。
これがカウンセリングにより、子供がより美しく生きだすためのポイントです。
前に進むことこそが、真の解決です。
子供は成長段階にいます。よって成長こそが、強調されます。
その子の長所を、先ず発見することです。
次にその長所を、育むことです。
ここに子供のカウンセリングの持つ、特殊性があります。
その特殊性とは、子供の成長はカウンセリングの追い風になると言うことです。
当然、子供の人間性をすべて把握することはできません。
長所のみを把握すればよいのです。
長所のみを把握して、子供の成長という追い風に乗せます。
その追い風は、すべてを前に進めます。
上げ潮は、すべてを押し上げます。
これが子供のカウンセリングの持つ、特殊性です。
そのためにカウンセリングには、それほど科学的な客観性は必要ではありません。
子供とのこころの関係性が、大切です。
カウンセラーと子供との相互作用により、現実のカウンセリングは進められます。
そうやってこころの結びつきを、育むのです。
先ずその子なりの「うり」を、発見することが大切です。
その子にしかできない長所、「うり」を発見することです。
次にカウンセラーは、その「うり」を子供とともに大切に育むのです。
そうすればカウンセラーと子供の結びつきは、真のものになっていきます。
カウンセラーと子供の結びつきが真のものになればなるほど、真の子供の姿が浮かび上がります。
子供はいきいきとしてきます。
カウンセラーは子供を、勇気付けることです。
はげまし、応援することです。
そうすれば、子供はさらに協力的になります。
ベストの姿を、現してきます。
ただしけっして、子供のマイナスな性格傾向を無視するものではありません。
多くの場合、プラスを強調してカウンセリングを行う方が効果的なのです。
ただしまれにその子にしかできない長所、「うり」を発見できない子供もいます。
そのときは、工夫も必要です。
多くの場合、長所の見つからない子供は、母親に不安感が強いのです。
その不安を感じて面接室で萎縮して、のびのびできないのです。
この場合は母親と、子供の面接を別々に行うことです。
そうすれば、面接はスムーズに進みます。
それに親とケンカをして、面接に来ることもあります。
このように親子関係が直接、面接に入り込んでくることは避けなければいけません。
そのために、母親と子供の面接を別々に行います。
しかしカウンセリングが深まったら、母親と子供が同席の面接も可能になりますし、かつ必要です。
それに父親と兄弟の同席の面接も可能になりますし、かつ必要です。
すなわち家族全員の面接も可能であり、かつ必要です。
現在、カウンセリングは家族全員の面接を含んだものに変わってきています。
特に子供のカウンセリングでは、家族全員の面接は強調されています。
個人のみのカウンセリングでは、カウンセラーもその人だけしか把握できません。
家族全員を把握することの大切さが最近、強調されてきています。
そこにファミリー・カウンセリングが生まれたのです。
東京大学の中釜先生は、ファミリー・カウンセリングによる心理療法の統合を提起しています。
これからのカウンセリングは、統合されていくでしょう。
おそらくその中でファミリー・カウンセリング、家族療法は重要な位置をしめるでしょう。
大きな困難を持つ子供をモデルに、ファミリー・カウンセリングによる心理療法の統合を述べたいと思います。小学校一年生の女子児童です。
この子は、落ち着きがありません。
小学校入学前から落ち着きがありませんでした。
落ち着きのなさゆえに、困ったことをします。
家庭では、両親のじゃまをします。
小学校入学でも、落ち着きのなさゆえに困ったことをします。
先生のじゃまをします。
そこで先生と話し合い、カウンセリングを受けることになりました。
カウンセラーは前に解決を構築することを軸に、カウンセリングをスタートしました。
ただし前に解決を構築するといっても、手さぐりではできません。
手がかりは必要です。
そこでカウンセラーは、母親から家庭での生活について尋ねました。
なお子供のカウンセリングには母親が参加することは多く、父親はまれです。
この子も、そうでした。
特にカウンセリングの初期は、母親のみの参加は多いのです。
しかしアメリカでは、父親も初期から参加します。
これは日米の、文化差です。
米国では日本よりも、子育てに父親も参加します。
カウンセリングに父親の参加が得られれば、よりスムーズにカウンセリングは進みます。
父親の参加はカウンセリング成功の、大きなポイントです。
母親から家庭での生活について尋ねると、次のことが分かりました。
両親が話し始めると、仲に入ってきます。
話にわり込むのです。
学校でも、先生の話にわり込みます。
話にわり込めば、当然「わり込むな」となります。
このくり返しです。
多くの場合、わり込みは不安の表現です。
不安を、わり込みで表現しています。
わり込みにより、自分の居場所を確保しています。
それぐらい、居場所のない不安のなかにいるのです。
よって大切なことは、両親が子供に肯定的な関心を持つことです。
それが、いま最も大切です。
ところがいまこの子は両親や、先生にしかられていたのです。
最も解決の困難な場所に、両親や先生はいました。
そのためには、わり込んでも、先ず両親が子供をしからないことです。
それにより、わり込みという不安の表現の、クッションになれます。
不安の表現のクッションに、両親がなるのです。
これは大切です。
そのためには、「しからない」ことです。
不安をやわらげるクッションという自覚を持って、「しからない」ことです。
それに、次のことをプラスします。
子供を「ほめる」ことです。
「しからない」で、子供を「ほめる」ことです。
このことは子供だけではなく、親自身にも大きな変化をあたえます。
誰でもほめられれば、前向きになれます。
それだけではなくほめた人も、前向きになれます。
こうやって悪循環から、抜け出すのです。
さらに好循環を、歩めば良いのです。
今までは、「~はできてあたりまえだ」という対応をしていました。
しかし、子供を「ほめる」ことにチェンジしました。
すると、また両親を困惑させることが起きました。
嬉しそうな顔をするときと、顔をしかめるときがあります。
当然ながら両親は、嬉しそうな顔をするときは安心します。
だが顔をしかめるときは、不安になります。
カウンセリングでは悪循環から、好循環に一直線に進むことはまれです。
多くの場合、関所があります。
顔をしかめることは、カウンセリングの次の関所です。
この関所に関して、両親と考えてみました。
「常に顔をしかめることはありませんね?」
これは当然、カウンセリングを行っていても確認できます。
カウンセラーは、カウンセリング中にそれを確認します。
ただし両親に、日常生活の中で見てもらうことも必要です。
いま両親は「~はできてあたりまえだ」という対応から、「ほめる」ことにチェンジしました。
ここに原因は、あるのかもしれません。
さらに、述べます。