不登校・引きこもりの無料相談室

今日も、「新しいカウンセリングの方法」を述べます。

新しいカウンセリングは初回面接に大きな意味を位置づけ、４種類の質問を通してそのポイントを引き出しカウンセリングを前に進めていくのです。その第三の質問は、「奇跡の質問」です。

その質問は、「もし夜、睡眠中に奇跡が起きていま困っていることが朝起きたら解決していたら、あなたは何をしてみたいですか？」というものです。

新しいカウンセリングは「奇跡の質問」により先ず解決像が先に構築されますし、解決像をイメージするだけでも大きな効果はあります。ただし中には、「奇跡なんか起きるわけがない！」とはねつけられることもあります。このような人は、こころの中に人から土足で入り込まれた人に多いのです。

それは『赤ずきんちゃん』の話に、よく表れています。それに対して、『桃太郎』は逆の物語です。
『桃太郎』ではおじいさん、おばあさんは桃太郎にきび団子を持たせます。

『赤ずきんちゃん』は、お母さんの心配に基づいた他者に対するコントロールです。逆に桃太郎はおじいさん、おばあさんをこころの支えにして、自分から生きようとしました。

「奇跡なんか起きるわけがない！」とはねつけられたら、それは赤ずきんちゃんであることが多いのです。よってカウンセラーは桃太郎のおじいさん、おばあさんにならなければいけません。

次回に、さらに述べます。

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