2012年06月04日
新しいカウンセリングの実際のプロセス 224
お知らせ 東日本大震災の被災者及びご家族、お知り合いに被災者のいらっしゃる方のためにボランティアによる無料の電話によるこころのカウンセリングを行っております。24時間受け付けております。ご利用ください。℡03-5888-7354です。
新しいカウンセリングの実際のプロセス、実践方法を述べます。
不登校、引きこもりの人は、自然な気持ちの流れが妨げられているのです。
よってカウンセリングを通して子供は、親の一面的な見かたから解放されることが大切です。
その結果、生産的な親子関係がスタートします。
その生産的な関係性の確立のための、カウンセリングの目標設定についてモデルにより述べます。
このモデルは、「子育てに自信の持てない母親」です。
「子育てに自信の持てない」という、きわめてカウンセリングの目標設定の困難なケースです。
新しいカウンセリングでは目標設定と、その母親のサポートを同時に行います。
この母親は「育児ノイローゼ」状態です。
子育てに絶望感を持っています。
このようなカウンセリングの目標設定の困難なケースを、モデルにより述べます。
小学校2年生の女の子と、その母親とのカウンセリングです。
この母親も、子供の問題行動からカウンセリングにきました。
問題行動は、カウンセリングに対する導きです。
その問題行動とは、「学校の先生の言うことを聞かない」というものです。
このことには母親も、困っていました。
この母親は、あまりにも子供が言うことを聞かないので自分に自信を失ってしまったのです。
その結果、「自分は母親失格かもしれないという考えに支配された」きわめて困難な状況にいました。
新しいカウンセリングの実際のプロセスは、より具体的な解決を目指します。
それゆえにカウンセラーは、こう質問しました。
「どんなことが起きたら、今日カウンセリングを受けてよかったと思えますか?」
それに対して母親は、「あまりにも子供が言うことを聞かない」と繰り返すのでした。
そして乳幼児のころからの、子供の困ったことを語りました。
まったく質問には、答えていません。正確には気持ちの混乱ゆえに、答えられないのです。
カウンセリングでは気持ちの混乱で質問に答えられないときは、そのまま話を続けます。
多くの場合、「質問に答えてください」とは言いません。これは話の流れを、質問の回答よりも、重視するからです。
そのためにカウンセラーは、話を聴く姿勢が大切です。
母親に対して理解を示しあたたかく、話を聴く姿勢が求められます。
カウンセラーが母親に対して理解を示し、あたたかく話を聴く姿勢を保つだけでも大きな効果はあります。その姿勢だけでも相手(母親)に、大きな変化をもたらします。
人は誰でも、理解を求めているのです。
それをカウンセリングでは、あたたかく話を聴く姿勢により相手に示します。
そのあたたかく話を聴く姿勢により、理解されたときに、その人は前向きな生き方に向かいます。
この母親も、そうでした。
ここまでの会話は、あたたかく話を聴く姿勢を相手に示すためのものです。
ここからカウンセリングの目標設定という、本題に入ります。
そのためにカウンセラーは、次のような質問をしました。
「娘さんが、お母さんの言うことを聞くようになったら、何がどのように変わりますか?」
それに対して、母親はこう答えました。
「考えられません。」
絶望感の強い人ほど、こう答えます。
そこでカウンセラーは、次のように語りました。
「先ほどのお話から、あなたをとても良いお母さんだとおもいました。」
この言葉により、真に相手を尊重するのです。
真に相手を尊重することにより、絶望から相手を引っ張りあげるのです。
さらに、述べます。
新しいカウンセリングの実際のプロセス、実践方法を述べます。
不登校、引きこもりの人は、自然な気持ちの流れが妨げられているのです。
よってカウンセリングを通して子供は、親の一面的な見かたから解放されることが大切です。
その結果、生産的な親子関係がスタートします。
その生産的な関係性の確立のための、カウンセリングの目標設定についてモデルにより述べます。
このモデルは、「子育てに自信の持てない母親」です。
「子育てに自信の持てない」という、きわめてカウンセリングの目標設定の困難なケースです。
新しいカウンセリングでは目標設定と、その母親のサポートを同時に行います。
この母親は「育児ノイローゼ」状態です。
子育てに絶望感を持っています。
このようなカウンセリングの目標設定の困難なケースを、モデルにより述べます。
小学校2年生の女の子と、その母親とのカウンセリングです。
この母親も、子供の問題行動からカウンセリングにきました。
問題行動は、カウンセリングに対する導きです。
その問題行動とは、「学校の先生の言うことを聞かない」というものです。
このことには母親も、困っていました。
この母親は、あまりにも子供が言うことを聞かないので自分に自信を失ってしまったのです。
その結果、「自分は母親失格かもしれないという考えに支配された」きわめて困難な状況にいました。
新しいカウンセリングの実際のプロセスは、より具体的な解決を目指します。
それゆえにカウンセラーは、こう質問しました。
「どんなことが起きたら、今日カウンセリングを受けてよかったと思えますか?」
それに対して母親は、「あまりにも子供が言うことを聞かない」と繰り返すのでした。
そして乳幼児のころからの、子供の困ったことを語りました。
まったく質問には、答えていません。正確には気持ちの混乱ゆえに、答えられないのです。
カウンセリングでは気持ちの混乱で質問に答えられないときは、そのまま話を続けます。
多くの場合、「質問に答えてください」とは言いません。これは話の流れを、質問の回答よりも、重視するからです。
そのためにカウンセラーは、話を聴く姿勢が大切です。
母親に対して理解を示しあたたかく、話を聴く姿勢が求められます。
カウンセラーが母親に対して理解を示し、あたたかく話を聴く姿勢を保つだけでも大きな効果はあります。その姿勢だけでも相手(母親)に、大きな変化をもたらします。
人は誰でも、理解を求めているのです。
それをカウンセリングでは、あたたかく話を聴く姿勢により相手に示します。
そのあたたかく話を聴く姿勢により、理解されたときに、その人は前向きな生き方に向かいます。
この母親も、そうでした。
ここまでの会話は、あたたかく話を聴く姿勢を相手に示すためのものです。
ここからカウンセリングの目標設定という、本題に入ります。
そのためにカウンセラーは、次のような質問をしました。
「娘さんが、お母さんの言うことを聞くようになったら、何がどのように変わりますか?」
それに対して、母親はこう答えました。
「考えられません。」
絶望感の強い人ほど、こう答えます。
そこでカウンセラーは、次のように語りました。
「先ほどのお話から、あなたをとても良いお母さんだとおもいました。」
この言葉により、真に相手を尊重するのです。
真に相手を尊重することにより、絶望から相手を引っ張りあげるのです。
さらに、述べます。
新しいカウンセリング こころの傷を持った子供 1045
新しいカウンセリング こころの傷を持った子供 1044
新しいカウンセリング こころの傷を持った子供 1043
新しいカウンセリング こころの傷を持った子供 1042
新しいカウンセリング こころの傷を持った子供 1041
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│カウンセリング
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