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2013年10月01日

新しいカウンセリングの実際のプロセス、実践方法 396

お知らせ 東日本大震災の被災者及びご家族、お知り合いに被災者のいらっしゃる方のためにボランティアによる無料の電話によるこころのカウンセリングを行っております。24時間受け付けております。ご利用ください。℡03-5888-7354です。

新しいカウンセリングの実際のプロセス、実践方法を述べます。

不登校、引きこもりの人は、自然な気持ちの流れが妨げられているのです。
よってカウンセリングを通して子供は、親の一面的な見かたから解放されることが大切です。
その結果、生産的な親子関係がスタートします。

それを女子高校生の、登校拒否をモデルに述べます。
この人は、まじめで評判の良い高校生でした。
その人のつまずきです。

高校3年生です。
この人は夏休みが終わってから、不登校です。

以前もテストの前は、欠席がちでした。
しかしテストには、出席しました。

夏休みが終わってからは、まったくの不登校です。
そこでカウンセリングを行いました。

本人は、来室を嫌いました。
よって最初は両親だけの、カウンセリングでした。

本人が来室を嫌ったときは、来室を強要しません。
あくまでも、本人に判断はゆだねます。

ここにカウンセリングの、特徴はあります。
本人の主体性を、尊重します。

先ず両親とのカウンセリングを通して、本人に働きかけます。
その働きかけにより、本人も変化していくのです。

本人のこころの変化は、直接のカウンセリングによらなくても起きます。
極端な話、本人に一度も会わないカウンセリングもあります。

その両親とのカウンセリングにより、本人に変化がおきました。
その変化が、カウンセリングに導きます。

この女子高校生も、両親とのカウンセリングを3回終了した後に来室しました。
3人でのカウンセリングは、スタートしました。

カウンセラーは、本人に安心感を与えなくてはいけません。
これがカウンセリングの、土台です。

それも踏まえて、父親との会話からスタートしました。
父親と話すことにより、本人に安心感を与えられるのです。

「お父さんは娘さんから、どんなお父さんだと思われていると思いますか?」
先ず娘から見た父親に対するイメージを、尋ねました。

この質問により、父親が自分自身を客観視する方向に向かわせます。
自分との距離を、娘の方向から取るのです。

これに対して、父親はこう答えました。
「あまり良いイメージではないでしょうね・・・」

この言葉により、本人はある意味では安心しました。
カウンセリングを受ける本人は、自分を責めがちだからです。

あとはこの父親の発言を、拡大させます。
発言に含まれた、大きな意味をさがします。

そのために、より具体的な方向に質問を進めます。
「なぜ、良いイメージではないのでしょうね?」

さらに、述べます。


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Posted by counsellor at 05:45│Comments(0)カウンセリング
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