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2010年10月10日

カウンセリングの自己解決像 89

今日も、「カウンセリングの自己解決像」について述べます。

新しいカウンセリングでは、自己解決像を大切にします。
最初からその自己解決像を設定して、進んでいくのです。

不登校や引きこもりの人は、周囲からさんざんダメなところを指摘されています。
それを強調しないためにも、解決像は大切です。

ただしその解決像が、複数あることは多いのです。
これは新しいカウンセリングでは、自己解決像を具体的に設定することによります。

従来の多くのカウンセリングのように、抽象的に「改善を目標」にすれば解決像は複数ありません。
しかしこの新しいカウンセリングと、行動療法は自己解決像を具体的に設定します。

自己解決像を具体的に設定するがゆえに、何から解決するかということも大切なのです。
そしてそれもカウンセリングに、含まれるプロセスです。

この新しいカウンセリングでは自己解決像を本人、あるいは家族に具体的に設定してもらいます。
その人その人の事情により本人、あるいは家族かは決定されます。

本人が自己解決像の設定を強く希望するときは当然、その希望を尊重します。
しかしあやふやな時は、ゆるやかに家族に設定してもらいます。

そうやって家族も、カウンセリングに参加するのです。
カウンセリングで解決像を家族が設定するときには、それなりの言いまわしがあります。
それを、具体的に述べます。

ある引きこもり状態の男性を、モデルに述べます。
本人はカウンセリングを受けることを嫌がり、家族のみが来室しました。

このように引きこもりの人は、カウンセラーであっても会いたがりません。
よって多くの場合、先ず家族とのあいだでカウンセリングをスタートします。

前述のようにカウンセリングの解決像を家族が設定するときには、それなりの言いまわしがあります。
それは具体的に、2種類あります。それを述べます。

この引きこもり状態の男性は、本人がカウンセリングを受けることを嫌がり、家族のみが来室しました。
そこで「最初の一歩」を、みんなで考えようとしたのです。

家族全員で、カウンセリングの自己解決像をスタートさせたのです。
そのためにカウンセラーは、「みなさんが、彼を助けたいという気持ちを尊重します」という言葉からスタートしました。

次回に、さらに述べます。



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Posted by counsellor at 14:47│Comments(0)カウンセリング
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