新しいカウンセリングの方法 66
今日も、「新しいカウンセリングの方法」について述べます。
新しいカウンセリングは初回面接に大きな意味を位置づけ、4種類の質問を通してそのポイントを引き出しカウンセリングを前に進めていくのです。
その第二の質問は、ものさしによる質問です。
ものさしによる質問には、ミニカーによる劇を用いるものもあります。
不登校・引きこもりの人は、自動車に乗っています。
カウンセラーの「目の前の、信号は何色ですか?」という質問に対して、「目の前の、信号は赤です!」と、答えるかもしれません。
カウンセラーが「その信号はいつ変わりますか?」と質問すると、「いつか!」と元気よく答える小学生もいます。劇とカウンセリングを深めるために、カウンセラーが「いつかは9月5日(いつか)?」と聞き返すこともあります。
それに対して元気よく「ノー」と言えれば、それだけでカウンセリングは成功です。
カウンセリングは、意表をつくことにより成功することも多いのです。
次回に、さらに述べます。
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